- 2018/09/29
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台湾の大学院生活ってハードなの?!
今日本人の最も人気な観光先の一つである台湾!
お手頃かつ時間もかからず行けるため
多くの日本人を台湾で見かけます。
そんな観光先としても人気ですが、今留学先としても人気があります。
日本の大学よりも安い学費生活費で滞在できるため欧米圏と比較すると負担は少ないです。
私もそんな留学生の一人なのですが大学ではなく大学院に通っています。
大学の情報と比較するとまだまだ院の情報は少ないかなと私自身も感じるので、少しでもご参考になればと思います!
1 台湾の大学院を選択した理由
そもそもなぜ台湾の大学院を選択したのかという点ですが、
もともと日本の大学在籍時に留学しまして、台湾の環境に惚れたのです!
日本の大学院も少し考えましたが、どうせなら台湾の地で勉強したい!
という単純な理由で台湾を選択しました。
日本では大学院に進学する人は、少数派ですが台湾ではそんなことはなく毎年多くの学生が大学院を受験しています。
そのためやはり学生のレベルは高いように感じます。
また台湾は日本のような新卒という肩書きが重要視されていません。
そのため卒業をしてゆっくり仕事を探す人も少なくないのです。
逆に大学院に受かったものの、自分のやりたい仕事が見つかったという理由でいくらいい大学院でも辞退するという方もいらしゃいます。
じっくり自分の将来と向き合える点も台湾のいいところだなあと感じています。
2 台湾大学院生の一日
少し時系列で今回は一日を紹介しようと思います。
私の大学院は1授業3時間が多いです。
また1時間1単位という風になっていますので、1授業3単位という設定です。
2年で30単位とればいいので、1週間にだいたい3つ授業をとれば十分です。
忙しくて時間がない!というほどではありませんが、プレゼンが重なった際は忙しいです。
では簡単に紹介します!
6:30 起床
7:30 出発(朝ごはんも朝ごはん屋さんで買って持っていきます)
9:10~12:00 授業
12:00~13:00 お昼
13:10~図書館へ行ったりお喋りしたり
16:00 下校
18:00 夕食
19:00 パソコンで動画を見たり自由な時間…
21:30 論文や資料、予習など
01:00 就寝
本当に簡単ですがこんな感じです。
これは授業のある日なのでこういった日は週2、3日程度です。
私の学部は一人ずつ小さな研究室があるため、時間がある日は研究をしたり、論文をまとめたりします。
下校後は友人と夜ご飯を食べたり、疲れた日は家でゆっくり過ごしています。
たまに学部でのご飯会もあったりして、その時は皆で少し豪華なご飯を食べに行きます~!
写真はその時のものです!(*^_^*)
3 授業内容や進め方
大学院の授業の進め方ですが、特に縛りはありません。
教授の用意した資料を事前に読んできてそれに対する自分の意見を授業中に発言するという形です。
読んでくる本や資料が多く大変ではあります。
日本の大学院はわかりませんが、私の通っていた大学はあまり発言やプレゼンが無かったうえに、
ここではもちろんながら中国語での発言をしなければいけないということもあり毎度緊張します。
しかしそれだけ自分の意見をぶつける場があるということです。
学校や学部にもよると思いますが期末や中間といった定期テストはプレゼンテーションが行われます。
なので筆記試験は少ないです。
しかしそのプレゼンテーションの後レポートの提出が必要となります。
このレポートに時間も体力も一番要します…
なので終わった時の達成感は最高です…(笑)
先生によってはご飯食べながらでも大丈夫だよという先生もいらっしゃいます。
日本にはなかなか少ない気がしますね~!
4 授業以外でどれくらい勉強するの?
授業以外の勉強時間はどれくらいかといいますと、少なからず大学時代よりは多くなります。
予習のための資料やレポートも課されるほか、同時並行で論文の研究も進めなければいけません。
そのため最近では少なからず授業外で4時間ほどは時間をかけているかと思います。
もちろん出かけたりもしますので、全く手つかず…なんてこともありますよ!
やる日もあればやらない日もある!ということです。笑
5 授業料は安いの?
まず答えを言うと安いです!
国立私立でまた異なるとは思います。
国立の場合外国人修士の学生は1学期学雑費は約10万円です。なので年間は20万ほどでしょうか。
そこに設備費や保険料などが追加されますが日本ほど高くはないのではないと思います。
しかし台湾に存在するのが学分費という費用。
これは1単位履修するごとに払わないといけないものです。
おおよそ1単位1万5千円近く払わなければなりませんので、仮に1学期に9単位履修するとするとそれだけで10万になってしまいます。
ですので台湾には学雑費のほかに学分費(単位費用)が発生することを覚えておいてください。
6 まとめ
大学院生活を少しでも感じていただけたでしょうか。
日ごろから文献や資料などで頭の中に必ず論文…
という単語が抜けないくらい修士論文は大変ではあります。
しかし海外で生活しながら友人と意見を交わしたりと刺激的な毎日が送れることは間違いありません。
また日本に興味のある台湾人がたくさんいるため違った視点で日本を考えられるのも台湾で勉強しているからこそだなと感じます。
これからは中国語を学ぶのではなく、
中国語を使って新しいものを学ぶという意識が重要だと感じます。
もし今台湾の大学院に通ってみたいという方がいらしたらぜひ挑戦してみてください!!
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このコラムの著者
Taiwan_Office
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オフィスで1対1の中国語レッスンも行っています。学校申込みと合わせてどうぞご利用ください!
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