• 2019/12/18
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マレーシアで病気にかかったら

こんにちは。マレーシアの大学に正規留学しているchamiです。
病気にかかったらどうしよう、どこの病院に行けばいいんだろうというのが海外に行くうえで大きな不安要素だと思います。海外の病院は日本に比べて医療水準が低いのではないか、と不安に思う方もいるかと思います。先日、虫刺されから化膿してしまい皮膚が炎症してしまったので、マレーシアに来てから初めて病院に行ってきました。私は今回が海外の病院を利用するのが初めてで、どの病院を利用すればいいかもわからずネットで病院を調べましたが、あまりマレーシアの病院について情報が載っていませんでした。今回は、マレーシアで病気にかかって病院を利用しないといけない方の参考になればと思い、コラムをまとめました。
今回私はクアラルンプールのブキットパンタイにあるパンタイホスピタルを利用しました。パンタイホスピタルは日本人の医師と看護師はいませんが、日本人のスタッフさんが2名いるので英語に自信がない方でも安心して診察を受けることができます。あとほかに日本語が話せる中華系マレーシア人の内科の先生がいるようです。パンタイホスピタルは総合病院で施設も新しくてきれいな印象でした。

パンタイホスピタルの基本情報

パンタイホスピタルの基本情報

病院名: Pantai Hospital Kuala Lumpur(パンタイホスピタルクアラルンプール)
住所: 8 Jalan Bukit Pantai,59100 KL
公式ホームページ: http://www.pantai.com.my/
日本語直通電話番号: 03-2296-0608(*日本語対応は月曜日から金曜日は8時から17時、土曜日は8時から13時のようです。)
診察日時・休診日: 月~金:9:00-17:00, 土:9:00-13:00/ 休診日:日・祝日/救急外来:年中無休24時間

電車でパンタイホスピタルに行く場合、LRTのKerinchiが最寄りの駅になります。パンタイホスピタルのホームページによると病院付近は渋滞が頻繁に起こるらしいので時間に余裕をもって病院に行くことをお勧めします。マレーシアは通勤ラッシュの時間帯になると車が全く動けないほど渋滞がひどくなってしまうので、お昼の時間帯に診察に行くのがいいと思います!私はお昼頃に病院に行き、4時ごろに病院を出ました。4時の段階で若干道が混雑し始めていました。

診察の予約

パンタイホスピタルは日本人のスタッフさんがいるので日本語対応の直通電話に電話すれば日本語での予約が可能です。日本語直通電話は03-2296-0608です。この番号に電話をかければ日本人のスタッフさんが電話に出てくれるので、自分の容態・病院に行ける時間帯を伝えます。そして、診察時間と部屋番号、診察してくれる先生の名前を伝えてくれるのでメモを取りましょう。
日本語対応は月曜日から金曜日は8時から17時、土曜日は8時から13時のようです。

病院についてから

病院についてから

左手に見えるReception counterで日本人スタッフの方に言われた部屋番号と先生の名前を伝えたらカウンターにいるスタッフの方が場所を案内してくれます。Reception counterがどこかわからなかったら病院の入り口にセキュリティーガードが必ずいるのでその方たちに聞けば教えてくれます。パンタイホスピタルは診療科によって診察室のフロアが分かれているようです。病院が大きく診察室がどこにあるか少し分かりづらいかもしれません。

診察

診察

診察室につくとカウンターがあるのでそこにいるスタッフさんに名前と国籍を伝えパスポートを提出します。すると、日本人のスタッフさんを呼ぶか聞かれるのでもし必要な場合日本人のスタッフさんを呼んでもらってください。数分後に日本人スタッフの方が来てくれます。
その後、診察に必要な紙を記入し診察まで待ちます。私は皮膚科のDr. Lim Tou Chaiに診察してもらいました。中華系の先生で丁寧に診察してくれました。日本と同じで診察後に薬の説明をしてもらい、診察終了です。日本人スタッフの方が診察中に一緒に話を聞いてくれるので、質問もわからないことがあったらすぐに聞けて安心です!
再診が必要な場合はその場で次の診察日を決めることができます。

支払い方法

現金・クレジットカードでの支払いが可能です。

保険について

私は今回病院を利用した際に保険の期限が切れてしまっていたため、海外保険適用外でした、、。そういった場合クレジットカードの保険が利用できる場合があります。利用しているカード会社に問い合わせてみてください。
日本国民健康保険を利用することも可能です。私は日本国民健康保険を利用しました。診察したという証拠が必要なので必要な書類を病院に行く前に印刷して、先生からサインをもらいます。その場では全額負担で支払わないといけませんが、日本に帰ってから金額の3割を引いた差額を請求することができます。入院をするとなると高額の医療費を支払わないといけないことになってしまうので、一度全額負担をしなければいけないこの方法はお勧めしませんが1度の診察は数万円ほどで収まるので緊急で診察しないといけない場合は一度払って後から日本国民健康保険で治療費を3割負担でその差額を返金請求するのもありかと思います。私の場合は、診察代と薬代で約1万円でした。

施設紹介

施設紹介

施設は綺麗で、病院内にコンビニ・ATM・フードコートがありました。

薬について

薬について

お薬は4種類もらいました。日本に帰ってから再度病院に行く場合は、薬と同封されている薬について記載されている紙を持っていくといいと思います。

まとめ

海外の病院を利用するのを不安に思う方もいるかと思いますが、パンタイホスピタルは診察が丁寧で日本の病院とあまり変わらず施設もきれいでした!マレーシアで病院に行かないといけない状況になった際は、パンタイホスピタルで診察を受けることを勧めます!クアラルンプールには日本人の先生がいる病院も数か所あるので私の日本人友達は日本人の先生がいる病院に行っていますが、そういった病院は駐在人が住むエリアにあるので私の住む地域からは遠く、今回はパンタイホスピタルを利用しました。医療水準は日本と変わらないので、英語に自信がある人はローカルの病院を利用しても問題ないと思います。
マレーシアで病院を利用する際に参考にしてください!Chamiでした。

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このコラムの著者

Chami

高校一年生で語学留学に行ったことがきっかけで海外に興味を持ち、海外進学を決意。3月に高校を卒業し、現在マレーシアの大学進学準備中。 この著者の投稿一覧 >>

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