• 2020/03/21
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日本人に人気の留学先!バンクーバー留学のメリットとデメリットは??

目次

バンクーバー留学

バンクーバー留学

日本人に人気の留学先の1つであり、日本から1番近い北米の都市バンクーバー。
バンクーバーはカナダの西側、ブリティッシュコロンビアという州に位置します。日本との時差は-17時間(サマータイムは-16時間)。カナダではトロントやモントリオールに続く都市でありながら、自然も豊かなバランスのとれた街で多くの方におすすめできる留学先です。 カナダの公用語は英語とフランス語ですが、バンクーバーのように英語が話される地域ではアメリカと同じように北米英語が使われています。
バンクーバーは地理的にもアジアに近いためアジアからの移民が多く、日本人にとっても暮らしやすい都市です。筆者も2年以上バンクーバーに滞在していますが、とても居心地がよく暮らしやすい都市です。 他の国への留学や、カナダでもトロントなどの人気の留学先で迷う方も多いとは思います。なので、この記事ではバンクーバー留学のメリットと注意点(デメリット)を一緒に見ていきましょう!

メリット1:公共交通機関が整っており、車を持っていなくても暮らしやすい

メリット1:公共交通機関が整っており、車を持っていなくても暮らしやすい

バンクーバーは常に「住みやすい都市ランキング」の上位にランクインしています。
交通機関がしっかりと整備されており、電車(スカイトレイン)やバスを利用することで車がなくても比較的自由に移動をすることができます。またカナダでも有数の都市でありながら周りは自然に囲まれており、ダウンタウンからすぐの所にスタンレーパークという北米の中でも評価の高い公園があったり、ダウンタウンの駅から出ているフェリー(シーバス)を使ってノースバンクーバーに渡るとハイキングなどにピッタリなスポットもたくさんあります。

メリット2:日本人になじみのある北米英語

メリット2:日本人になじみのある北米英語

カナダで話される英語は北米のアクセント。
日本ではメディアや学校でも北米の英語を聞く機会が多く、バンクーバーではみなさんの耳にも聞きおぼえのある北米アクセントの中で生活することができます。英語圏へ語学留学をすると英語を英語で学ぶことになります。そんな時、先生たちが話す英語が慣れ親しんだアクセントの方が環境への慣れが早いため、留学初心者の方にもおすすめの留学先です。
※アメリカとカナダで若干の違いはあります。
(例:カナダではトイレをBathroomとは言わずWashroomと言う等)

メリット3:英語を母語としない人にも優しく接してくれる

メリット3:英語を母語としない人にも優しく接してくれる

バンクーバーは様々な国からの移民の方々が暮らしています。
そんなバンクーバーで育った現地の方々は英語を母語としていない我々のような外国人との会話にもなれており、優しく接してくれます。もちろん移民の方々も自分と同じような立場の私達にフレンドリーに接してくれます。
筆者はカレッジに行く前に毎朝カフェで勉強をしていたのですが、そこで現地の方やカナダに移住した方々などと仲良くなり、現在も連絡を取り合っています。 たくさんの国や地域から人が集まるということは英語のネイティブスピーカーではない人と話す機会も多々あります。英語を母語としない人と英語でコミュニケーションを取ることはこのグローバル化した世の中ではもはや当たり前のことです。バンクーバーはそういった英語を使ったリアルなコミュニケーションを体験できる環境でもあります。

メリット4:気温が安定している

メリット4:気温が安定している

カナダというと北に位置している国のため、「寒そう」というイメージをもちますが、北米大陸の中でも西海岸に位置するバンクーバーは冬でも0度を下回らず雪もめったに降りません。夏も日本の夏とは違いカラッとしていて、日も長いので長く遊べます。
冬場でも日本の冬と同じような服装で過ごすことができ、特別な防寒着などは必要ありません。 ただし雨季が長く傘が必要な時期もあります。(詳しくは下記で)

メリット5:アクティビティが豊富

メリット5:アクティビティが豊富

バンクーバーはアクティビティが豊富です。
観光地としても人気があり、滞在中に是非訪れてほしい観光スポットもたくさんあります。 天気の良い日にはダウンタウンから少し遠出してノースバンクーバーでハイキングもおすすめですし、冬のシーズンにはウインタースポーツの楽しめるウィスラーに出かけてみるのもありです! 少し遠出をして旅行をしたい場合は海を渡ってバンクーバー島にあるビクトリアに小旅行に出かけたり、国境を超えてシアトルに行くことも可能です。
近場だとスタンレーパークをお散歩したり、その中の水族館に訪れたりなどしても面白いかもしれません。「イングリッシュベイでのんびり」なんかも素敵な休日の過ごし方かもしれませんね。

メリット6:仕事・ボランティアが見つけやすい

メリット6:仕事・ボランティアが見つけやすい

バンクーバーに移民された方の中には日本から移り住まれた方も多く、日本食レストランなどもたくさんあります。「英語力に不安がある」という方でも日本人ということを活かしてサーバーなどの仕事をすることもできます。
また飲食店で働く場合は日本とは違い給料の他にチップをもらうことができます。仕事ができない学生ビザなどでの滞在でもボランティアを通じて現地の方々と関わることも可能です。

メリット7:料理がおいしい

メリット7:料理がおいしい

メリット6でも触れましたが、移民の方が集まっているバンクーバーでは本格的な多国籍料理を楽しむことができます。
日本食レストランやラーメン屋さんもたくさんあります。ダウンタウンにあるラーメン屋さんは30軒以上。おいしい日本食のお店を探してバンクーバーで出会ったお友達に紹介して、ここでしかできない文化交流をしても面白いかもしれません。
筆者もイタリアンを食べたい時は「おいしいイタリアンは?」とイタリア人のクラスメイトに聞いたり、「おすすめのタコスは?」とメキシコ人に聞いたりしました。グルメな方は間違いなく楽しめる都市です。

メリット8:治安が良い

メリット8:治安が良い

バンクーバーは他の北米の都市と比べると治安が良い都市です。
またアルコールに関するルールは日本よりも厳しく、外での飲酒は禁止されています。 もちろん行かない方が良いエリアなどはありますが、普通に生活していて危険を感じたことはありません。過ごしやすいので海外に慣れていない初めての留学の方にも、長期で滞在されたい方におすすめです。
※とはいっても海外です。置き引きやすりといった軽犯罪は発生します。身の回りの貴重品の管理には気をつけましょう。また危険なエリアには近づかないように注意しましょう。

メリット9:留学方法の選択肢の豊富さ

メリット9:留学方法の選択肢の豊富さ

ダウンタウンだけを見てもたくさんの語学学校があり、自分にあった学校を見つけることができます。またカレッジや専門学校なども充実しており、ただ語学力を身に付けるだけではなく、“英語で学ぶ”経験をしたい方にもおすすめです。
またカナダへはワーキングホリデーを使っての渡航も可能なので、働きながらの滞在や、学校に通った後、学んだ知識を使って働いてみるということもできます。

メリット10:日本のものが手に入りやすい

メリット10:日本のものが手に入りやすい

バンクーバーには無印良品やユニクロといった日本のブランドの店舗があります。
またダイソーの商品を取り扱っているお店もあり、日系の商品を取り扱っているスーパーなども多く、必要な日用品や食料品をバンクーバーで調達することが容易です。7で説明したように日本食レストランもたくさんあります。海外に長期間滞在していると日本食が恋しくなったりしますが、バンクーバーなら安心です。

注意点(デメリット)1:長い雨季

注意点(デメリット)1:長い雨季

メリットの中であったように気温的には日本人にとって過ごしやすいのですが、バンクーバーの雨季はとても長い(11月~4月)です。雨の日はできることも少なくなってしまい、気持ちが滅入ってしまうかもしれません。
天気予報では晴れでも折り畳み傘は毎日携帯しておいた方がよいでしょう。もちろん屋内で楽しめるスポットもたくさんあるので、「晴れの日に行きたい所」と「雨でも楽しめる所」の両方をチェックしておくと、この時期も楽しく過ごすことができます。

デメリット2:家賃が高い

デメリット2:家賃が高い

バンクーバーは他の都市に比べると家賃が高額です。
1人暮らしをしようと思うと月に$1500(1ベットルーム)近くかかってしまいます。留学生の場合、1人暮らしをするのは一般的でなく基本的にホームステイに滞在したり、他の人とのルームシェアやシェアハウスに住む方がほとんどです。そこでもいろんな人との交流ができるので、うまく使えば新しい出会いや英語力の向上に使うことも可能です。

デメリット3:日本人が多い

デメリット3:日本人が多い

日本から近く、日本人にとって過ごしやすいバンクーバー。
そのため留学や仕事でたくさんの日本人の方が滞在されています。現地で日本人のお友達やコミュニティに参加することも良いのですが、もしも英語を話す機会を作りたい場合はなるべく日本人以外の友達と過ごす時間を意識的に作った方がよいかもしれません。
反対に本当に困った時に日本語でサポートしてくれる所があったり、悩みを相談できる日本人が近くにいるというのは初めての留学の方には心強いポイントとなります。

デメリット4:大都市ではない

デメリット4:大都市ではない

バンクーバーは住みやすい都市ですが、大都市ではありません。
上記でも書いたように自然は豊富でアクティビティは豊富ですが、街に遊ぶところがたくさんあるわけではありません。なので人によっては「遊びつくしてしまって、もう遊ぶことがない・・・」という風に感じる可能性もあります。誘惑が少なく勉強に集中できるというのはメリットでもあります。

まとめ

まとめ

ここまでバンクーバー留学のメリットとデメリットを見てきましたが、いかかでしたか?
最後におさらいとしてバンクーバー留学に向いている人の特徴を見ておきましょう。

・初めての海外留学の方
「カナダ人は親切」と言われることが多いですが、実際に生活してみてそれを実感することがしばしばあります。北米の都市の中では治安も良く、海外慣れしていない初めての留学を検討されている方には非常におすすめできる街です。
またデメリットにある「日本人が多い」というのも本当に困った時に頼ることのできる日本人コミュニティーがあるのは心強いです。

・北米英語を学びたい方
映画やドラマで聞き馴染みのある北米英語を学びたい方にとってバンクーバーは最適な留学先です。上述の通りカナダでのみ使われる単語などもありますが、聞き取りやすいとてもキレイな英語を聞きながら学ぶことができます。
また語学留学となると英語“で”英語“を”学ぶことになります。先生の話す英語が日本人に馴染みのある北米のアクセントだと理解しやすいのもポイントです。

・アクティビティを楽しみたい方
自然がいっぱいのバンクーバーでにアクティビティを楽しまないのはもったいないです。
夏のシーズンはハイキングに出かけてみたり、冬はウィンタースポーツを楽しんでみたりと魅力的なバンクーバーのアクティビティを楽しみ尽くしましょう!

・様々な国の方々との交流を通じてグローバルな人材になりたい方
「ネイティブと友達になる!」という方よりも、バンクーバーの国際色豊かな環境の中で「グローバルな友達を作る!」という方の方がよりバンクーバーでの生活を楽しめるかもしれません。国が違えば考え方も変わります。ふとした友達の一言に感動したり、関心したり。友達にとっても自分の考えが新鮮に映ることでしょう。英語力はもちろんですが、自分の考えをしっかりと主張していく力もつけていきましょう。

最後に
過ごしやすい都市でありながら自然も豊かなバンクーバー。
筆者は初めての留学先としてバンクーバーを選んで大正解だと思っています。快適に暮らしながらもたくさんの人に出会い、刺激をもらいながら毎日生活しています。「みなさんにも是非バンクーバーで留学生活を送ってもらいたい!」と思うと同時に、この記事がみなさんの留学先選びの参考になれば幸いです

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