• 2018/01/24
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【語学を早くマスターしたい方へ】カナダでのシェアハウスの方法と注意点

カナダは自然が多く、世界基準で見ても治安の良い安心できる国です。学ぶにも適した環境で、日本人のみならず様々な国の人が好んで留学先に選んでいます。

しかし留学先で日本人のお友達を作っても、語学勉強としては進化が見込まれません。真剣に語学を学びたいという方は、地元の人と住まいをシェアして実践的に学んでいきましょう。

1. カナダ人とのシェアハウスは、語学習得への強力な味方

1. カナダ人とのシェアハウスは、語学習得への強力な味方

シェアハウスは言葉通り、一つの住まいを2人以上の人間で共有することを指します。

部屋の構成は建物によってさまざまですが、基本的に固有のベッドルームがそれぞれ割り振られ、リビングやバスルームを共有します。そしてほとんどの住人が学生か独身の社会人で、国籍や人種も多種多様。場合によっては男女関係なシェアができますが、プライベートを尊重するので自分の時間を持ちやすいです。このためホームステイとは違って気を遣うことが少なく、自由な主義主張ができる分、ルームメイトとの会話の幅も広がり効率良く英語が身につきます。筆者の場合はシェアパートナーが学生だったため、勉強を見てもらったこともあります。相手との関係をどの程度深めるかによっても違いますが、カナダ人との交友関係を作ることで語学勉強の環境を強化させることができるのです。

2. シェアハウスはメリットが多い

2. シェアハウスはメリットが多い

・ホームステイよりも安上がり

ホームステイの価格はホストに寄りけりですが、内訳としてお家の一角を借りる権利と食事、光熱費が含まれます。これはひと月の生活費として計算しやすいというメリットはありますが、価格帯が定まっていない分払いすぎているケースもあります。シェアハウスは光熱費を含めている価格であれば、食費の調整によってホームステイよりも安くなる可能性もあります。これは一例ですが筆者の知り合いの場合、ホームステイはひと月$750の賃料で、シェアハウスでは光熱費込みで$450程度。食費は、月$200ほどで合計$650です。しかし留学先の地域や立地によっても違うので、あらかじめしっかりと募集広告のチェックが必要です。

・地元カナダ人との交友関係が広がる

シェアハウスではパートナーとはもちろん、そのお友達とも関係ができるので地元に密着した交友が広がります。これはルームメイトとのコミニュケーション度合によりますが、パーティーや外食に誘ってくれる人であれば学校以上の広い交友が期待できます。筆者の場合家族の誕生日に誘ってくれたり、インターンとして勤めている会社の飲み会にも誘ってくれたのでとても良い交友関係が築けました。

・自分に合った食事ができる

シェアハウスで最も安心できるのが、食事の自由度が高くなることです。実は意外と多いホームステイ先の食事が合わないケース。筆者も同じで、日本食を勘違いしたホストマザーが良くわからないランチを持たせてくれたりしたこともありました。心遣いはうれしいのですが違うとも言えず、何とかやり過ごしたこともあります。シェアハウスであれば食材を自分で購入し好きな料理が作れたり、安くておいしいレストランを見つけたりすることも自由です。その分少々食費がかかってしまう可能性もありますが、筆者は食べることが好きなのでおいしいところを見つけたらお友達と足を運ぶこともありました。

・彼氏彼女ができやすい

そしてシェアハウスの最大のメリットかもしれない、彼氏彼女ができること。もちろんホームステイを選んでいる人でも恋人ができますが、門限が決まっていたり気を使うことが多いので何かと不便を感じます。しかしシェアハウスであれば、時間や場所を気にすることなく会えるなどメリットが大きいです。しかも、カナダ人の恋人ができれば今まで以上に英語の環境が強化できて、よりしっかりした表現力が身につきます。

3. 地元人とのシェアを行う方法

3. 地元人とのシェアを行う方法

カナダでのシェアを行うには、以下の方法があります。

・新聞やフリーペーパーの広告を探す
・大学や専門学校の広告を探す
・留学センターの事務所でチェックする
・ネットで検索する


新聞やフリーペーパーの場合、シェアハウスの情報はclassified(広告)部分にあり、地域などで分類されて掲載されています。各新聞社の公式サイトでも、同様のカテゴリーでルームメイトの募集をチェックできるのでおすすめです。大学や専門学校の場合は、直接足を運んでチェックするのが良いです。一般的に学食スペースの掲示板で募集していることが多いので、好みに合った物件の連絡先を素早くゲットしておきましょう。また、最近はネットの掲示板でルームメイトを公募していることが多く、主に「Easyroommate」や「Kijiji」などのサイトは要チェックです。こちらは検索ワードなどで細かく分類されているので、より自分に合った物件をチェックできます。さらに、極まれに留学センターで地元のカナダ人がルームメイトを募集していることがあります。この場合人気が高く早々に決まってしまうことが多いので、見つけたら即座に連絡した方がいいです。筆者は2カ所ルームシェアを行いましたが、1度目は大学の広告で2度目はフリーペーパーの広告で見つけました。

・シェアまでの流れ

シェアハウスを実際に決めるまでは、上記の広告などから自分が良いと思った物件を集め、ひたすら電話して直接お部屋を見に行くのを繰り返します。その中でいいと感じた物件にOK の連絡をして必要な書類にサインします。日本のアパート探しとほぼ変わりませんが、違うのは関わる相手が不動産ではなくその場所に住む人間だということ。このため物件を見に行く際お部屋の雰囲気を見るのはもちろんですが、それと同時に一緒に住む人がどんな相手なのかというのもこの時点で知ることができます。この時相手からシェアの条件などある程度の説明がされますが、できるだけ疑問点を解消するために多く質問しておくのがポイントです。お部屋の環境が理解できるのと、シェアパートナーのことを少しでも把握できるよう努めておきましょう。もし自分の英語能力に自信がない場合は、お友達と一緒に物件を見に行くなど少しでも意思疎通ができるよう工夫するのも一つの手です。

4. シェアハウスで注意したいこと

4. シェアハウスで注意したいこと

・最初から細かいルールを決めておくこと

ホームステイでは留学生と認識している分、多少日本の習慣を知っている家族もいます。しかしシェアハウスは必ずしもそうであるとは限らず、人によっては全く理解してくれないパートナーもいます。そこでシェアハウス契約後は、できるだけ早い段階で細かなルールを決めておくのがベストです。例えば冷蔵庫内の収納位置や、バスルームを使用する順番を決めたりなど。日本人同士ではありえない話ですが、筆者の場合冷蔵庫のものを勝手に食べられていたりバス用品を勝手に使われていることが多かったです。こういったことが嫌な方は、あらかじめルールを細かく決めておくのが良いでしょう。

・特に女性は注意すべし!

女性のシェアでパートナーに男性がいる場合、同性よりもトラブルが発生しやすいことがあります。最も多いのが男女の関係を迫られるケースで、最悪力づくになることもあります。こういったトラブルを避けるためにも、女性は女性が募集しているシェアハウス広告に限定して応募するのが安全です。彼氏がほしいなどの理由で男性とのルームシェアを簡単に決めてしまう方もいますが、相手によっては最悪の結果になりかねませんので十分注意が必要です。

・お金の問題はできるだけ避ける

日本でもよくある家賃の滞納は、カナダでのシェアハウスでも発生するケースがあります。他にも家を出る際の敷金の返還など、お金の問題はいろいろ。こういった問題は最初の段階でしっかり決めておかないと後々面倒になることが多いので、物件を見に行く段階で確認しておくのがトラブル回避に役立ちます。

まとめ

シェアハウスでは、トラブルが起きた際の責任はすべて自分に返ってきます。生活全般において自由度が高くなるのは大きな魅力ですが、自分を守れるのは自分自身だというのをしっかり頭に叩き込んでおきましょう。後は「嫌なものは嫌」とはっきり相手に伝える勇気も必要です。

このように、シェアを行うためには気を付ける部分が多いですが、語学環境が強化されることはもちろんたくさんの人種と関われる分、成長の糧にもなります。シェアパートナーとはいいことも悪いこともしっかり共有して、信頼を深めれば最高の関係が築けることでしょう。留学ではぜひシェアハウスを経験してみましょう。

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