- 2017/11/15
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- カナダ
- 留学準備
カナダ・トロントでのワーキングホリデー【失敗しないワーホリ術】
毎年6千人以上の日本人が利用するカナダのワーキングホリデープログラム(ワーホリ)。慣れない土地で仕事を見つけ生活をするということは、楽しみもありながら不安もありますよね。今回は、トロントでワーホリを経験したからこそわかる、失敗しないワーホリ術をご紹介します。
英語力がモノを言う!
カナダの公用語は英語とフランス語ですが、トロント人が話す言葉は、他国からの移民を除いて9割以上が英語です。ワーホリで上手く仕事を見つける上で、英語が話せるということは、武器でもあり職の可能性を広げるものでもあります。職種別でも求められる英語力は異なりますが、どの仕事でも基本的には中級レベルの会話力が求められます。仕事探しで苦労しないためには、日本にいる間から、少しでも会話力を上げることが大きなポイントです。
例えばレストランの接客のお仕事を例に挙げてお話しします。
日本食レストランは、従業員が日本人ということもあり、業務上は日本語で会話するお店もあります。しかしお客様との会話はほぼ英語となります。カナダはチップ社会ということもあり、サービス業において接客が問題なくこなせると同時に、お客様への対応は従業員の評価を大きく左右します。お客様の満足度がそのまま現れるのがチップと言っても過言ではない為、対応の良い従業員は常連客を作るだけでなく、お店の利益につながることは言うまでもありません。
また地元のレストランやカフェでの仕事は、業務連絡等も英語になる可能性が高く、従業員同士のコミュニケーションが取れない限り、雇ってもらうことは難しいでしょう。もちろん自分の英語力の向上にはなりますので、積極的に挑戦するワーホリの方もいらっしゃいます。そして日本人の勤勉さは世界的にも有名なため、英語力が欠けていてもやる気を買って雇ってくれるケースもあります。
自信を持って英語で会話ができることは、職種を問わず必ずあなたの力になります。ワーホリに参加する前から少しずつ英会話を鍛えることで、挑戦できる職の可能性も広がり、充実したワーホリ生活へと近づくことができます。
早めに行動する!
カナダのワーホリは原則1年間という期限があります。これは、長いようで短い期間でもあり、やっとこれから!という時に帰国を迎える方も多くいらっしゃいます。限られた時間を有効に利用するためには、仕事探しに必要な情報収集を始め、早めに行動することもとても重要です。
多くのワーホリ参加者がトロントに来てまず行うことは、語学学校へ通って英語力を身につけることです。期間は様々ですが、私のオススメは最長でも3ヶ月です。なぜなら、語学学校で学ぶ英語には限界があり、実際に外で使う英語と異なる部分もあるからです。先ほども英語力がモノを言うとお話ししましたが、英語を伸ばす場所は学校だけとは限りません。仕事を通じて学ぶ英語や日常会話も多いので、語学学校だけに頼らなくても外の世界で十分に成長できます。
仮に3ヶ月語学学校に通ってとして、残りの滞在期間は9ヶ月となります。この9ヶ月を十分に活用し、将来の就職や帰国後のスキルとして身につけるためには、早めに仕事を始めることが大切です。仕事を探しているのは、日本人のワーホリだけではありません。現地の学生や社会人はもちろん、他国からのワーホリの人も仕事を探しています。そんな中、働ける期間が1年満たないということは、とても不利な状況です。基本的に雇い主は、できるだけ長く働ける人を求めています。求人情報を見ても、「VISAの期限が半年以上残っている方」というような募集要項も少なくありません。VISAの有効期限をできるだけ残した状態で仕事探しをするために、履歴書の準備や希望の職の情報収集などは、学校に通っている間から勧めておきましょう。
諦めずに挑戦する!
VISAの期限や英語が流暢でないということから、本当に挑戦したい仕事を諦めていませんか?会社員等難しいポジションはもちろんありますし、選択肢が限られていることも事実です。しかし最初から諦めて応募すらしないのは、とてももったいないことです。
私の友人の友人で、3年前にワーホリを利用してトロントにやってきた女性がいました。その方は元々日本でアパレルの販売員をしていたそうです。トロントでも販売系の仕事をしてみたいと話していましたが、いざお店に行ってみると店員さんが積極的に接客していた姿を見て、自分には到底できないと諦めていたそうです。しかしトロントに来て2ヶ月が過ぎた頃、環境や地元の人が話す英語にも慣れてきて、やっぱり挑戦してみようと決めました。そして彼女の積極的な姿勢と真面目さが認められ、有名アパレル店で働けることになりました。広い店内では従業員がインカムを助けてコミュニケーションを取っていました。彼女は最初、ストック管理を任せられ、インカムからの指示で店頭に洋服を持っていくような仕事をしていたそうです。そして仕事にも慣れた頃に、店頭で接客も経験しました。ワーホリの期間が少なくなり、帰国間近の彼女と会った際には、とても充実したワーホリができた、本当に自信になった!と満足げに語ってくれた事を今でも覚えています。
ご紹介したお話しはもちろん事実ですが、このように成功してワーホリを終える方は少ないかもしれません。しかし彼女の諦めない行動こそが、成功へ後押ししたのだと思います。挑戦してみて失敗した後の後悔より、挑戦もせずに終えた後の後悔の方が、大きく悔いの残るものですよね。一生で数回あるかないかの機会を是非ものにして、ご自身のスキルにつなげてほしいと思います。
まとめ
1年間の期限があるワーキングホリデー。大きな期待を持ってカナダに訪れる方、人生の経験としてやってくる方、海外生活を楽しもうとやってくる方、その目的は様々です。
しかし、こんなはずではなかったという結果を望んでいる人は少ないと思います。ご自身で少なからず抱いている希望や目標に少しでも近づけるために、ワーホリを日本で計画している時から、英会話力を身につけてトロントに到着後は、日々の生活にアンテナを張りながら積極的に行動し、実りあるワーホリ生活を送っていただけたらと思います。
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このコラムの著者
Mozzie
カナダ生活4年目を迎え、トロントのカレッジに通っています。大学時代にはニュージーランドへの語学留学経験もあり、留学生のために少しでも役立つ情報を発信したいと思います。 この著者の投稿一覧 >>
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