- 2019/04/19
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ニュージーランドのワーホリ(ワーキングホリデー)徹底解説!【留学カウンセラー直伝】
学校で語学を学べ、海外で働く事もできるワーキングホリデー。通称ワーホリと言われ、自由に旅をしたり、資格取得をしたり、自分次第の海外生活を満喫する事ができる2国間の協定制度です。1980年オーストラリアとの協定で始まったワーホリは、今では21ヶ国まで広がっています。そのワーホリの渡航先として人気のある国の一つがニュージーランドです。ニュージーランドは「地球の箱庭」と言われる大自然のイメージが強いですが、魅力はそれだけではありません。世界平和度ランキングで2位(英語圏1位)の治安の良さ、優しくて温かい国民性、四季があり過ごしやすい気候など様々な理由で人気が高いのです。今回の記事ではニュージーランドのワーホリについて、条件・仕事・ビザ・費用など様々な角度からお伝えいたします。
目次
■ニュージーランドのワーホリでできること
ワーホリの醍醐味はよく学び、よく働き、ニュージーランドでの生活を満喫できる事です。そして、せっかくニュージーランドで働くのであれば英語を使う仕事でがっちり稼げれば言う事なしです。しかし、それに必要なのが英語力です。英語力さえあれば時給が高く英語を使う仕事を見つけやすくなります。そして、人脈が広がりニュージーランド生活も更に楽しくなります。
それでは、ニュージーランドのワーホリではどのように勉強したり、働いたり、遊んだりできるのでしょうか。
・就学条件
ニュージーランドで学校へ行ける期間は6ヶ月と限られています。1年間という限られた期間で、最大限英語力を伸ばすためには、できる限り語学学校に長く通う事をおすすめします。また、自分に合うイメージの語学学校を探すためには情報収集が必要です。以下のページではニュージーランドで人気のある学校をランキング形式で紹介しています。
【口コミもチェック!ニュージーランド留学におすすめな学校一覧】
各学校の特徴や1週間の授業料も一目で分かりますので、一度目を通してみると良いでしょう。
また、ニュージーランドでは語学を学ぶだけでなく、バリスタというカフェで働くのに役立つ資格やJ-SHINEという日本の公立小学校で英語の先生になるための資格など多くの資格取得も可能です。
・就労条件、期間
ワーホリでしっかりと学んだら、次はアルバイトです。1雇用主の元で働ける期間が決まっている国もありますが、ニュージーランドは雇用期間が定められていません。最長1雇用主の元1年間働く事も可能です。有給での就労以外にも、企業やホテルなどでの無給インターン、チャイルドケアや老人ホームなどでのボランティアなど様々な経験ができます。
・旅行、遊び、その他
ニュージーランドと言えば大自然。KIWI MAGICという長距離バスを利用すれば、ニュージーランド中を途中下車しながら自由に旅する事ができます。トレッキング、バンジージャンプ、カヤックなども楽しめるほか、夏はサーフィン、冬はスノーボードなどの季節に合わせたスポーツにチャレンジする事もできます。
■ワーホリでできる仕事の種類
・どのような仕事があるか
お土産屋さんやカフェでの接客、日本食レストランの受付や調理、農場で働くファーム、ホテルのクリーナーやベビーシッターなど、ニュージーランドには様々な仕事があります。
・就職のしやすさ
英語が得意でない人は、日本人観光客を対象にしたお土産屋さんや飲食系であれば見つけやすいです。やりたい仕事があり、仕事の幅を広げたいのであれば、英語力が必須となります。英語で対応できる範囲を増やすためにも、語学学校はしっかり通いましょう。
・給料の水準
2018年4月より最低時給は16.5ドルとなりました。日本円で最低約1,300円(税引き後手取り約1,000~1,100円)の時給になりますので、比較的お給料は良いといえます。
■ビザについて
ビザ申請条件
・1年間のワーキングホリデー(休暇)を過ごす目的の人。
・日本国籍を持つ年齢18歳以上31歳未満の独身者。もしくは子供を同伴しない既婚者。
・健康状態に問題がなく、犯罪歴のない人。
※ビザ受理後1年以内に入国すれば良いため、30歳でビザを受理し、1年後31歳になったとしてもワーキングホリデーとして入国は可能です。
・ビザ申請方法、注意点
原則オンライン申請となります。ニュージーランド移民局のワーホリビザオンライン申請ページから申請する必要があります。日本国内の指定病院での健康診断が必要なため、健康状態に問題がある場合は却下される可能性があります。また、指定病院が近くにない場合は、健康診断費(約10,000~20,000円)以外に交通費が必要です。入国時から1年3ヶ月以上残存期間がある有効なパスポートも必要ですので注意しましょう。全ての書類を提出してから約2週間でビザがメールで届きます。証明書として印刷して持参する様にしましょう。※ビザ申請条件、方法は日々変化する可能性があります。申請時の条件を必ずご自身で確認してください。
■保険について
ワーホリで滞在するには海外旅行保険の加入は必須と言えます。海外は日本に比べて医療費が高く、ニュージーランドも例外ではありません。大きな病気や予期せぬ事故にまきこまれた場合、数百万~数千万の費用が発生する場合もあります。保険に入っておけば、いざという時に24時間日本語で医療に関する緊急相談を受けられる場合も多く、日本以上に保険の重要性が高いと思って間違いありません。
■ワーホリで必要な費用
ワーホリで最も気になるのが予算という人も多いと思います。ここでは、2019年夏に渡航し、オークランド入国で1年間滞在した場合の費用を算出してみます。また、費用は以下を前提に算出しています。
・手配料のかからない無料のエージェントを利用
・通学期間は約3ヶ月(12週)・一般英語コース(週23時間)
・滞在先はホームステイで約3ヶ月(12週)
・通学する学校はNew Zealand Language Centre オークランド校
・1ドル77円(2019年4月現在)
【学校で必要な費用】
(内訳)
〈学校にかかる費用〉
・入学金 200ドル=約15,400円
・授業料 週395ドル×12週=4,740ドル=約364,900円
・教材費 100ドル=約7,700円
ホームステイ代(平日2食、土日3食)
・滞在手配費 200ドル=約15,400円
・滞在費 週270ドル×12週=3,240ドル=約249,400円
・到着時空港送迎費(片道) 120ドル=約9,200円
計:約662,000円
【ワンポイントアドバイス】
・オークランドはニュージーランドでも一番学校が多く、自分で学校を選ぶのは一苦労です。無料の留学エージェントに相談すれば、おすすめの学校情報や学校選びのアドバイスをもらえるだけでなく、学校によってはエージェント割引を利用して、自分で手配する料金よりも安くなる場合もあります。
・ホームステイは最初が肝心です。できる限り自分から積極的に会話をする様にしてください。
〈他に必要な費用〉
・ビザ費用 無料 ※別途指定病院での健康診断料が必要(約10,000~20,000円)
・航空券(往復) 約120,000円~200,000円
・海外旅行保険 約200,000円~300,000円
・パスポート 13,000円(5年)
・消耗品(日用品、変換プラグなど) 約5,000円
・お土産 約2,000円
計:約300,000円~540,000円
【ワンポイントアドバイス】
・航空券は書類ではなく、Eチケットというメールで送られてきます。印刷して持参する様にしてください。また、出発が近づくにつれて料金も高くなりますので、予約と購入は早めにする事をおすすめします。
【現地のホームステイ滞在中(約3ヶ月)にかかる平均的費用】
(内訳)
・食費 1食10ドル×5日(平日)×12週=600ドル=約30,800円
・交通費 約100ドル×3ヶ月=300ドル=約23,100円
・お小遣い 約30,000円×3ヶ月=約90,000円
・通信費 無料~30ドル×3ヶ月=90ドル=約6,900円
計:約150,800円
【ワンポイントアドバイス】
・日本よりも外食も物価も高いです。特に食事に関しては節約によって出費が大きく変わってきます。ファーストフードは安くて大きくて節約にはもってこいです。
・交通費は現金よりもICカードの方が安くて便利。オークランドに到着したら、AT HOPカードというICカードはできる限り早めに購入しましょう。
・ホームステイ先にWifiがついていたらラッキーですが、常にWifiがつながっていないと不安という人は、最初のうちはポケットWifiがあると便利です。
【その他の費用】
・旅行費用
50,000円~100,000円
せっかく見どころたくさんのニュージーランドにいるのですから、旅行のお金はある程度準備するか、現地で稼いで貯める様にしましょう。オーストラリアやフィジーなど近くの国への海外旅行も安く行く事ができます。
・仕事のお給料が入るまでの余裕費用
約15,000円~300,000円
計:約200,000~400,000円
【ワンポイントアドバイス】
・3ヶ月の学校
・ホームステイの間は学校に集中し、卒業後に働くとしたら、お給料が入るまでの生活費があった方が良いです。ホームステイで使用するお金(約150,800円)以外に旅行費用も含め約200,000円は持参した方が良いでしょう。
ワーホリで準備する総費費用:約1,312,800円~1,752,800円
【学校を卒業し、仕事を始めてからの収入と支出】
・収入
時給(手取り)約14ドル×週40時間(一日6~8時間×週5日)×4週=約1,680~2,240ドル=約129,300~172,400円
・支出
シェア(家賃)=約600~1,000ドル
食費=約400~600ドル
お小遣い(携帯代、交際費含む)=約300~500ドル
計:約1,300~2,100ドル=約100,100~161,700円
【ワンポイントアドバイス】
・収入と支出を見ても分かる通り、フルタイムで働けばワーホリでの1ヶ月の支出は十分補えます。最低プラスマイナスゼロ、少しずつでも貯金ができれば帰国の際に海外旅行もできるので理想的です。
・シェアに関しては、複数部屋を選べば安く済ます事も可能です。外国人とシェアすれば、英語環境を作る事もできます。その際は相手との相性も大事なので、しっかりと見定めましょう!
まとめ
ニュージーランドは英語学習、仕事、自然、観光、遊びと何でもできる国です。ニュージーランドでのワーホリ生活を満喫させるには、英語力をつける事が重要です。学校情報は以下のページに詳しく掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。
【口コミもチェック!ニュージーランド留学におすすめな学校一覧】
楽しみなはずのワーホリですが、最初の頃は不安も多いと思います。ワーホリで成功するには最低限の基本情報として、ビザの事、事前準備の事、現地情報は不可欠です。無料エージェントに相談すると学校情報だけでなく、ワーホリの基本情報も案内してくれるので安心です。ワーホリ経験のあるカウンセラーがいたら、体験談を聞いてみるのも良いでしょう。また、帰国後の就職を見据えて現地でTOEICを受験してみるのもおすすめです。今しかできないワーホリを成功できた!と思える様に、まずは情報収集から始めてみましょう。
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