• 2019/03/04
  • 14283view
  • thanks!(3)
  • アイルランド
  • 留学準備

アイルランドのワーホリを徹底解説!留学でできることとメリット

近年、英語圏の留学先として注目を集め始めているアイルランドは留学だけでなく、勉強
や仕事、旅行など様々なことに挑戦できるワーキングホリデー協定国にあたります。アイ
ルランドはヨーロッパに位置し、イギリスに比べまだまだ知名度が低く日本人が少ないだ
けでなく、自然が豊かであるなど魅力が沢山つまっています。こちらの記事では、そんな
アイルランドでのワーホリについてご紹介いたします。

アイルランドのワーホリでできること

アイルランドのワーホリでできること

アイルランドのワーホリのビザは学校に通える期間の制限がなく、ビザの有効期限である1年間、語学学校・専門学校に通う事が可能です。例えば、オーストラリアの場合はワーホリビザで学校に通える期間は17週間しかありません。そちらと比較すると、アイルランドのワーホリビザは自由度が高いことが分かります。

アイルランドには首都のダブリンを中心には数多くの語学学校があり、学校にはそれぞれ特徴がみられます。ワーホリをする人の中には、1年間の間にダブリン市内で語学学校に2校通う人もいます。私は1つの学校に5か月間通いましたが、私の知人は初めの5か月間規模の大きい学校に通い、その後ボランティアをしながらこじんまりとしたアットホームな学校に通っていました。知人は、どちらも経験できてよかったと言っていました。

例)
6か月A校→6か月B校の午前コースに通いながら午後は働く
6か月C校→3か月D校→3か月旅行

仕事の面でも、同じ場所で働く際の期間の制限はありません。仕事探しが難しいと言われるアイルランドで、一度始めた仕事を長く続けることができるのは、経験としてもスキルアップとしても貴重な時間になります。
また1年間の間にアイルランドへの入出は何度も可能なので、アイルランドを周ったりヨーロッパ中を旅行したりできることも魅力的なポイントです。語学学校で知り合った友達の国に会いに行くことも楽しみの一つになります。

アイルランドのワーホリビザの概要

アイルランドのワーホリビザの概要

有効期間
最長1年間

申請条件
・18歳~30歳まで
・パスポート(滞在期間+6ヵ月)
・健康で犯罪歴がない
・医療保険に加入する
・航空券の所持:往復航空券、または帰りの航空券を購入できるだけの資金
・資金の所持:十分な額の滞在費(原則として50万円以上)

申請に必要な書類の概要
・申請書
・申請許可のEメール(プリント)
・写真
・パスポート(原本・コピー)
・航空券(原本・コピー)
・英文履歴書
・卒業証明書または在籍証明書(英文)
・英文残高証明書
・医療保険証券または付保証明(英文)
・返信用レターパック510

定員400名

アイルランドのワーホリでできる仕事

アイルランドのワーホリでできる仕事

基本的には日本食レストランでのキッチンやウェイターやレストラン、カフェ、パブでのサービス業になります。中級レベルになるとホテル業(ウェイター、ハウスキーパー、レセプション)での仕事につくこともできます。またハウスキーパー、日本食レストランだけでなくキッチンハンドや皿洗いの仕事なども英語力をあまり問われない場合もあります。英語力に自信のあるかたや挑戦したいという方にはコールセンター、ショップ定員の仕事が求人にあがっているので受けてみるといいと思います。

ベビーシッターの求人も多くみられますが、資格の有無を問われる場合があるので注意が必要です。しかし、資格があると大変有利になります。他にはお小遣い程度にはなりますが、愛犬家の多いアイルランドならではの忙しい人のための犬の散歩の代理、有給インターンやボランティアも豊富ですので、求人サイトを幅広くこまめにチェックしてみてください。

ここまでアイルランドでの仕事の種類をあげてきましたが、アイルランドの仕事探しの現状はとても厳しいです。日本食レストランでの就職は比較的簡単ですが、ローカル企業になると採用率は低くなります。もちろん英語力は高ければ良いに越したことはありませんが、いかに自分がここで働くことが会社にとって有利になるか、自分がなぜ働きたいのか、しっかりと自分の熱い思いを伝えることが大切です。そんな自分の思いを英語で伝えるためにも、アイルランドに来てすぐに仕事探しからはじめるのではなく、語学学校にて英語力を上げ、スタッフのサポートを得ながら就職活動をするのが私のおすすめです。

仕事探しの方法は、サイトでCVをできるだけ送ったり、直接お店に出向きCVを配ったり、友達や知人からの紹介が多いと思います。そのためにもできるだけ自分が仕事を探しているという事を周りにアピールしておきましょう。

ワーホリにかかる費用

ワーホリにかかる費用

<前提>
首都ダブリンでの生活
語学学校3か月+仕事9か月=1年間
1ユーロ=128円(2019年3月)
学費3300ユーロ(約43万円)

3か月間語学学校に通った場合
入学費60ユーロ(約7800円)
ホームステイ代3か月2200ユーロ(約28万円)
シェアハウス代9か月3600ユーロ(約84万円)
別で光熱費や消耗品にお金が必要な場合あり
食費2900ユーロ(約37万円)
交際費480ユーロ(約6万円)
航空代12万円(6月に渡航のフライト)
保険代15万円
合計233万円

9か月間就労をした場合
アイルランドの最低賃金9.1ユーロ(時給)
9.1×8時間×5日=364ユーロ
364×4週間=1456ユーロ
1456×9か月=13,104ユーロ(約171万円)
233-171=62万

アイルランド留学全体費用は62万円

旅行費や語学学校の費用は状況によってそれぞれ異なります。上記では62万となりましたが、学校や旅行の費用が少しかさんだり、仕事が見つかるまでに時間がかかったりした場合を見越し、1年間のワーホリ費用は大体100万円ほどでみておく必要があります。そのため事前の準備がとても大切です。ところで、語学学校はエージェントを通すと安くなる場合もあり、旅行も繁忙期を避けるなど工夫しだいで費用を安く抑えることは可能です。
留学費用についてのコラムも書いているのでぜひ読んでみてください。
<アイルランドの留学費用に関してはこちらもチェック!>

アイルランドでワーホリをするメリット

アイルランドでワーホリをするメリット

①制限がない
なんといっても魅力的なポイントは、他の国に比べ学校に通える期間制限がなく最大1年間語学学校に通うことができることです。そして仕事の面でも、同じ場所で働く期間の制限がないため、長期で働くことが可能です。そのため期間が短く雇ってもらえないというような問題は起きにくいと言えます。また学校に通いながらパートタイムで働き、学んだ英語をすぐに実践的に使用することができるので、英語力がしっかりと向上します。勉強・仕事どちらも制限がないという事は、それらの期間を自由に組み合わせることができるので、様々なことに挑戦でき納得のいく留学につながります。
学校選びに関しては、おすすめの語学学校のご紹介をしている記事がありますので、そちらも参考にしてください!
<アイルランド・ダブリンのおすすめの語学学校を見てみる>

②日本人が少ない環境
知名度が低いアイルランドはまだまだ日本人が少なく、語学学校のクラスには多くても2~3人、職場でアジア人は自分しかいないというようなこともあり得ます。そのため、海外にいるのに日本人だけで固まってしまうという心配はありません。英語学習には最適な環境であることから英語力の向上はもちろんですが、そこからさまざまな文化を学ぶ事ができます。またアイルランドには世界各国の人が住んでいるため、国籍がば様々な人たちと学び、働くことになります。友達や職場の人にも愛情表現がオープンな人たち(特にヨーロピアン)と過ごすことはとても刺激的で、勉強や仕事に対する考え方の違う人たちと過ご す時間は私にとってかけがえのない時間になりました。

③フレンドリーなアイルランド人との交流
現地の人(アイリッシュ)と共に過ごすことで、語学学校やホームステイの家族と関わるだけでは経験することがなかった、英語のアクセントの違いや生活習慣や考え方の違いなど多くの発見ができます。また、アイルランドならではのパブではフレンドリーなアイリッシュが「どこから来たの?」などよく話しかけてくれます。ジョークが大好きなアイリッシュとの会話はいつでも笑いが絶えません。

④旅行のしやすさ
アイルランドでは格安航空会社のライアンエアーが非常に発達しているため、休暇中安く何度でもヨーロッパ中を旅行することができます。(例:フランス、パリまで片道約5千円で購入可能)語学学校に通っている方も週末の2日間だけでもイギリスや近隣のヨーロッパ旅行して楽しんでいます。

⑤イギリスとの比較
イギリスのワーホリは大変人気なため、倍率が高く抽選がはずれてビザを獲得できないことも多いです。しかし、アイルランドは定員400人と決められていながらも、知名度が低く定員があふれることはありません。そのため、留学したいタイミングでビザを獲得できます。(ビザを申請する時期は決まっています)また、物価についても首都ロンドンと比較しダブリンはそれほど高くなく、ワーホリでは働くこともできるので節約して留学をすることが可能です。アメリカやイギリスなど、他国では節約できないであろう金額の留学費用を、学校の費用や旅行代にあてることができます。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?アイルランドでのワーキングホリデーはいろいろな事にチャレンジし、体験をする事ができる最高の機会です。自分次第でどんなことにも挑戦できます。初めての留学やワーホリの方には、初めから英語環境に飛び込むということができます。また、他国でのワーホリ経験者の方にも日本人が少ない環境でのレベルアップが期待できるのでどんな方にもおすすめです。
初めてで不安な方は留学セミナーに参加したり、留学エージェントに直接お話を聞きに行ったりすると良いと思います。

またアイルランド生活での詳しい費用の詳細や節約方法、また語学学校についての記事もぜひ読んでご検討ください。

<アイルランド留学に関するお問い合わせはこちら>

<アイルランドの留学費用を徹底解説!>
<アイルランド・ダブリンのおすすめ語学学校5選>


【おすすめサイト】
アイルランド留学の口コミは留学thank you!

マイリスト
に追加

記事に関するキーワード

語学学校(38) ワーキングホリデー(21) アイルランド留学(3)

このコラムが参考になったらクリック

3人の人が参考になったと言っています。

thankyou

このコラムの著者

Hityan

短期留学、海外ボランティアの経験を得たのち、ワーキングホリデーでアイルランドに訪れる。その際にヨガに出会い、帰国後本場インドに渡りヨガを学び、毎日の実践に取り組んでいる。現在はNZでインターン中。私の経験が誰かのお役に立てれば嬉しいです。 この著者の投稿一覧 >>

国で探す

キーワードで探す