• 2018/10/23
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  • 留学準備

行ってよかった!カナダ大学留学 –日本の大学との違いは?-

英語圏の大学へ留学してみたいとお考えの皆様に、私がぜひおすすめしたいのがカナダの大学留学です。アメリカやイギリスよりも留学費用は安く、教育レベルは高いことで世界的にも有名です。それでは、カナダの大学へはどうやって入学するのでしょうか?また、日本の大学とはどう違うのでしょう?今回は、日本とカナダの大学を2年ずつ経験した私の実体験を元に、カナダの大学の特徴や日本の大学との違いのお話をしたいと思います。

カナダの大学を選んだ理由

カナダの大学を選んだ理由

まず最初になぜ私がカナダの大学留学を決意したのか……ですが、私はもともと英語が好きで「将来は国際人になりたい!」という夢を持っており、日本の外国語大学の英米語学科へ進学しました。勉強とバイトを両立させ、サークル活動に参加し、高校時代に夢みていたキャンパスライフを楽しんでいたのですが、ふと4年後の自分を想像したときに、英語はきちんと身についているのか不安に感じることが多々ありました。

そこで入学して半年経った頃、一度留学して環境を変えてみようと思い、学校が提携しているアメリカの大学へ半年間の語学留学をすることにしました。たった半年間でしたが、自分自身でもわかるくらいに英語力は伸び、もっと海外で勉強したいという気持ちが強くなりました。悩みに悩んだ結果、2回生が終わる頃、通っていた外国語大学を短期大学部(2年制)で卒業し、その後授業料が日本とあまり変わらないカナダの大学へ留学することを決意しました。

入試の方法

入試の方法

日本は大学に入るために、大学側が指定する入試に合格しなければなりませんが、カナダは特に日本のような大学入試はありません。必要なものは高校時代の成績表(日本のものでOK)と学校が提示する英語力です。必要な英語力のレベルは学部や学科、コースによって様々ですが、基準としてIELTSで 6~7、TOEFLで70~82程度です。その他に、英語圏で中等教育を受けた経験が2年以上ある方も、証明書を提出することで即入学可能です。そのため、入学自体は英語力さえあれば誰でも入れるため、日本よりも簡単だと思います。

では英語力が基準に達しない場合は?というと、大学の付属語学学校で入学に必要なレベルまで勉強することができます。ちなみに私は希望の大学の付属語学学校に約4カ月間通い、本科へ入学する方法を選びました。もちろん授業料はかかりますが、語学コースのカリキュラムは本科で学びたい内容に結び付いており、プレゼンやエッセイ、ディスカッションなど大学で必要なスキルも身に着けることができるため、本科に入る前の準備期間としてメリットも多くあります。特に語学学校で共に学んだクラスメートや友達は大学本科に入って別々の学科に進んでも、留学生ならではの悩みなどを共感し合える貴重な仲間になります。

授業の様子

授業の様子

授業やクラスサイズは日本とあまり変わらず、大きな講義室でレクチャーを受けることもあれば、少人数でグループワークを行うクラスもあります。授業形態は生徒が授業に積極的に参加して意見を言い合うスタイルが多くみられました。日本の大学と違い、移民の多いカナダは学生の国籍もさまざまなので、いろんな文化や価値観をもった人々と意見を共有することで常に新しい発見と驚きがあります。

その他、授業の進むスピードははるかに日本よりも早いと感じました。英語が母国語のカナダ人のクラスメイトでさえ四苦八苦している方もいたので、こちらは留学生にとっては非常に苦労する点だと思います。私も毎日の平均睡眠時間は約3時間で、テスト前などは一睡もできないこともありました。とにかく予習復習を欠かさずに、授業の中で先生が強調していた箇所など試験にでそうな部分を絞って重点的に学習することが無理をしないポイントです。

スケジュール

スケジュール

日本の多くの学校は入学時期を4月に定めていますが、カナダの大学は9月が新学期スタートで、学期はセミスター制(3学期制)やクォーター制(4学期制)が一般的です。日本の大学のように一斉に入学というわけではなく、学科やコースによっては春や冬など新学期ごとに、入学可能な場合もあります。そのため、入学式のような行事はあまりありませんが、よりフレキシブルに進学時期を選ぶことができます。
また、学期が終了するごとに2週間から長くて3カ月間の長期休みが入るため、授業と課題と期末試験に追われる日々を乗り越えたら、自分へのご褒美として友達同士でキャンプをしたり海外旅行へ出掛けたりする生徒が多いです。私もこの長期休みを活用してよく友達とアメリカ旅行へ行きました。このために頑張ろう!と思えるものを作って日々のモチベーションを上げることが大事ですね!

学生やキャンパスの様子

学生やキャンパスの様子

私にとって日本とカナダの大学で一番ギャップがあったのが、学生やキャンパス全体の雰囲気でした。

<ファッション>
学生の服装は非常にシンプルで、学校ロゴのパーカーやジャージにバッグパックが基本スタイルで、日本のようにおしゃれな学生は一人もいませんでした(笑)そのため服やメイクなどにお金をかけなくてすむので、個人的には凄く良いと思います。

<サークル活動>
日本でサークルに入ることは大学生活の醍醐味でもありますね。しかし、カナダの大学でスポーツ(部活)に力を入れている学校は多いですが、同好会のようなサークル活動にあたるものは少なく、参加している学生も少ないのが特徴的です。その代わり、カナダの大学は課題でグループ行動することが多いので、放課後は図書館やカフェでクラスメイトと勉強することが多いです。

<アルバイト>
日本の大学生だと、授業とバイトを両立している方は比較的多いように感じますが、カナダで私の周りにバイトをする学生はほとんどいませんでした。理由として、授業や課題がハードすぎるため余裕がないということもありますが、卒業したらどうせ就職するのだから学生時代まで働きたくないという意見の友達もいました(笑)

<その他>
私が特に驚いたのはキャンス内にパブ(洋風居酒屋のようなもの)があったことです!お店に入るには大学関係者と学生のみにあたえられたSCHOOL IDが必要なため、使用するのはもちろん教授や学生のみ。日頃の授業や課題に一区切りがついて、友人とお酒を飲みながらリラックスをしたり、厳しい試験を終えた後にクラス皆でお昼から飲んでお疲れ会をしたりできます。日本の大学にはあまりない光景に驚きましたが、オンオフがしっかりしたカナディアンスタイルの良いところだなと感じます。

まとめ

まとめ

さて、カナダの大学生活の特徴を少しでも感じていただけたでしょうか。
もうお分かりの通り、カナダの大学は入試よりも入学してからが勝負です!、毎日勉強や課題中心の生活のため、日本のような自由度の高いキャンパスライフを想像していると少々危険ですが、目的意識の高い多国籍の学生と共に学びながら、自身の価値観や視野を広げられる環境で一生ものの経験ができるでしょう!!!

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