- 2018/01/18
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- カナダ
- 留学準備
訛りが無い英語?聞き取りやすい英語?ネイティブに近づきたい人へのヒント
なぜ、バンクーバーを留学先として選んだのか、と聞くと、『英語が訛ってないと聞いたから』や、『聞き取りやすいと英語だと聞いたから』という回答がたくさんでてきます。
訛っていないとは、いったいどうゆうことなのか、きれいな発音、聞き取りやすい英語の実態とは何でしょう。
1. Canadian English
カナダの英語とアメリカの英語は、違うのか。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど、英語圏の国でどこが聞き取りやすい、など、留学先の国選びの基準にもなりえる訛りについてですが、そもそも、訛りとは何でしょう。
日本でいうと、標準語、東北弁、関西弁など、地域によるアクセントといったところでしょうか。もちろん、方言によって、単語が違うように、イギリス英語とカナダ英語でも、単語が違うこともあります。
この訛りは、個人差もありますが、カナダ英語を聞き取りやすいという留学生は、多いです。
ただ、バンクーバーに関して言うと、第一言語が英語ではない国からの移民が集まっているため、様々な国の訛りのある英語が飛び交う都市ということだけは、気に留めておいてください。
2. 発音矯正の必要性
日本人訛りの英語、いわゆるカタカナ英語からの脱却を目指し、発音矯正によってネイティブスピーカーのような英語を話したい、という
日本人留学生も少なくありません。この発音矯正ですが、本当に必要なのでしょうか。
日本語は、子音の後に必ず母音(a.i.u.e.o)がくっついて、ひとつのアルファベット(50音)ができますが、英語は、違います。
例えば、ツイッターというと、“TSUITTA”になりますが、英語では、“Twitter”ですね。このTの後に母音が入ることによって、ネイティブスピーカーにとっては、聞き取りにくい、という現象が起きている可能性は考えられます。
他者に聞き取りやすいと感じてもらうためにも、この日本語特有の部分を、ミニマイズ(縮小)することが、ネイティブスピーカーの英語に近づける(コピー)するという手段よりも必要なのではないでしょうか。
3. 『Globish』を目指す
『Globish』という言葉を聞いたことありますか。『Global English』の略です。
まず、英語は、英語を母国語とする【ネイティブスピーカー】とのみコミュニケーションを取る方法なのでしょうか。
答えはNoですね。
英語圏以外の人であっても、別の言語を話す人とコミュニケーションを取る共通語としても使われます。そんな中で、生まれたのが、『Globish』です。
要するに、『英語のネイティブスピーカー』になろうとしなくてもいいのです。英語をツールとして、きちんとコミュニケーションがとれる、『Globishスピーカー』になれれば、グローバル人材のひとりになれるのです。
まとめ
ネイティブスピーカーに近づきたいと努力や勉強を重ねることは、とても大切です。
ただ、日本語でも同様、標準語の人が“関西弁”をコピーすることはできても、関西弁を話す人(ネイティブスピーカー)にとって、その“関西弁“はマネでしかありません。
ネイティブスピーカーの発音のコピーをしなくても、意思疎通が問題なく取れて、誤解が生じない、分かりやすく、論理的に会話を成立させられる『Globish』を使いこなせるスキルが大事なのではないのでしょうか。
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SELCバンクーバー
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この環境こそが、お互いの意見を述べやすく、多面的な意見を受け入れる柔軟性を身につける場となっています。
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