• 2019/04/16
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カナダの大学留学の費用は1年間290万円 –内訳と節約方法を徹底解説!-

英語圏の留学先として人気の国、カナダ!世界的に見ても治安が良く比較的安全、また美しい自然に囲まれた穏やかな環境が留学生に選ばれる主な理由です。しかし実のところ魅力は風土だけでなく、世界的に認められた教育水準の高さも留学生の心を惹きつけています!特にカナダの大学は全部で約90校しかなく、そのほとんどが州立大学で教育内容と研究の質の高いことで有名です。また、多くの学校が世界の大学ランキングで上位に入っています。つまり、住みよい環境と質の良い教育を兼ねそろえたカナダは、大学留学をするのにはうってつけの国なのです!
さて、そのように魅力的なカナダ留学ですが、いざ留学してみたいと思っても留学費用が気になりますよね。留学生にとってメリットの多い環境なだけに、費用はそれなりにかかるだろう……と不安に思う方もいらっしゃると思います。しかしながら、意外なことにカナダの大学費用は他の英語圏の国に比べると非常にリーズナブルなのです!
こちらのコラムでは、カナダで1年間大学留学をするとどれくらいの費用がかかるのか、どのように費用を節約できるのかを、私の出身校でバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア工科大学を例に、実体験に基づいて徹底解説します!カナダへの長期留学を検討している方、大学留学の費用について調べたい方は、是非参考にしてみてください!
※今回は、バンクーバーでの生活費を基準にご紹介します。
1カナダドル=85円(2019年4月現在)

■準備にかかる費用 (学費編)

■準備にかかる費用 (学費編)

・授業料
大学留学費用で大きな割合を占めるのが授業料です。多くの海外の大学は通常の現地の学 生が払う授業料とは別に、留学生専用の料金を設定しています。その金額は現地学生が支 払う料金の約2倍で、留学生にとってとても悩ましいポイントなのです。しかし、そんな 高い授業料の中でもカナダの大学は比較的安い価格を提示しています。

ブリティッシュコロンビア工科大学・ビジネスマネジメント専攻
授業料(学校設備経費込み) -- 13,200ドル(約112万円)

こちらは日本の大学授業料とあまり変わらない金額です。隣の国アメリカのカリフォルニ ア州立大学の同じビジネスマネジメント専攻の学費はなんと年間約42,300ドル(約360万円 )。カナダ大学留学はアメリカの約1/4以下に抑えることが可能です!

・教材費
その他、授業料以外に必要なのが教科書や授業に必要な道具を揃えるための教材費です。

教材費 -- 約800ドル(約7万円)

こちらは学部や専攻分野によって異なりますが、技術やデザイン系専攻の場合は機材や文 具などを揃える必要があるため比較的高めです。少しでも節約するコツは、学校のインタ ーネット上のコミュニティサイトやfacebook等のSNSグループページで中古版がないか情 報収集したり、同意の上友達の教科書をコピーさせてもらう方法も有ります。

学費合計:119万円

■準備にかかる費用 (その他編)

■準備にかかる費用 (その他編)

・ビザ費用
大学留学は長期になる場合がほとんどのため、カナダでは学生ビザ(study permit)が必要 になります。

学生ビザ申請料 -- 150ドル(約1万3,000円)

・航空券
入学が決まり次第、できるだけ早めに予約する方がお得です。また、格安航空などを含ん だ各航空会社の料金を紹介している比較サイトは非常に便利です!

往復航空券 -- 約17万円

・海外旅行保険
プランによって金額は上下しますが、滞在期間の長い場合は保険は必要不可欠です。いく ら安全なカナダとはいい、海外で安心の学生生活を送るためにも必ず加入した方が良いで しょう。

保険料 -- 約25万円

・パスポート
パスポートを新しく入手する場合や有効期限が近づいている方は申請・更新手数料がかか ます。また申請してから受け取るまでには一週間以上かかりますので渡航までに余裕をも って準備しましょう。

パスポート申請料 -- 1万3千円

・生活・消耗品など
日本でいつも使っているこだわり品や常備薬などは、必要に応じて事前に日本から持って いく方がいいかもしれません。カナダの特にバンクーバーはアジア人比率が高いため、日 本製品を多く売るスーパーもありますが、価格は日本で買う約1.5~2倍程度することもあ りますのでご注意ください!

日本から持っていく生活用品 -- 約5万円

その他合計:49万6千円

■現地の生活にかかる費用

■現地の生活にかかる費用

・家賃
滞在方法はホームステイ、学生寮、シェアハウスなどさまざまな選択肢がありますが、私 は留学中のほとんどを比較的自由に自分のスタイルで生活のできるシェアハウスで暮らし ていました。部屋は現地のコミュニティサイトから見つけることができ、価格は立地や広 さなどで上下しますが、家賃には光熱費、インターネット、洗濯乾燥代が含まれているこ とが多く、日本の家賃よりも安く済むこともあります。

ひとり部屋 x バスルームキッチンシェア -- 約7,200ドル(約61万円)
*月約600ドル(約5万1千円) x 12カ月

・食費
一番個人差が出る部分だと思いますが、外食を減らして自炊するだけで大幅に出費を減ら すことができます。健康と節約のためにもランチは手作りで持っていくなど工夫するとい いかもしれません。

食費 -- 約3,300ドル(約28万円)
*月250ドル(約2万1,250円) x 12カ月

交通費
生活の基盤となる学校と自宅の往復にかかる金額を抑えることができるとGOOD!学校の近 くや、スーパー、図書館などが徒歩圏内にあるダウンタウンに住むと、便利で交通費もあ まりかからないなどメリットが多いです。

交通費 -- 約800ドル(約6万8千円)

交際費
せっかく海外にいるのだから観光も旅行も友達との思い出作りも楽しみたい!と考えてい る方も多いと思いますが、カナダの大学生は日本の大学生に比べ思いのほか課題が多く、 学校帰りや週末に交際費がかかることはあまりないかもしれません。
その代わり、セメスターごとの長期休み等にまとめておもいっきり遊んでください!

交際費 -- 約2,000ドル(約17万円)

通信費
電話を使うのに、手っ取り早くプリペイドカードを使うという方法もありますが、1年間 の長期滞在となると現地の携帯会社で契約した方がお得です。街中や学校は無料の公共用 wifiがあるところが多いので、そちらを利用するとデータ通信料が最小限の、安いプランで 契約できます。

通信料(電話) -- 約480ドル(約4万円)
*月約40ドル(約3,300円) x 12カ月

以上、カナダの大学留学を1年間するのに必要な費用は289万1千円になります。
カナダの留学費用に関しては、こちらのコラムでもご紹介していますので参考にしてください 。

カナダ留学の費用と節約の方法!在住12年のスペシャリストが徹底解説!【2018年】

■まとめ

■まとめ

一見学費の高そうなイメージのある北米の大学留学も、カナダであれば割とお手頃な料金 で実現可能です。また自然豊かで治安も良く人も優しい、そして均一にレベルの高い教育 を受けられる点でもカナダは留学生に非常におすすめの国です。特に長期の大学留学を考 える方にとって、この"住みやすい"環境というのは重要なポイントになります。

今まで北米の大学留学を学費面で懸念されていた方、ぜひカナダを留学先候補に入れてみ てはいかかでしょうか!

カナダ留学の情報収集に便利なサイトはこちら☆

カナダへの語学留学はトロント留学センター
カナダへの語学留学はバンク―バー留学センター
カナダ留学の口コミは留学thank you!

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