• 2018/07/07
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フランス留学のためのワーホリビザ・学生ビザ・観光ビザについて

フランスでは、長い間人気の留学先として挙げられます。長い歴史があるほか、音楽、美術などのアート業界でも高い技術をもち、フランス発の有名ファッションブランドも数多くあります。また、フランス料理は世界三大料理にも数えられ、ユネスコ無形文化遺産に登録されるほどです。このように、フランスはさまざなな分野で世界の人々を魅了しており、それらを本場で学びたいという留学生も多くいます。また、英語に次ぐ、世界で2番目に多くの国や地域で話されているという事で、言語習得を目的とした留学も人気です。日本でもアベックや、クレヨン、ルージュ、ブーケなどフランス語由来の日本語も多くあります。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ただ、人気の留学先でありながら、フランスへの留学に関する情報は英語圏の国と比べて少ないです。そこでこちらの記事では、フランス留学の際に申請するビザの種類(ワーホリビザ、学生ビザ、観光ビザ)と、それぞれでできることや申請方法などを解説いたします。

<留学Thank youより:注意>
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。
また、この情報を元に申請を行っていただいたものに対して、審査結果に関して弊社では一切責任を負いかねますこと、予めご了承下さい。
なお、弊社を通してご留学のお客様に関しましては、ビザに関するアドバイスもさせて頂いておりますが、ビザに関してのみのご質問・お問い合わせは承っていませんので、ご理解いただけますと幸いです。

フランス留学 ビザのタイプ

フランス留学 ビザのタイプ

一般的にフランスへの語学、大学留学をするために必要なビザは3種類に分けられます。
・観光ビザ
・ワーキングホリデービザ
・学生ビザ
ビザは就学期間や条件によって取るべきものが変わります。留学の際には、ご自身の留学目的にあったビザを申請することが重要です。
※ビザの条件は頻繁に変わります。ビザ申請の際は、必ずご自身で最新の情報を調べてから手続きを行ってください

フランス 観光ビザ

フランス 観光ビザ

‐特徴‐
観光ビザと銘打っていますが、ビザなしでの渡航です。なので、日本からのビザ申請の必要がありません。入国の際は観光として入国します。最大90日までの滞在がビザなしで可能です。授業時間の縛りなく 学校へ通っていただけます。

・ビザ申請に必要なものはありません。
・現地でのビザ延長、ビザの切り替え等できません。
・アルバイトは認められていません。

※注意点
シェンゲン国境規則というものがあります。これはシェンゲン協定を結ぶヨーロッパの国へ入った時から、滞在期間の90日間のカウントが開始します。なお、180日間はこのカウントが残る為、180日の間で90日シェンゲン領域に居られることになります。 例)フランスに入る前にイタリアで1週間観光してからフランスへ入った場合……
90日-7日間(1週間イタリア観光)=残り83日フランス滞在ができます。日にちを超えて滞在してしまうと不法滞在になってしまうので十分な注意が必要です。

フランス ワーキングホリデービザ

フランス ワーキングホリデービザ

‐特徴‐
ワーホリビザとは、日本とフランスの若者の国際交流を促し、お互いの親交および理解を深めることを目的としたビザです。つまり、観光をする中で勉強し、働き、暮らし、フランスという国を知ることを目的としています。このビザでは就労により滞在資金を補うことが許可されています。学生ビザでの就労は認められていませんので、アルバイトはワーホリビザの特権です。労働条件は一般のフランス人と同じく、週35時間の労働。労働契約書をもって企業側と契約します。労働期間に期限はもうけられていません。(一時労働許可証の必要はなくなりました。)また、学校で勉強もでき、学校へ通える期間の制限もありません。ただ、あくまで観光が第一の目的となるビザなので、就労や、就学を第一の目的とする渡航は申請の時点で落とされてしまう可能性が高いです。

・ビザの有効期限は1年間です。
・現地でのビザの延長、切り替えはできません。
・ビザの発給は1回限りで、パースポート紛失、盗難しても再発給されません。

‐取得条件‐
・申請時、満18歳以上30歳以下であること
・過去にワーキングホリデービザを取得していないこと
・子供同伴ではないこと

‐ビザ申請に必要なもの‐
1. 申請書類チェックリスト 原本
2. 長期ビザ申請書 1部 原本
3. 証明写真 1枚 原本
4. パスポート 原本・コピー
※10年以内に発行されたもので、申請するビザの期間の最終日から3ヵ月以上の有効期間が残っており、ビザ用のページが見開き2ページ以上あるもの
5. 申請動機作文 1部 原本
6. 滞在中の計画書および履歴書 原本
7. 申請者名義の日本もしくはフランスの銀行の残高証明書 原本・コピー
(3100ユーロ以上、または相当する額の日本円の残高がある)
  8. ワーキングホリデービザ 宣誓書 原本
9. 健康診断書 原本・コピー
※申請日から1ヵ月以内に医師が作成したもの。英文・和文いずれも可。
10. 海外旅行保険加入証明書(英文もしくは仏文)
※病気、けが、入院に対応し、航空券に記載されている到着日(フランス入国日)から1年間有効なもの。

‐ワーホリビザの申請手順・申請費用・所要時間など‐
・申請方法・手順
申請は本人のみ、東京にある在日フランス大使館でのみ申請可能です。受付時間は月曜日から金曜日の9:00~11:30までです。申請者は、在日フランス大使館のサイトから申請予約を入れます。ビザセクションでは、サイト上で予約を取られた方のみ申請を受け付けています。予約を取った後、予約票を印刷し予約日に必要書類すべてを持って大使館で申請します。

・申請費用
無料です

・所要時間
申請自体はフランス入国日の3ヵ月前から可能です。申請審査期間は大体1週間から10日かかります。また、書類等不備、不足がある場合、審査手続きに1~2ヶ月の遅れが生じ、審査却下となる場合もあります。

フランス 学生ビザ

フランス 学生ビザ

‐特徴‐
このビザは、フランスの公立、私立の大学、専門学校、語学学校における学業を目的として、フランスに3ヵ月以上滞在する方に適応されます。修了証、資格、などを取得することが目的ではない場合、このビザは適応されません。ビザの有効期限は就学期間によって変わります。教育機関での学業終了日から数週間余裕をもって発給される場合が多いです。

例)語学学校の授業を30週間で登録し、学生ビザを申請。発給されたビザの有効期限が34週間
現地でのビザ延長は可能です。ビザの有効期限失効の2ヶ月前よりフランスの県庁にて滞在許可証を申請する必要があります。また、週約18時間のアルバイトが可能です。アルバイトをするには別途以下の申請が必要です。

・高等教育機関で登録し、学生社会保険の加入した学生であること
・学生が滞在許可証を申請した県庁に、雇用主が契約開始48時間前までに届け出を行うこと
(忘れている、知らない可能性もあるので、しっかり伝えましょう。不法労働になりかねません。)

‐ビザ申請に必要なもの‐
1.申請書類チェックリスト 原本
2.長期ビザ申請書 1部 原本
3.証明写真 原本
4.パスポート 原本、コピー
※10年以内に発行されたもので、申請するビザの期間の最終日から3ヵ月以上の有効期間が残っており、ビザ用のページが見開き2ページ以上あるもの
5.ビザ申請料金 50ユーロ相当の日本円。現金のみで、返金不可。
6.日本以外の国籍の場合、有効な日本の在留カード、または外国人登録証明書 原本、コピー
7.高等・専門教育機関の仮登録書、または登録証明書 コピー
8.経済証明(フランス政府給費留学生は提出の必要なし)
私費の場合: 1 カ月以内に発行された銀行残高証明書。
企業派遣の場合: 具体的な支給額が明記されている企業からの保証書。
※入学金や授業料、帰国時の交通費、生活費(食費、住宅費など)等、留学にかかるすべての費用が まかなえる十分な経済力があることを証明しなければなりません。1 カ月あたり最低 615 ユーロの留学資金の証明が必要で、住宅費がかからない場合は、1 カ月あたり308 ユーロ(要証明書)が必要です。

‐学生ビザの申請手順・申請費用・所要時間など‐

・申請方法、手順
1. キャンパスフランスでアカウントを作成
ホームページからアカウントの仮登録をし、送られてきたリンクからアカウントの有効化をします。 2. プロフィールの入力
自身の情報や、学歴等を入力し、必要証明書等アップロードします。
3. キャンパスフランス手続き料金の支払い
キャンパスフランスからアカウントに誤りがないかの確認があり、その後支払いの案内が届きますので支払いを行います。
4. キャンパスフランスのアカウントからキャンパスフランスで面談予約
支払いを行い、キャンパスフランスから認証がなされた後、アカウントから面接の予約を取ることができます。
5. 大使館へのビザ申請の予約を取る
ビザ申請の予約は、キャンパスフランスの面談予約とは別に、大使館のサイトより行います。
6. 大使館でのビザ申請
キャンパスフランスとの面談が終了後、大使館でビザ申請を行います。
※渡仏後、3ヵ月以内に移民局(OFII)へ書留で提出フォームを郵送が必要です。OFIIからの呼び出しを受け取ったらその指示に従い、書類を提出します。

・申請費用 
キャンパスフランス 手続き料20,000円
学生ビザ申請料 現金日本円で50ユーロ相当

・所要時間
申請はフランス入国日の3か月前から可能です。大使館のサイトでは、出国予定日の3週間前までに行うことを強く推奨しています。入国日より2週を切ったビザ申請は、発給可否決定が入国日の後に決定する可能性があります。必要書類をそろえたり、学校への連絡等に時間を取ったりするので、できるだけ早く時間に余裕を持った申請をおすすめします。

まとめ

まとめ

ビザ申請の際は、ご自身の留学条件にあった種類のビザ申請が必要です。留学期間や現地でしたいこと、必要なことをしっかりと把握し、申請をしてください。

弊社では、弊社を通して学校をお申し込みの方へビザ申請のサポートも行っております。手数料がかかりませんので、ご自身で学校への手続きとビザ申請を行った場合の金額と変わらず、フランス留学をすることができます。学校選びで迷っていたり、留学手続きに不安があったりする方は、無料のカウンセリングも行えるので、ぜひ一度ご相談ください。

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