- 2017/08/10
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- フランス
- 留学準備
パリの全てが分かる?映画「Paris」の魅力
1.映画「Paris」
それなりに昔…2008年の映画ですが、最近始めて見る機会があった映画「Paris」のご紹介と、この映画を通して見えてくるパリの姿について!
パリのイメージが変わる?一作です!
一般的にパリのイメージといえば、可愛らしい雑貨屋さんや、パティスリー、美食の街、美しく歴史あふれる街並みなど何ともすばらしい響きのイメージが先行しがちです。このままのイメージを持ってご留学されますと、実際のパリで生活をした時とのギャップに「パリ症候群になってしまう!」なんてこもあり得るかもしれません。
そこでこの映画の出番です!美しいだけではないパリの街に生きる人々の日常を描く「Paris」でイメトレしてみましょう
2.「Paris」の魅力・注目ポイントは?
Je suis malade(私は病気です)から始まる衝撃的な内容ですが、中心人物の大病を抱える男性、その彼と間接的に繋がっていく回りの人々の人間模様、人生模様を描くものです。この映画に出てくる全ての人の人生がパリの問題点や文化を表していていると思います。
例えば、差別的な発言を繰り返すパン屋の婦人。移民系の方も多いフランスではよくある光景で、実際にフランス語の中にも差別的な用語も残っています。
ホームレス。メトロの中やシャンゼリゼ通り、教会の入り口などパリでは人が集まるところなどで目にすることが多いですね。
違法なやり方で海を渡るアフリカからの移民。現在でもシリアからの難民の無謀な航海が問題視されています。ヨーロッパへの移住を目指して航海し命を落としてしまうこともあります。
主人公の男性のお姉さんが働いている社会福祉系の仕事場での場面も、フランスの失業問題、貧困層の問題が表れていると思います。
対して、社会の中でも比較的裕福に生きるモデルや、建築士、大学教員、また大学に通うことのできる若い世代の人々など日々の苦労や悩みも描かれています。
パリの街が主人公の映画です!思いっきりパリの美しい街並みがいたるところに背景として写され、まるでパリに居る気分になります。
また、映し出される背景には細かい表現もされている感じもします!
例えば、パリの大学で、パリを専門に教える教員は「パリは常に古いものと現代的なものの葛藤がある」といっていますが、その兄弟はパリに新しい住宅地を建設する建築士です。歴史あるパリの街並みの中にところどころ映し出される、パリのビル郡などもその矛盾を描いているように思えます。その教員が、好きなってしまった若い女性に今風の言葉をショートメールを送ってしまうのも皮肉ですね。
3.改めて振り返る「Paris」の魅力
この映画は美化されたパリではなく、比較的リアルに近いパリを描いていると思います。
事前に見みるのも、パリから帰ってから見るのもお勧めです。
事前に見ると、イメージが湧きやすいのと、ここは映画の撮影地だった!」と実際に現地行って盛り上がる事間違いないしです!
帰ってから見ると、とても懐かしくて、きっと戻りたくなってしまうでしょう!!
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このコラムの著者
サーターアンダギー
フランスワーホリ経験者。英語よりもフランス語が得意です! この著者の投稿一覧 >>
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