• 2022/03/18
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Duolingo English Testという名のゲームを攻略しようパート1 問題解説、解答のコツ、ありがちなミス

Kia ora tātou.(マオリ語で、皆さんこんにちは)お久しぶりです。DET大好きHaruです。
3月も中盤になり、卒業式シーズンになりました。卒業されたみなさん、ご卒業おめでとうございます。
卒業はまだ先という皆さんには多くの選択肢が残されているかと思います。海外進学を決めた方は、これから出願が始まることでしょう。出願時に多くの学校で求められるのが英語のスコアです。前回のコラムで(出願時に使える英語能力試験である)DETについて説明しました。大学進学に使えるDETのスコアは105点くらいです。今回は、そのスコアを取るのに理解必須である問題形式と解き方を解説します。

Duolingo English Test(DET)では、10の問題形式と2つのインタビューテストがあります。今回は10の問題形式のうち、6つをカバーしていきたいと思います。
今回は:
★問題の概要
★問題の解き方
★ありがちなミス
以上の3点をお伝えしていきます。

今回は、10あるうちの6の問題形式についてレクチャーします。DETのウェブサイトに掲載されている順番で、1つずつ解説していきます。

Read and Complete - 1

Read and Complete - 1

★問題の概要:
この問題は受験者の読解力と単語力を問う問題です。穴埋め問題ですので、クイズ感覚で穴に当てはまる言葉を埋めていきます。※時に人の名前や歴史的建造物の名前が出てきます。その場合はその固有名詞を知らないと回答することができません。

★問題の解き方:
①問題文を一通り読み、何について述べられているのかを理解します。
②前後の文に合わせて、空欄に合う言葉を埋めます。areとandやofとonなどの見分けが必要な問題が頻出します。なので、練習問題でパターンを記憶することで点数アップができるでしょう。

★ありがちなミス
1. テスト残り時間ギリギリで空いている空欄を埋めようとして、必要以上にタイプしてしまうことがあります。焦りによって、正しく埋められているところに文字を入れてしまうミスが起こりがちです。また、焦ってタイピングすると、思いのほか誤字やミスが多くなります。残り時間がなくても、空欄をいくつも埋めようと無理するのではなく、1つの空欄を埋めることに集中してください。

2. スペルミスもありがちなミスの一つです。「簡単な言葉なのにスペルがわからない。Lだっけ、Rだっけ」となることが私は多々ありました。定期的に覚えている単語をアウトプットし、簡単なミスをしないようにすることが高得点獲得への第一歩です。

Read and Complete - 2

Read and Complete - 2

★問題の概要:
この問題は、表示されている単語の中から正しいものを選択する問題です。受験者の単語力が測られています。例えば、上にある問題でいうと「efend」という単語は実際にありませんが、「offendやdefend」のひっかけとして出されています。

★問題の解き方:
最初に、受験者に与えられる回答時間は1分間のみで、見直しを行うことが困難です。なので、いかに早く正しい単語を見つけられるかが鍵になります。正しい判断を早く行うため、単語を探すルールを作ることをおすすめします。例えば、一番上の列を左から右へ、次に真ん中の列を左から右へ、最後に一番下の列を左から右というように正しい単語を探す順番を決めます。もし、問題を早く解き終わった場合は、解いた順番に見直しをすることをおすすめします。

★ありがちなミス
1. この問題では正しい単語を見落として次の問題に進んでしまいがちです。問題を早く解き終わっても、最後まで見直しを行いましょう。

Listen and Select

Listen and Select

★問題の概要:
この問題は、受験者の聴解力と単語力を問う問題です。ボタンを押すと音声が流れ英単語が聞こえます。その英単語が実在する単語である場合はチェックをし、実在しない単語の場合は空欄のままにします。間違った英単語や正しい英単語を聞き分けるのがポイントです。

★問題の解き方:
WORD 1からWORD 9まで、順番に音声を聞いていきます。これにより、聞き忘れを防ぐことができます。※音を聞く回数制限はないので、何度でも音を確認することができます。

★ありがちなミス
1.問題形式が単純なのでミスは起こりづらいです。しかし、受験者の耳が英語に慣れていないと、英語に慣れていないことで簡単な単語も聞き分けることができなかったり、LとRを聞き分けることができないことがあります。

Listen and Type

Listen and Type

★問題の概要:
この問題は、受験者の聞く力、単語力、書く力を測ります。この問題は英語学習でよく行われるディクテーション(口述)形式です。
オレンジのボタンを押すと英語の口述される文章が流れるので、流れてきた文章を聞いて同じ内容をタイピングします。聞こえた文章を素早くタイピングする必要があるので、受験者のタイピング力も試されます。※音声は全部で3回聞くことができます。

★問題の解き方:
問題に正しい回答をするため、3回流すことができる音声を最大限活用します。解き方は問題のレベルによって異なります。しかしながら、文章の長さをあらかじめ把握することはできません。なので、最初に半分記憶してタイピングできるよう準備することで再生回数を一回無駄にするということを避けることができます。

長い文章では、1回目の再生で文章の3分の1、2回目で3分の2、3回目で残りを書くのが理想です。
文章の例:Unlike other emerging powers such as China and Brazil, Africa is divided into fifty-four countries, all with their different problems.

短い文章では、1回目の再生で半分、2回目でその残り、3回目で確認を行います。
文章の例:You can contact all your tutors by email.

★ありがちなミス:
1. タイピングミス(スペルミス、ピリオド・コンマ忘れ、ダブルスペースなど)
これらは、この問題の練習をDET内の練習問題や、その他ウェブサイトで繰り返し解くことで防ぐことができます。練習をすることで、問題を解く際に焦りが減ったり、タイピングを早く、確実に行えるようになります。

Read Aloud

Read Aloud

★問題の概要:
この問題は、受験者の読む力、話す力を測ります。問題内容は単純で、表示された英文を読み上げるだけです。上記の画面には表示されておりませんが、テスト中はマイクのアイコンが表示され、そこをクリックして録音を始めます。

★問題の解き方:
問題回答時間が15秒あるため、一度読む練習を行ってから録音をします。自分が読んでいる場所を指で追うことで読み飛ばしをなくすことができます。英語をネイティブスピーカーのようにつなげて話すことで高得点を狙うことができます。

★ありがちなミス:
1. 読み飛ばし
2. 時制のミス
答えは文章にあるので、落ち着いて自分のペースで読むことでミスを減らすことができます。

Write About the Photo

Write About the Photo

★問題の概要:
この問題は、受験者の書く力を測ります。この問題は、1分以内に画像について文章で説明します。2〜3文で説明することで高得点が期待できるでしょう。他の問題と同様、素早く正確にタイピングする力も試されます。

★問題の解き方:
回答時間が1分と短いですが、できるだけ分量を多く書くことを意識します。また、小さいエッセイを書くイメージでタイピングしてみてください。

上の画像の解答例

In the foreground, there's a sandy beach. Four people are walking on the beach; one adult and three children. The adult is wearing a long dress.The four people appear to be a family There’s a yellow object in the middle of the picture which might well be a surfboard. It looks for all the world like a lovely, hot day.

★ありがちなミス:
1. タイピングミス(スペルミス、ピリオド・コンマ忘れ、ダブルスペースなど)
与えられている時間が短いので、日常から画像について1分間3文書く練習をすることで、これらの問題を解決することができます。

まとめと次回予告

ここまで6つの問題形式について説明してきました。DET初心者の方や点数アップを狙っている読者様のお力になることができたら幸いです。少しでも高得点を狙える英語力強化と、大学進学の留学の相談はぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

では、次回もお楽しみに!
次回予告:残り4つの問題形式と2つのインタビューのコツ

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英語(31) Duolingo(5) オンラインプログラム(3) 試験(7) DET(7)

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このコラムの著者

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