• 2017/08/02
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  • フィリピン
  • 豆知識

知らないでは済まされない?フィリピンでの喫煙・タバコのルール(セブ島・マニラ)

禁煙大統領令が8月23日から、フィリピン全国で施行されました。
公共の場での禁煙を義務付ける大統領令26号が、23日午前0時から施行され、指定喫煙所の設置条件を厳しく規定されています。
施行後は、初回の違反で500〜千ペソ、2回目で千〜5千ペソ、3回目で5千〜1万ペソの罰金が科されます。
既にバコロドでは、ジープニー乗車中に喫煙していたフィリピン人7名が逮捕されていて、最終的に罰金P500/人を支払っています。
街中でのたばこ売り(フィリピンの場合は、1本から購入する事が可能)も見かけなくなりました。喫煙場所以外での喫煙はトラブルのもととなりますのでご注意ください。

1. 空港内の喫煙状況

1. 空港内の喫煙状況

マニラ空港、セブ空港共に建物内は全面禁煙となります。
建物の外に喫煙スペースは設置されていますので、そのエリア内にての喫煙をお願い致します。

※写真はセブ・マクタン空港 喫煙エリア

-マクタン空港(セブ)の到着フロア喫煙所

-マクタン空港(セブ)の到着フロア喫煙所

マニラ空港は、到着出口一番左側の端に設置されています。
セブ空港は、出発(2F)到着(1F)フロアの左右に設置されております。

2. ホテル内の喫煙状況

2. ホテル内の喫煙状況

喫煙ルームの設定に関しては、各ホテルにより対応が分かれています。予約をされる前にご確認頂いた方が宜しいと思います。
また、フィリピンの多くのホテルは、喫煙ルームの事前確約が出来ません。チェックイン当日に喫煙ルームが空いていればリクエストを受け付けてくれます。ほとんどの4つ星以上のホテルは、全面禁煙(喫煙場所は設置)となっていますが、3つ星のホテルは喫煙ルームを残しているホテルもあります。
因みに、禁煙ルームでたばこを吸った場合、かなり高額のクリーニング代を請求されます。

※写真は、禁煙となった「ニューワールド マニラベイ」のエントランス

-ニューワールド マニラベイ 喫煙室

-ニューワールド マニラベイ 喫煙室

※写真は、「ニューワールド マニラベイ」の喫煙室

3. ショッピングモール・レストラン等の喫煙状況

3. ショッピングモール・レストラン等の喫煙状況

ショッピングモール内でも、今まで喫煙可能なスペースであった所も禁煙エリアとなっており、喫煙スペースも1か所というところが多くなっています。モール内のレストランは、以前は喫煙可能でしたが、現在は禁煙となっています。

※写真は、「グリーンベルトショッピングモール」内の禁煙看板

-レストランのテラス席も禁煙に

-レストランのテラス席も禁煙に

※写真は、レストランのテラス席

-スターバックスも禁煙に

-スターバックスも禁煙に

※写真は、スターバックス

-禁煙の看板

-禁煙の看板

※写真は、禁煙の看板

-モール内禁煙看板

-モール内禁煙看板

※写真は、モール内の禁煙看板

-Mall of Asiaの喫煙スペース

-Mall of Asiaの喫煙スペース

※「Mall of Asia」の喫煙スペース

-Mall of Asia内 喫煙エリア

-Mall of Asia内 喫煙エリア

※「Mall of Asia」内 喫煙エリア

4. 電子タバコについて

4. 電子タバコについて

禁煙法には電子タバコは含まれていませんが、各市の条例によっては今後変化があるかもしれませんし過去に変な恐喝事件に巻き込まれた人もいたのでお勧めはできません。最近は、よくショッピングモールなどで小さなタバコ屋を見かけます。上記はグリーンベルトのFUMAという店です。普通のタバコに加えて電子タバコも置いています。マカティのこの店舗では「VYPE」という安めの電子タバコが徐々に売れてきているようです。

※写真は、グリーンベルト内にあるタバコ屋「FUMA」

-電子タバコVYPE

-電子タバコVYPE

VYPE本体:P1,200(呼び方はベイプ?)
フィルター(消耗品):P500

※写真は、電子タバコVYPE。使い方は日本のアイコスに似ている

-アイコスのフィルターも販売

-アイコスのフィルターも販売

そして実は日本でも販売している「アイコス」も取り扱ってはいますが、アイコス本体は在庫切れ中。(入荷未定)フィルターは在庫あり。アイコスのフィルターも販売しているのでアイコス派には安心

アイコス本体:P9,900
フィルター:P400
※2017/7/31現在の価格

※写真は、アイコスのフィルター

2018年現在、アイコス等の電子タバコの本体もだいぶフィリピン国内で購入する事が出来るようになりました。
料金は、日本の1.5倍程度の価格で販売されています。
SMやロビンソン、ガイサノ等のショッピングモールのたばこ販売店にて購入する事が出来ます。
また、電子タバコもホテル、レストラン等の公共の場では全面禁煙とされていますので、注意が必要です。
但し、私有地という事もあり、オーナー判断で喫煙可としているホテル、レストラン等もありますが、警察等に見つかって罰金等を要求されることもありますので、指定場所以外での喫煙は控えた方が良いかと思います。
街中(繁華街)では、バラのたばこ売りも戻ってきています。ただし、路上喫煙は禁止となっています。

まとめ

まとめ

フィリピンの禁煙条例は、まだ施行されたばかりで、細かいルールや運用規定もあいまいな部分があります。 偽警官等の恐喝事件等に巻き込まれる可能性もありますので、決められた場所以外での喫煙はしないようご注意ください。 語学学校に関しても、各学校により、ルールが異なりますので、入校した際にご確認いただきます様、宜しくお願い致します。

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このコラムの著者

サウスバウンドKAWAKAMI

はじめまして。
フィリピン専門の旅行会社サウスバウンドの川上と申します。
弊社は、フィリピンのマニラ、セブ、ボラカイに支店を持つ旅行会社です。
フィリピンでの会社名はATTIC TOURSです。
在フィリピン日本大使館のホームページにもVISA代理申請業者として紹介されています。
フィリピンで35年日本のお客様をご案内していますので、フィリピンの面白い情報をご案内させていただきます。
マニラは、日本大使館の近くとホテルジェン内、セブは、シャングリラホテル内、ウォーターフロントセブエアポート内、ボラカイはサーフサイドホテル内に支店があります。

【日本】http://www.southbound-inc.com
【フィリピン】http://www.attictours.asia この著者の投稿一覧 >>

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