• 2017/11/23
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インド旅行・留学の前に知っておきたい、インドの当たり前5選

日本人がお湯につかるのが当たり前であるように、日本には自動販売機があふれていることが当たり前であるように、インドにはインドの当たり前が数々存在します。その国ごとの当たり前はほかの国から見たら当たり前ではなく、興味深いことが多くあるものです。本コラムでは、私がインド、バンガロールで暮らしてきて知った、“インドの当たり前”を5つご紹介します。これを知ればあなたもインド通になれちゃうかも!?ぜひ日本だったらどうだろうということを思い浮かべながら読んでみて下さい。

1インドの答え方の当たり前

1インドの答え方の当たり前

1つ目の当たり前は知っている方も多いであろう、答え方についてです。インド人はうなずく際に、頭を右肩左肩に向けて振ります。“はい”と答えるときは、頭を一方の肩に向けて振ります。“いいえ”は日本人と同じように頭を左右に振るのですが、“はい”やうなずきが日本とは異なるので、最初は私自身もそれを見るたびに、“え、どっちの反応!?”と戸惑いました。しかしインド人とともに過ごし、その答え方に慣れてくるうちに、私にとってもそれが当たり前になり、インド人と会話しているときには同じ反応をするようになっている自分に気づきました。日本でインド人に出会ったらあなたもこの答え方をしてみましょう。互いの理解が深まり、距離が縮まるきっかけになること間違いなしです。

2インドの飲食店の当たり前

2インドの飲食店の当たり前

2つ目の当たり前は飲食店についてです。インドにも地域料理から、中国料理、イタリア料理、ファストフードまでバラエティ豊かな飲食店が存在しますが、どこの飲食店にも共通する当たり前があります。その一つが会計の方法です。会計の際は、スタッフの方が会計書を運ぶところから、お客からお金やカードを受け取り、領収書を運ぶところまで至れり尽くせり行ってくれるので、お客はずっと席に座って入ればいいだけです。これはインドのお店のスタッフ数が多いために成立することですが、日本のようにお会計のためにタイミングを計ったり、列を作ったりする必要はありません。日々VIPにでもなったような気分が手軽に味わえます。

3インドの持ち帰りの当たり前

3インドの持ち帰りの当たり前

3つ目の当たり前は持ち帰りについてです。食事を外で買って来て、家でテレビでも見ながら楽しみたいと思うときありますよね。インドでお持ち帰りを頼む際には“Take away”よりも“Parcel”を用いるのが主流です。ファストフード店などで聞かれる“店内で召し上がられますか、それともお持ち帰りですか?”という日本語にあたる言葉としては“Here or parcel?”が当てはまります。インドのレストランでは、食事が食べきれなかった場合には、残りを持ち帰りに出来るのが普通ですが、その際には“Please make it parcel.”と頼みます。ほとんどの飲食店で、持ち帰りを選択することが可能なので、インドに来た暁には“Parcel”を積極的に用いて、家でも多彩な食事を楽しみましょう。

4インドの飲み方の当たり前

4インドの飲み方の当たり前

4つ目の当たり前は水やジュースの飲み方についてです。インド人は口を飲み口につけずに、飲むのが得意な方が多いです。ペットボトルはもちろんのこと、コップでも口から離して飲む技術にとても長けています。これは暑い国だから口をつけずに飲むことで中身の飲み物を清潔に保つということが目的でもあるそうで、生活の知恵と言ってもいいでしょう。飲み口が汚くなることもなく、飲み物は衛生的に保つことが出来、みんなで回し飲みもお手の物。かくいう私も、以前は飲み口から離して飲むと、顔面に飲み物を浴びてしまっていましたが、今は“インドの当たり前”手法で飲むことが出来るようになりました。素敵な当たり前はどんどん自分の当たり前にもしていきたいものですね

5インドの食べ方の当たり前

5インドの食べ方の当たり前

5つ目の当たり前は食べ方についてです。インド人は、もちろん自分たちの食事であるインド料理をほぼ毎日食べるわけですが、手を使って食べる人がほとんどです。スプーンなどを使って食べている人はほとんどおらず、手を使って米一粒、スープ一滴残さずきれいに食べます。私の友人のインド人曰く、“手で食事を感じながら食べているんだ。手で食べないと食べた気がしないよ。”であるそうです。確かに、インド人が手で食事をしているのを目にすると、その食事がとてつもなく美味しそうに見えて、よだれが出そうになるのは、彼らが手で、口で、五感をフルに使って食べているからなのかもしれません。早速今日の食事は手で食べて、普段との味の違いを体感してみましょう。

まとめ

ここまでインドの当たり前について5つ述べてきましたが、もちろんインドには他にも数々の当たり前が存在します。国ごとに国ごとの当たり前があって、それが世界を素敵なものにしている要因の一つなのかもしれません。インドに限らず、海外には驚きの当たり前が様々に存在するはず。日本から出て、他国の日本とは異なる当たり前に触れて、この世界に生きる面白さをもっともっと感じてみませんか。

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このコラムの著者

mayuko

インドのバンガロール、コラマンガラの英語学校Spiceup Academyでインターンシップを行っています!様々な国籍の生徒の方たちとともに、インドの生活を満喫しています! この著者の投稿一覧 >>

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