• 2017/10/26
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  • 勉強方法

海外大学、苦手なエッセイ、点数をとるための書き方・ポイント

海外の大学でメインの課題となるのがやはりエッセイ。初めての海外大学で、ましてや英語で書くエッセイとなると、どういう形式で書いたらいいのか分からない、それどころか何から始めたらいいのかさえ分からない!という方が多いのではないでしょうか?

私もエッセイを書くのは大変苦手で、オーストラリアの大学に通っていた際は本当にストレスでした。しかしそんな私でも、授業中に講師たちが教えてくれたエッセイを書く際のポイントさえしっかりと意識して書けば、ちゃんと点数が貰えました。

これからお伝えするポイントは大学の講師たちが生徒達に口をすっぱくして何度も繰り返し言うことですので、次エッセイを書く際には是非思い出して実践してみてください。

1. エッセイのスタイル(形式)

1. エッセイのスタイル(形式)

そもそも、エッセイとはどんな形式で書くものなのでしょうか。大学では主にエッセイかレポートが一般です。レポートの場合は目次を作成し、その目次に従って、タイトル、内容、タイトル、内容というイメージです。ちなみにレポートの場合は目次の他に表紙、ページ番号、考察なども必要になります。

その一方で、エッセイは丸々ひとつの文章になっていなくてはなりません。その一つの文章をパラグラフ(段落)ごとに分けて読みやすくしていく、という感じです。その過程で、エッセイは書く内容が全部繋がっていなければなりません。もちろんエッセイ・レポート共に書く内容が繋がっていなくてはなりませんが、例えばエッセイの場合、一段落目でああだ、こうだと書いて、二段落目で急にまったく関係のない違う内容を書くのはNGです。正しい書き方としては、一段落目の内容に関連させながら二段落目、三段落目でエッセイの内容を発展させていきます。

また、エッセイを書く際に I 「私」を使うことは、講師が指定しない限りNGです!

代わりとして、”According to…” (…によると)、”〇〇(筆者の名前)mentions that…” などといったフレーズを使い分けるのが一般的です。

2. 質問の意味を理解する

2. 質問の意味を理解する

エッセイを書く上で、意外とこれが一番重要なポイントなんです。

というのも、大学の講師たちがエッセイの採点をする際にまず注目するのが、与えられた質問にちゃんと答えているかという点なのです。そういった意味で、エッセイの質問を正しく理解するのは、特に留学生にとって大変重要となります。なぜなら英語が母国語でないと、もちろん質問の意味がよくわからないことがあります。

ここで、「まぁこういう事をきいているんだろう」と自分で勝手に解釈してエッセイを書き提出しても、自分では良く書けたと思うにも関わらず点数があまり貰えなかった、なんていうケースが留学生だけに限らず地元の学生さん達にもよくあります。そういう場合は質問にちゃんと答えていなかったから、という原因のことがほとんどです。

このようなミスを防ぐには、担当の講師に「このエッセイの質問は自分にこういうことを聞いているので合っているのでしょうか?」と質問するのが一番でしょう。

3. 資料集め

3. 資料集め

エッセイを書くのに、どこから始めていいのか全く分からないという時のステップとしては、まずエッセイの質問の意味を理解することが1番。質問の内容を正しく理解すると、自分はこういう事が書きたいというアイデアが湧いてきます。一方で、質問の意味は理解したけど何を書いたらいいのか全く分からない、という方々もいるでしょう。

どちらにしろ、次にやることは同じです。それは資料集め。資料が無ければ、エッセイを書ける知識もアイデアもありません。図書館や、大学のオンライン図書館を利用してとにかく読みましょう。 

その際、ここを自分のエッセイで参考にしたい、という内容が見つかればページ番号をメモしておくと良いです。というのも、参考文献を記載する際、利用する形式はいくつかあり、APA Referencingスタイル やHarvard Referencingスタイルなどといった種類がいくつかあります。その中で参考にした資料のページ番号も記載しなくてはならない時もあり、ページ番号をメモし忘れたせいで、わざわざ読んだ資料を読み返して、どこから見つけたか探さなくてはならなかったという、個人の経験が何回もあります。

4. Introduction-Body-Conclusion で

4. Introduction-Body-Conclusion で

エッセイを書く際は段落(パラグラフ)ごとに分けて書きます。Introduction, Body, Conclusionで覚えましょう! 一番最初のパラグラフは必ずIntroductionです。

Introductionではこれから何について語るのか順を追って簡潔に伝えたり、またエッセイの結論を最初のIntroductionに持ってきたりする手がありますが、そこは個人によります。


ただ、前もって注意しておきたい事は、エッセイを書く際に「絶対」的な文章で書くのはNGです。(留学生によくあるライティングスタイルだそうです。)

例えば “This is a problem” はNG。
代わりに “This could be a problem” と言い換えます。

なぜなら物事には色んな側面があり、一概に “This is a problem”(これは問題である。)と言い切れる証拠は無いからです。(自分は本当にそう主張したい、という時は例外なのかもしれません。)そういった意味で “This could be a problem”(これは問題なのかもしれない。)というように「可能性」の意味合いでエッセイを書くようにします。


エッセイを書く上でNGである「絶対」的な英語は、is, can, will など。
代わりに使える「可能性」的な英語として、would, could, might, may, it seems that….などなど。


さて、Introductionの次はBody、本題に入ります。本題ということで、もちろんエッセイの中で一番文字数が多いです。そのためBody sentences はいくつかのパラグラフに分けます。

そしてもちろん最後は、Conclusion。1パラグラフの中に今まで述べてきたことを簡潔にまとめます。もちろんその際に、ちゃんとエッセイの質問に答えているかを確認しましょう。

また、これは私の講師が教えてくれたことなのですが、パラグラフを書く順番にもコツがあるのです。それは、Body, Conclusion, Introduction の順番。一番最初に来るIntroductionを一番最後に書く、ということです。なぜならIntroductionはエッセイのいわゆる要約、紹介文ですので、本文を書いてもいないのに紹介文を書くのは大変難しいからです。この方法は大変時間の短縮になります。

5. Topic sentence トピックセンテンス を大切に

5. Topic sentence トピックセンテンス を大切に

Topic sentenceとは、パラグラフ(段落)の一番最初の文のことを言います。講師たちによりますと、topic sentence はとても重要だそうです。というのも、エッセイを読んでいる側として一番知りたいのは「要点は何か」、です。なので、毎回パラグラフの一番最初の文は、その段落の要点を自分の言葉で伝えなくてはなりません。

さて、Topic sentence の次にくるものは何でしょう? Evidence (証拠)です。
Topic sentenceは自分が主張したいことの要点であり、説得力を持たせるにはアカデミックな証拠が必要になります。そこで、集めた資料の筆者の主張や、リサーチの結果などを証拠として言及していきます。

もちろんですが、その際コピペは厳禁です!向こうの大学はPlagiarism(盗作)に大変厳しく、自分の言葉でないと判断されると点数がゼロになります。コピペをしないで1、2語だけ自分の言葉に変えて言及しても、オリジナルの文章と似ているため、Plagiarism(盗作)と判断されてしまいます。エッセイを提出する際はそういった盗作かそうでないかを%単位で判断するオンラインサービスを経由して提出するのでコピペをするとすぐにバレます。

6. Referencing の仕方

もうすでに述べてしまいましたが、参考文献を記載するための形式はいくつかあり、APA やHarvard などといったスタイルがあります。どの形式をとるかは、担当の講師が指定したり、自分で好きなスタイルをとって良いなどと様々です。

自分のエッセイで使う形式を決めたら、例えば、「APA reference」というようにググってみてください。そうするとオンラインで参照の仕方を教えてくれるPDFファイルなどを手に入れることができるので、あとはそれに従うだけです。

7. ダブルチェック

7. ダブルチェック

エッセイを書き終えたら、もちろん必ず読み返してダブルチェックしましょう。もう一度読み返すと、文字のスペルミスや修正すべき点などを発見できるのでより高い得点を目指すことができます。

また、指定された通りの形式をとっているかも再チェックです。例えば、指定された通りの文字のサイズや、文章の間のスペースサイズ、書体のスタイルなどを使っているか。そういった小さな所もちゃんとエッセイの採点に含まれています。

更に、英語が母国語のお友達に頼んでグラマーチェックをしてもらうとより高い点数を狙えます。担当の講師は留学生ということをさすがに考慮に入れてくれてはいますが、それでも言いたいことがまったく伝わらなければ点数はあまり貰えません。せっかく頑張って書いたエッセイです。パスはもちろん、良い点数を貰えるよう地元のお友達にコーヒーをおごるなどしてグラマーチェックをしてもらいましょう。

8. もし納得のいかない点数をもらったら

8. もし納得のいかない点数をもらったら

よくあることです。

私も一度、時間をかけて頑張ってエッセイを書いたにも関わらず60%くらいしか点数を貰えなかったことがあり、納得がいかず担当の講師にもう一度読んでくれるようお願いしました。すると点数が60%から80%程まで上がりました。

もう一度エッセイを読んでもらうことは恥ずかしいことではありません。本当によくあることです。私の担当のおばちゃん講師も一度、「私、ずっとエッセイの採点をしてるとイライラして必要以上に厳しくなってるかもだから、もし自分の点数に納得がいかなかったら私に再チェックするよう言ってね、てへ。」なんて言っていたぐらいですから。

もちろん、ちゃんと言えば毎回点数を上げてくれる訳ではありません。点数が変わらず、そのままの時も、もちろんあります。そういう時は自分の点数をちゃんと認め、次書くエッセイのためにどこをどう改善したらいいのか教えてもらいましょう。

おわりに

いかがでしたか?

私がオーストラリアの大学に通い始めた際、私の周りには先輩になるような日本人も、地元の頼れる知り合いも全くいない状態だったので、エッセイの書き方も提出の仕方さえも何もわからない状態でひどく不安を覚えていたものでした。そこで授業中に講師の方々が教えてくれるエッセイのポイントや書き方などを頭に叩きこんだのが、これまでの内容です。

参考になれば幸いです!

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このコラムの著者

KT525

シドニーのマッコーリー大学を卒業。
趣味は海外旅行、映画鑑賞、スノーケリングなど。 この著者の投稿一覧 >>