• 2018/01/16
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ドイツのワーキングホリデービザの申請方法と注意点!

憧れのドイツ生活!それを実現させる滞在方法の1つが「ワーキングホリデー」です。1年という期限付きではありますが、勉強しても良し、仕事しても良し、ただただ旅行しても良しという、自分の思いのままの生活を可能にするこのビザは30歳以下の特権でしょう。

今回は、そんなワーキングホリデービザをスムーズに取得するための申請方法と注意点をご紹介します。

ちなみにこちらのビザ、日本国内での申請もできますが、実はドイツ国内でも申請することができます。ですが今回は、多くの人が選ぶであろう日本国内での申請に焦点を置きたいと思います。

<留学Thank youより:注意>
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。
また、この情報を元に申請を行っていただいたものに対して、審査結果に関して弊社では一切責任を負いかねますこと、予めご了承下さい。
なお、弊社を通してご留学のお客様に関しましては、ビザに関するアドバイスもさせて頂いておりますが、ビザに関してのみのご質問・お問い合わせは承っていませんので、ご理解いただけますと幸いです。

ワーホリビザ申請に必要な書類について

ワーホリビザ申請に必要な書類について

あらかじめ準備が必要な提出書類。申請間近になって焦らないように早め早めの用意が大切です!以下6点、注意事項も含め必要書類の細かい内容をご紹介します。


(1)記入済みワーキングホリデービザ申請書

この申請書作成はすべてオンラインで行われます。大使館の公式ホームページにて作成でき、オンライン上でセーブもできるようになっているので、途中までしか入力できていないという方は後から引き続き記入することができます。申請ページの言語は残念ながら日本語のオプションがなく、英語やドイツ語等を設定しなければなりません。語学が不安な方は日本語にて細かく説明しているサイト等をしっかりと確認しながら記入しましょう。すべて記入が済んだ後は自分でそのページをプリントアウトし、申請当日に提出することになります。 大阪の総領事館で申請する場合には、この申請書の他に長期ビザ申請書も必要です。こちらも同じくホームページで記入することができるので忘れず確認してください。


(2)パスポート用写真1枚

もちろんビザ申請は公式なものですので、しっかりと基準に則ったもの(正面撮影、35x45mmサイズ)を準備しましょう。


(3)日本国パスポート

やはり注意したいのがパスポートの有効期間です。公式ページには、ビザの有効期限が切れた後、なお3ヵ月以上有効期限の残っているパスポートが必要と書かれていますので、必ず有効期間を確認してください。もしパスポートがこの基準を満たしていなかったら早めに新規発給・更新手続きを済ませましょう。パスポート申請は申請から取得までに、通常1週間程度(土・日・休日を除く)かかることも忘れずに。


(4)航空券予約の証明書

公式ホームページには往復航空券予約の証明が必要と書かれていますが、片道航空券予約の証明でも受け付けてくれます。しかしこの場合、後で述べる生活費支払い能力の証明書に影響が出てくるので、((6)生活費支払い能力の証明書)をしっかりとチェックしてください。


(5)旅行者用医療保険と旅行賠償責任保険

ドイツでの全滞在期間をカバーする旅行者用医療保険(歯科の治療にも適用、女性の場合は妊娠時にも適用されるもの)と旅行賠償責任保険の2種類の保険に加入していることが絶対です。また証明書だけでなく、保険料をしっかりと払いましたよという領収書の提示も求められるので忘れずにチェックしてください。


(6)生活費支払い能力の証明書

(4)航空券予約の証明書で述べた通り、生活費支払い能力の証明は予約した航空券が往復か片道かで違いが出てきます。往復航空券を予約している場合、必要な証明額はおよそ2,000ユーロ(2018年1月現在、およそ27万3,000円程度)であり、片道航空券の場合は4,000ユーロ(およそ54万5,000円程度)となります。 証明書は預金通帳および通帳のコピー、または金融機関発行の残高証明書を提出する必要があります。

ここで1つ注意が必要なのは、申請日当日またはその前日に発行されたコピー、または証明書でなければならないことです。なぜなら日にちがあいてしまうと、その金額に信憑性が足りないと判断されてしまうことがあるためです。申請日当日または前日にコンビニで通帳の最新の残高ページをコピーすることが一番簡単な方法なのでおすすめです。



これで書類の準備は完璧!次に申請から受理までのステップを紹介します!

ビザの申請から受理までの手順

ビザの申請から受理までの手順

ステップ1 ドイツ大使館/総領事館でのビザ申請予約

ビザを申請するにあたり、あらかじめ公式サイトでオンライン予約をする必要があります。この予約がないと申請は受け付けてもらえません。またこの予約をとれるのが2ヵ月先しかないということもあるので、前もってしっかりと予約しておきましょう。ちなみに申請日の予約は出発日の3か月以上前に行うことはできません。そしてさらに重要なことは、予約日の指定は遅くとも出発日の2週間前にしておくことです。出発当日になってもまだビザが下りた連絡が来ていない!ということは絶対に避けたいところです。


ステップ2 その他書類集め

オンラインでの申請書作成が終わった後、もしまだその他の書類を準備し終えていない場合は上記で述べた書類を漏れのないように用意しておきましょう。


ステップ3 大使館/領事館での本申請

予定している日時に遅れないように到着し、名前が呼ばれるのを待ちます。申請にかかる時間自体は10分程度とみておいて問題ないでしょう。書類のチェックの後あらたに書類(引換券のようなもの)が渡されますので、それを持って後日ビザを受け取りに大使館/領事館に戻ってくることになります。 ここで注意してほしいことが、この申請時にパスポートも一緒に預けるということです。つまり、2週間弱は手元にパスポートがない状態になります。もしこの時点でその他さまざまな手続き(例えば荷物を郵送する方は郵送時パスポートの提示が必要となります)が残っている方はあらかじめパスポートのコピーを取っておくなど、対策をしておくと良いでしょう。


ステップ4 ビザ許可の連絡を待つ

上記で述べた通り、大使館のホームページではビザが下りるまで2週間程度日にちを要すると書かれています。それ以上たっても連絡が来ない場合には大使館に連絡してみるとよいでしょう。


ステップ5 ビザの受け取り

無事にビザが下りたと連絡が来たら、大使館の開館日時に合わせビザをもらいに行きます。この時に、申請時に渡された書類とシール式のビザが貼られたパスポートを交換してすべて終了となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上、ドイツでのワーホリビザ申請時に必要な書類と手続きに関してご紹介しました。ここで、これら申請書類の他に、渡独後のことを考えて一緒に用意しておくと便利なものもご紹介しておきます。

・マイナンバーカード
・最終学歴証明書(英訳またはドイツ語訳)
・銀行残高の証明書(英訳またはドイツ語訳)
・会社推薦状(英訳またはドイツ語訳)

これらの書類は意外と使えるので、念のために用意しておくことをおすすめします。またドイツで自分がやりたいこと、希望する進路を見据えてこれ以外にも必要になりそうな書類を準備しておくと良いです。

ドイツ生活を楽しむためには用意周到であることが第一。スムーズなスタートで夢のドイツ生活を。Viel Glück!

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このコラムの著者

kkykm

カナダ、オーストラリアと海外生活を体験し、現在はドイツ・ベルリンにて就労中。みなさまのためになるような情報を提供させていただきます! この著者の投稿一覧 >>

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