- 2017/05/11
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- 留学準備
忙しい大学生に夏休み海外留学を勧める「7つの理由」
目次
はじめに
初めまして。この度こちらのコラムで連載を担当することになりました留学ソムリエの大川 彰一と申します。留学に関しての情報をなるべく長所・短所どちらも入れながらお伝えしていければと思っています。第1回目の今回は大学生の短期留学についてです。 この春、大学や教育機関に入学された皆さん、おめでとうございます。気持ちも新たにされていることと思います。そんな皆さんの最大の関心事は何でしょうか?就職、講義、サークル、アルバイト… 忙しい学生生活はあっという間です。ぜひ、「留学」も選択肢の中に入れてみてはいかがでしょう。 今回はそんな忙しい大学生のための短期留学についてお話したいと思います。今年の夏休みに海外で過ごしてみたいと思っている方もいると思いますが、海外旅行でなく絶対、「短期留学」をお勧めします。次に理由を挙げていきましょう。
1. 英語力が上がる!
これまで中学・高校と英語はもう十分やってきたという方も、読むことはできるけど会話は苦手という人もいるのではないでしょうか。英会話力をつけるには、英語環境が大切です。英語環境とは日本語を使わず、24時間ネイティヴと話すことのできる環境が周囲にあること。英語圏の海外に出ることで、とても効率よく英語を吸収することができます。 また語学学校で学ぶことで、自分のレベルにあった授業を英語で学ぶことでさらなる相乗効果が期待できます。
2. 世界の友人ができる
語学学校には英語を母国語としない学生が世界から来ています。できる限り日本人同士で固まるのではなく、同じクラスの違う国籍の人に話しかけてみましょう。放課後には今日習った単語やフレーズもなるべく取り入れて話すようにすると、お互いに英会話の上達にも繋がるはず。 友人を通じて、多様な文化や価値観に触れることができるのも短期留学の魅力の一つです。
3. 将来について客観的に考える時間が持てる
就職についてなど、将来について日本にいるとゆっくりと考える時間がないという人も、日本を離れて、自分のことを誰も知らない世界に身を置くことで、客観的に考える時間と余裕が生まれます。 海外に行くとまず自己紹介から始まりますので、自己分析して自分はこんな人ですよというアピールが必要です。自分自身について知るための手段の一つとして短期留学を活用することもいいかもしれません。
4. 就職活動に有利
日本の社会でもグローバル人材ということで、外国語でのコミュニケーションができたり、異文化を理解し尊重できたりする人物を求めています。大学生のうちに海外留学に参加することにより、マインドセットができ、グローバル人材の第一歩を踏み出すことができます。短期留学を経験しておくとその後に海外インターンシップや大学の学部留学などに参加してさらにレベルアップする人も多いです。
就職活動が始まると日本のインターンシップなどもあって忙しくなるので、なるべく早いタイミングで海外に出ることをお勧めします。
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5. ホームステイ
留学中の滞在については、ホームステイや寮、アパート滞在などがあります。短期留学の場合は、ホームステイを選んでみるのもいいでしょう。 ただし、過度の期待は禁物です。私も昔カウンセリングをしている際に、ホストファミリーへの期待として、「子供が多くて、ご飯美味しくて、週末には買い物に連れて行ってくれる…」という期待感でいる人が多いことに気づきました。その期待感のまま渡航することはカルチャーショックにつながるため少し危険です。例えばアメリカに行くと、「人種のるつぼ」というくらいヨーロッパ系の人、アジア系の人という風に様々なバックグラウンドを持った人が住んでいます。朝食はシリアル、洗濯もコインランドリーが効率的と考えているファミリーが多いのも現実です。 ただ、実際に生活してみると、初めて海外のライフスタイルの良さに気づくことも多く、そこも面白いところです。海外の生活や文化を体験出来るホームステイは経験しておいて損はないと筆者は思います。
6. 異文化に触れることができる
テレビやインターネットなどで海外についての情報を得ることは難しくありません。ただ、その国の文化を知るには、現地に降り立つことが唯一の方法です。空港に降り立った時の匂いや雰囲気から始まって、その国の空気感は現場でないと味わえない醍醐味です。 交通機関に乗れば、日本のインフラの良さも実感するかもしれないですし、ローカルの人と話す機会があれば、休日の過ごし方や家族との関わり方が日本と違うと感じるかもしれません。
7. 短期留学は学生時代ならでは
短期とはいえ、学校によりますが、一般的に夏休みを利用すると4週間くらい、春休みだと1ヶ月半くらい海外で過ごすことも可能です。
社会人になると、1週間でも休むことはとても困難です。まとまって海外に行けるのは、学生時代だけ。後になって後悔しないように、思い切って海外に飛び出しましょう。
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このコラムの著者
りゅうがくソムリエ
留学ソムリエ代表
国際教育・法人コンサルタント
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)幹事
JAOS認定留学カウンセラー
1970年京都市生まれ。
高校1年生の時に姉妹都市交流の一環でアメリカのボストンに渡米。京都の大学時代はバックパッカーとしてヨーロッパやアメリカを旅する。大学卒業後は、関西の小売業でセールスやマーケティングに約10年間携わり、その後研修のためカナダに渡航。帰国後は、大手留学エージェントのチーフカウンセラーとして1,000名以上の留学に関わる。
紹介した主な国はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど。その後、米国の教育団体のディレクターとして約6年間、日本や東南アジアの教育機関および企業との連携によりグローバル人材育成に尽力。
また高校交換留学や東北復興プロジェクト、アジアの国際協力プログラム開発にも関わる。
現在は「留学ソムリエ」として法人コンサルティング事業や国際教育に関する情報発信を広く行う。全国の大学や高校、留学イベントでの講演実績は多数。今までに訪れた国は30カ国以上。
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