LSI Auckland

授業の内容

入学初日午前中にレベル分けテストがあります。パソコンでのマークシート方式によるグラマーとリスニングのテストに加え、ディレクターとの簡単なインタビューでスピーキングレベルを見ます。英語初心者にとっては、かなりガッツリした内容と感じると思います。その後すぐに自分が参加するレベルが知らされるのですが、私個人の印象では日本人はある程度文法が出来るため、自己評価より高いレベルになることが多い気がします。私の場合もやはり、自分が思っていたより上のレベルへの参加が決まったため授業について行けるかどうか不安でしたが1～２週間後には英語での授業にも慣れ、クラスで学ぶ文法もある程度理解しているレベルのものだったので、レベル分けテストは的確だったのかな、と思います。午前中のクラスでは主に文法、午後のクラスでは会話やゲームを中心とした内容でした。文法の授業は教科書のユニットに沿って進められます。授業前半に新しい文法の説明、後半に習った文法を使って話すゲームやディスカッションがありました。先生が毎日いろんなアクテビティを考えてくれているので、時間はあっという間に過ぎます。午後の授業ではトピックに関してグループで話し合ったり、クラス内で発表することも多くあり、英語力に加えて自分の意見を持ってそれをみんなの前で発言するという私にとって苦手な部分を克服する経験になりました。先生にKiwiが多いことから、Kiwiスラングを教えてくれたり、NZの音楽を聴いたりということもあります。映画を観たり、ごくたまにですがクラスの一貫として皆で博物館、アートギャラリー、動物園に行く時は生徒は子供の遠足の様にウキウキでした！

国籍バランス

私の印象としては、国籍バランスはかなり良いと思います。日本人は少なめで、ほぼ全てのクラスにいるとは言うものの同じクラスに３人以上いることはごくまれです。ヨーロッパからの留学生も全体的には少ないですが、スイス、トルコ、ドイツからは常に何名か在籍しています。アジアでは韓国人が比較的多く、タイや台湾の生徒も多いですが中国人はほとんどいませんでした。南アメリカ（コロンビア、ブラジルなど）の生徒が多く、彼らの自己主張力はすごいです！文法が間違っていても気にせず、とにかく授業でもたくさん発言し、自分の考えや自分たちの国の事について話します。恥ずかしいからと黙っていては発言のチャンスはゼロです（特に日本人は）彼らと一緒にクラスを受けることによって積極的に授業に参加する姿勢を学ぶ事ができ、私にとっては良い経験になりました。