- 2018/04/11
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ニュージーランド留学の 1ヶ月・3ヶ月・半年・1年の費用と節約する6つの方法
留学の費用というと高いというイメージが強いですが、比較的安く留学に行ける印象があるのがニュージーランド留学です。では、そのニュージーランドはどの様な国なのでしょうか。
ニュージーランドは別名「地球の箱庭」と呼ばれる大自然の宝庫です。真面目で優しいニュージーランド人のホームステイファミリーは、人としての温かさを感じる事も多く、他の国に比べても評判が良いです。そんなNZは「世界平和度ランキング」で2017年は堂々の2位にランクインするほど治安の良い国なので、安心して留学ができます。
更に留学費用が安ければ言う事なしなのですが、残念ながら他の国に比べ大幅に安かったのは数十年前のお話です。事実、オークランドの物価は上がっており、日本と比べても、けして安くはありません。授業料も他の国と比べ、突出して安いわけではなく、ある程度必要です。しかし、ニュージーランド留学は手が届かない存在ではなく、むしろ方法によっては安く抑えることができます。費用を抑えてニュージーランド留学を実現させるためには、事前の準備、現地での節約が大きなカギになります。
そこで今回は、ニュージーランド留学に必要な予算と費用を抑えるおすすめの6つの方法をご紹介します。
目次
1. ニュージーランド留学で実際にかかる費用の目安
まず、ニュージーランド留学には実際にどれくらい費用がかかるかを知る事から始めましょう。
ニュージーランドの学校はオークランドに集中しており、良質な学校も多いです。世界的に展開している語学学校Kaplan Internationalのオークランド校を例に、1ヶ月・3ヶ月・半年・1年の費用を算出してみます。
【前提】
・1ニュージーランドドル:77円(2018年4月現在)
・授業は週27レッスン
1ヶ月の費用
【語学学校へ支払う費用】
入学金:260ドル(約20,000円)
授業料:1,940ドル(約149,300円)
教材費:60ドル(約4,600円)
滞在手配費:260ドル(約20,000円)
ホームステイ代:1,180ドル(約90,800円)
片道送迎費(到着時空港~ホームステイ):120ドル(約9,200円)
合計:3,820ドル(約294,100円)
【上記以外に必要な費用】
保険代:約2万円
航空券代(往復):約10~18万円
現地生活費:月約6~8万円
ビザ費用:無料
合計:約18~28万円
総合計:約47~57万円
※項目別詳細、ビザ費用含む合計金額
ニュージーランドには多数の語学学校があり、特に長く通うほど費用は異なります。まずは興味のある学校をいくつかピックアップし、費用を比較してみましょう!
ニュージーランドの語学学校はこちらからチェックできます。
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3ヶ月の費用
【語学学校へ支払う費用】
入学金:260ドル(約20,000円)
授業料:5,820ドル(約448,100円)
滞在手配費:260ドル(約20,000円)
ホームステイ代:3,540ドル(約265,600円)
片道送迎費(到着時空港~ホームステイ):120ドル(約9,200円)
合計:10,000ドル=約770,000円
ニュージーランドの語学学校を調べる
【上記以外に必要な費用】
保険代:約5~7万円
航空券代(往復):約10~18万円
現地生活費:月約6~8万円×3ヶ月=約18~24万円
ビザ費用:無料
合計:約33~49万円
総合計:約110~126万円
半年の費用
【語学学校へ支払う費用】
入学金:260ドル(約20,000円)
授業料:10,010ドル(約770,700円)
滞在手配費:260ドル(約20,000円)
ホームステイ代:7,080ドル(約545,100円)
片道送迎費(到着時空港~ホームステイ):120ドル(約9,200円)
合計:17,730ドル=約1,365,200円
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【上記以外に必要な費用】
保険代:約12~18万円
航空券代(往復):約14~20万円
現地生活費:月約6~8万円
×6ヶ月=約36~48万円
ビザ費用:無料、ただし日本の指定病院での健康診断料が1~2万円必要
合計:約63~88万円
総合計:約199~224万円
1年の費用
【語学学校へ支払う費用】
入学金:260ドル(約20,000円)
授業料:20,020ドル(約1,541,500円)
滞在手配費:260ドル(約20,000円)
ホームステイ代:14,160ドル(約1,090,300円)
片道送迎費(到着時空港~ホームステイ):120ドル(約9,200円)
合計:34,820ドル=約2,681,100円
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【上記以外に必要な費用】
保険代:約23~35万円
航空券代(往復):約14~20万円
現地生活費:月約6~8万円×12ヶ月=約72~96万円
ビザ費用:無料、ただし日本の指定病院での健康診断料が1~2万円必要
合計:約110~153万円
総合計:約378~421万円
想像よりも高いと思った人が多いのではないでしょうか。しかし、ここからが工夫のしどころです。これから項目別に節約できるポイントをお伝えします。
2. 学費(授業料)の節約方法
・人気だけで判断せず、格安語学学校も検討する
ニュージーランドでも費用を抑えられる学校が存在します。費用が抑えられる学校というと、授業の質が悪かったり、施設が十分でない学校を想像してしまいがちですが、そんな事はありません。
ニュージーランドは国の教育機関のチェックが厳しく、授業の質などは一定のレベルをクリアしなければ政府認定の学校として認められません。その分、アメリカやイギリスの様な異常に安い学校というのは少ないのですが、安くても質が保証されているのであれば安心して選べます。費用が比較的安く、良質な学校であれば、1年間の留学で約60~80万円の差になります。
学校の特徴に関してはそれぞれ一長一短ありますので、安いから良い、高いから優れているとは言えません。インターネット検索をして調べても、なかなかイメージが湧きづらいと思います。そんな時は留学エージェントでプロの留学カウンセラーに相談すれば、費用面を抑えながらも自分に合う学校が見つけられるはずです。
留学Thank you!では、リーズナブルでありながら信頼でき、質が良い学校を多数ご紹介しています。詳しくは、こちらをご覧ください!
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・留学エージェントのエージェント割引(キャンペーン)で学校を手配をしてもらう
留学エージェントを通すと費用が高い、というイメージがあります。会社を通す事で手数料が発生するという固定概念があるからです。しかし、最近は手数料無料の留学エージェントもでてきました。このようなエージェントは、学校から紹介料をもらって運営しているので、留学生から学校手続きの手数料は取りません。
加えて、エージェントは学校から期間限定でキャンペーンをもらっている事が多く、利用の仕方によっては、自分で手続きをするよりも安くなる事があります。大きなキャンペーンであれば、授業料25%OFFという場合もあり、1年の留学であれば、約20~30万円ほど節約できる場合もあります。学校申し込みの際は、留学エージェントで行っているキャンペーンを利用して授業料を抑えましょう。
留学Thank you!では、現地オフィスと連携して学校の最新情報やキャンペーンをご案内しています。
ニュージーランドの学校のキャンペーン・割引に関して、ぜひお問い合わせください!
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・レートをチェックする
留学期間が長くなればなるほど、レートの差がそのまま留学費用の差になってきます。1年の留学で考えた場合、学校へ支払う費用は30,000ドル(約2,310,000円)以上。この支払いは通常、出発前に日本で行われ、金額は支払う際のレートで計算されます。仮にレートの差が1円あったとしたら、合計金額には3万円の差が発生することになるのです。1円くらいの差はよくある事なのですが、長い目で見ると5円くらいの差がつく事もあります。そうなった場合の差額は15万円で、かなり大きな差額です。
しかし、残念ながら確実にレートを読み解く事は不可能です。少しでも良いレートで得をするためには、日々円高傾向かどうか、ニュースを意識する事が大切です。例えば留学の準備期間が1年あったとすれば、その1年で円高基調になるタイミングがあるかもしれません。この日が一番得な日、と当てる事はできなくても、留学費用を支払うのに良さそうな時期は予想できます。ただし、あまりにもレートを見すぎると、支払いのタイミングが全く分からなくなります。当然ですが、最良の日など誰にも分かりません。気にしすぎて留学準備が間に合わなくなるのでは本末転倒です。ベストでなくてもベターなタイミングであれば支払いを済ませ、その後はレートは気にせず、留学準備に集中しましょう。
留学エージェントによっては、レートの変動を見越して上乗せをした費用を請求するところもあります。留学Thank you!は余計な上乗せは一切せず、ご入金いただいたものを当日現地へ送金しています。1ドル数円であっても、上乗せによって留学費用は大きく変わりますので、留学費用を抑えたい方はぜひ留学Thank you!にお問い合わせください。
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3. 滞在費の節約方法
・寮、ホームステイ、シェアの平均費用
滞在費を節約する上で、主な滞在方法と平均的な費用を知るのは大切です。
以下は、Kaplan Internationalの寮とホームステイの1ヶ月の費用です。
寮:1,440ドル(約110,800円)
ホームステイ:1,160ドル(平日2食週末3食付き)(約89,300円)
シェアの平均は、オークランド中心地で月約800~1,400ドル、日本円で約6~11万。郊外で月約月700~1,000ドル、約5~8万くらいです。そこに食費を入れたとしても、寮やホームステイよりも節約できます。しかし、シェアはお互いに会って決める事がほとんどですので、日本からメールでシェアを予約する事は難しいです。
・最初はホームステイを利用する
そこで、最初の滞在先は寮よりも安価なホームステイにし、ホームステイ期間も短めにすれば、滞在費を抑える事ができます。ホームステイ期間を短くしてシェアを探す事を不安に思う人も多いと思いますが、集中して探せば2~3週間もあれば自分に合うシェアは見つかります。1ヶ月の差額を約3万円とした場合、1年のうち1ヶ月をホームステイ、残り11ヶ月をシェアにすれば、1年中ホームステイの場合と比べ、年間約33万円の節約になります。加えて、ホームステイに比べ、シェアは学校に近くなるケースが多いため、交通費も浮く場合があります。
・シェア先は光熱費込み、無料Wifi付で携帯料金も抑える
意外とバカにならないのが光熱費です。ホームステイ滞在中は別で光熱費を払う事はないのですが、シェアに移ると別途光熱費がかかる場合があります。また、重要なのがWifiです。無料Wifiが無制限でついているシェア先もあれば、容量を別途で購入しないといけない場合もあります。
シェアを選ぶ際は、光熱費とWifiはしっかりとチェックしましょう。
・複数部屋に滞在して家賃を抑える
シェアの中でも1つの部屋にベットが2つ以上ある、複数部屋に住むと家賃は抑えられます。
赤の他人と同じ部屋に住む事に抵抗がある人も多いかもしれませんが、慣れると意外と大丈夫なものです。月2~3万円くらい安くなるケースも多いので、大きく節約できるポイントの一つです。
・知人宅に住む
ニュージーランドに知人がいれば、家賃を安くしてもらい住まわせてもらうのもありです。感謝を家事や料理でお返しするようにすれば、お互いに気持ち良く生活できると思います。
4. 航空券代の節約方法
・インターネットで購入する
航空券は旅行代理店などで直接相談しながら購入した方が安心感はあると思いますが、ほとんどの場合インターネットで購入した方が安いです。インターネットは店舗と比較すると人件費が少なく、その分航空券が安い仕組みになっています。ネット購入に慣れていない人は初めは戸惑うかもしれませんが、一度購入してしまえばそれ以降は自分でチケットを安く購入できる様になります。間違わない様にしっかりとチェックしながら、ぜひ挑戦してみてください。
・常にチケットセールの情報をチェックする(主な航空会社・NZ航空など)
ニュージーランド行きの航空会社を調べ、スマホのブックマーク(お気に入り)へ登録しておき、随時チェックしていると、航空券のセールがでている事があります。ニュージーランド行きでは、NZ航空やタイ航空など様々な航空会社があります。また、早めに航空券を購入しておくと比較的安い航空券を入手できます。航空券は直前でなく、できるだけ早めからチェックする様にしましょう。
・マイルを利用する
留学が決まったら、マイルを貯められるクレジットカードを積極的に活用しましょう。普段の買い物や必ず必要な光熱費をクレジットカード払いにする事で勝手にマイルが貯まっていきますので、うまく行けば航空券代が大幅に安くなります。
留学Thank you!では、留学費用のご希望に合わせて最適な渡航シーズンをご提案しています。渡航シーズンは航空券だけでなく、学校の授業料や滞在先の費用にも大きく影響しますので、詳しくはお問い合わせください!
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5. 食費の節約方法
・自炊する
費用を抑える上で自炊は欠かせません。今現在料理が全くできない人は、日本で料理ができる様になっておくべきです。ニュージーランドは外食が高く、少し洒落たレストランで食事しようものなら40~50ドル、約3,000~4,000円くらいしてしまいます。長い目で見ると、食費を抑えるかどうかで費用にかなりの差が出てきます。日本にある食材は、調味料(みりんや味の素など)以外のものは現地で大体揃いますので、料理本を1冊もってきておくと便利です。
・節約できる献立を身につける
日本だともやしや豆腐は安い食材の代表ですが、ニュージーランドではほとんど手に入らず、あったとしても非常に高価です。そこでニュージーランド式に食費を抑えるのであれば、おすすめは食パンとパスタです。日本と比べても安く、食パンは日本の2~3倍はありそうな巨大なものが100円くらいで手に入り、パスタも一袋100円くらい購入する事ができます。
・外食は安く済ませる
レストランで食事をすれば高いですが、ファーストフードは日本と変わらないくらいの金額です。セットで購入すれば、ドリンクのおかわり無料のところもあります。ファストフード店は安いセットでドリンクもついてきて、Wifiをつなぐ事もできますので、時間をつぶすにももってこいです。
6. 生活費の節約方法
・バスはAT HOPカード&学割を利用する
学校への通学にバスは必要不可欠ですが、毎回現金で支払うのは煩わしいです。そこで、AT HOPカードを利用しましょう。AT HOPカードは日本で言うSuicaやNimocaなどと同じもので、ニュージーランド内の公共交通機関で利用可能です。便利なだけでなく、2割~4割現金よりも安くなります。学生カードを見せて登録すると、更に割引されます。交通費もちりも積もれば大きな額ですので、しっかり節約しましょう。
・自転車をフル活用して交通費を抑える
交通費を一気に抑えるのであれば、自転車を購入して通学してしまうのがおすすめです。学校の卒業生は安く売ってくれる傾向がありますので、知人ができたら声をかけてみるのも良いでしょう。また、インターネット上の掲示板で売られている事もありますので、こちらもチェックすると良いでしょう。
・無料アクティビティで学生生活を楽しむ
学校内にはアクティビティというミニイベントの様なものが組まれています。学校によっては毎日組まれているのですが、無料のものと有料のものがあります。無料のものは人気もあるので、友人を作るチャンスでもあります。積極的に参加すれば、人脈を広げながら学生生活を楽しむ事ができます。もちろん、自分の興味があるものがあれば、たまには有料のアクティビティに参加するのもありだと思います。
・帰国者から生活品を安く購入する
帰国者は自転車に限らず、今まで使っていた生活品を安く売ってくれます。学校内の掲示板に貼っている学生もいますし、知人が増えてくると、譲ってもらえる事もあります。新品で購入する前に、一度チェックしてみると良いでしょう。
7. 長期留学でアルバイトをする
・ニュージーランドは週20時間アルバイトができる
アメリカやカナダは語学学校で学生ビザを取得した場合は働く事ができません。しかし、ニュージーランドは3ヶ月を超える長期留学の場合、週20時間までアルバイトができます。しかも2018年4月から最低時給が16.5ドルになりました。日本円で時給約1,300円です。週20時間働けば、月10万円にはなりますので、非常に大きなプラスになります。節約というよりは稼ぐという形になりますが、英語の仕事であれば英語力の向上にもつながり、まさに一石二鳥です。
まとめ
ニュージーランド留学は工夫次第では費用が節約でき、長期留学であればアルバイトで稼ぐ事もできます。ニュージーランド留学を費用面であきらめず、今回の記事を参考にどこまで金額を削れるか、試算してみてください。しっかりと節約のコツをつかめば、ニュージーランド留学は実現できます。ただし、節約のしすぎは現地を楽しめない原因にもなりますので、使うべき時は使うようにバランスも大切です。
節約ポイントで悩んだ時は、一人で抱え込まず、プロの留学カウンセラーへ相談してみましょう。キャンペーンの上手な活用法や現地での費用を削るアドバイスなどももらえるはずです。
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