- 2018/01/30
- 3099view
- thanks!(3)
- カナダ
- 海外生活情報
カナダ留学の前にチェック!トロントの冬の魅力と過ごし方
2017年12月、世界的なニュースとなった北米の寒波。ここトロントも例外ではありませんでした。天気予報では、観測至上極寒と報じられるほど、トロント市民にとって厳しい冬の始まりとなりました(56年振りの寒波到来)。
そんな気候ですが、実はトロントの住民は存分に楽しみながら過ごしていることをご存知でしょうか。今回は、トロントの冬の魅力と北米ならではの過ごし方をご紹介します。
1. 雪を楽しもう!お茶やホットチョコレートを片手にToboggan!
みなさんtobogganという単語をご存知ですか?カタカナではトボガンと読まれますが、カナダ人の発音では「トバーゲン」と聞こえるこの単語。tobogganとは北米にあるソリのことで、Let’s go toboggan!!などと使われ、「トボガンで坂滑りに行こう」という意味です。日本語で「ソリ滑り」と調べるとSleigh RideやSleddingなどが出てきますが、現地ではあまり耳にしません。
さてこのtobogganですが、専用のソリでないとtobogganと呼ばない!といけないわけではなく、日本でもお馴染みのソリを使用しても全く問題ありません。ソリもホームセンターやWalmartなどで15ドル前後から購入可能です。ホームステイ先や現地の大家さんが一緒に住むシェアハウスであれば、持っているものを借りることのできる可能性もありますよ。
少し郊外の方にある丘を探して出かけるのも良いですが、学校の広場にあるちょっとした坂でも十分に楽しめます。この時期になると、家族連れの団体やカナディアンのグループで賑わっています。場所によっては、スノーボードを持ってきて楽しんでいる人を見かけることもありますよ。動いているうちにポカポカしてきますが、じっとしている時間が長くなると当然寒さも感じてきます。そこでオススメは、ホットポットに紅茶や冬の代表ドリンクのホットチョコレートを用意していくことです。そうすれば、わざわざカナダでおなじみのカフェ、Tim Hortonsなどを探さなくても済みますよ。ただしこのtobogganは、一部の公園や広場では禁止されている場合もあります(傾斜が急すぎて危険等)。ルールや規則を守って安全に楽しんでくださいね。
2. 極寒を乗り切る服装は?防寒はカナダスタイルで!!
特に今年のトロントの冬は、スノーパンツが必要なほどの寒さです。まつ毛が凍るという表現を耳にしたことがあるかもしれませんが、マフラーなどで首から鼻を覆っていると、隙間から蒸気が上がってきて本当にまつ毛が凍ります。それくらい寒さの厳しい日には、厚手の手袋とニット帽、耳当てとマフラーが必須です。とにかく肌が出る部分を少しでもなくすことで、寒さを和らげることができます。
日本南部の冬では見かけることはないかもしれませんが、トロントの冬では、普段の生活からスノーパンツが活躍します。通常のズボンや起毛のタイツを着用した上からスキー用のパンツを履いて出かけると、冷たい風から足元を守ることができますよ。コートやジャケットもダウンのしっかり入ったものがオススメです。少し値段は張りますが、最近は日本でも流行りつつあるカナダグースを、自分へのお土産も含めて購入する方も多いです。
そして最後にブーツです。通常のブーツでは、確実に足が凍ったような感覚になります。筆者自身、去年と一昨年は日本の冬でも活躍した革のロングブーツで乗り切ることができましたが、今年は3年前に現地で購入したスノーブーツを出して使用しています。こちらのスノーブーツは、氷点下30度まで耐えることのできる、ウォータープルーフのタイプが主流です。値段もピンキリで、有名ブランドで200ドル近くしますが、ブランドにこだわらないのであれば70ドル前後から購入することができます。ブラックフライデーやボクシングデーなどを狙うといいものが安く手に入る可能性がありますよ。
日本では考えにくいほどの防寒かもしれませんが、極寒の冬を快適に過ごすためには、しっかりとした防寒が必須です。ただし、地下鉄を含め屋内はかなり暖房が効いているところも多いので、ジャケットの中は身軽な服装で温度調整に対応できるようにしましょう。
3. ウィンターリシャスで贅沢グルメを!
さて最後は、トロントの冬の贅沢「ウィンターリシャス」です。
こちら、参加レストランが前菜、メイン、デザートからなる価格別3種類のコースを固定料金で提供する期間限定の特別イベントです。普段は高級過ぎて行けないというお店でも固定料金のコースから選んで注文できるので、普段より確実にお得な事からトロントニアンを始め多くの人々に大人気のイベントです。事前に予約が必要なお店も多く、しっかりと下調べしていくことがポイントですよ。中にはランチの時間帯もイベントメニューを提供しているお店もあるので、ディナーより安く楽しむことができます。2018年は、1月26日から2月8日までの開催で、200以上のレストランが参加します。今年は、photo challengeも開催されます。この企画は、自身で撮った写真をタグ付でSNSに投稿することによって賞を獲得できるものです。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
公式ホームページ
まとめ
極寒の冬と聞くと、つい家にこもりがちなイメージがありますが、トロントの人々は様々な過ごし方で冬を楽しんでいます。年間の中で1番好きな季節は?という質問に、冬!と答えるトロントニアンも少なくありません。地元の人にとっては、ロマンチックで幻想的な季節であり、決してネガティブな期間ではないことがわかります。皆さんもトロントの冬を素敵に体験してみませんか?
カナダ・トロントの留学についてもっと詳しくみてみる
カナダ留学について興味を持った、もっと知りたいという方は…
無料:カナダ留学説明会
【おすすめサイト】
カナダへの語学留学はバンクーバー留学センター
カナダへの語学留学はトロント留学センター
カナダ留学の口コミは留学thank you!
記事に関するキーワード
このコラムの著者
Mozzie
カナダ生活4年目を迎え、トロントのカレッジに通っています。大学時代にはニュージーランドへの語学留学経験もあり、留学生のために少しでも役立つ情報を発信したいと思います。 この著者の投稿一覧 >>
国で探す
- アイルランド(12)
- アメリカ(51)
- イギリス(43)
- インド(11)
- オーストラリア(33)
- オーストリア(1)
- カナダ(64)
- ドイツ(2)
- ニュージーランド(28)
- フィリピン(78)
- フランス(29)
- ポルトガル(16)
- マルタ(13)
- マレーシア(22)
- 台湾(15)