- 2019/07/31
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- フランス
- 観光情報
アヌシーからバス1本!ヤギのチーズ牧場へGO
アヌシーのあるHaute-Savoie県は農業が盛んですが、その中でもとりわけ酪農が盛んです。⾄るところにに放牧されている⽜、⼭⽺は、この地域を代表する特産の美味し〜いチーズになって⾏きます!今回のコラムでは、アヌシーからちょっとの遠出で⾏けちゃう「Semnoz」エリアにあるチーズ農場での、ファーム⾒学についてレポートです☆
1. Semnoz
Semnozはアヌシーから南に⾞で30分ほど、⼭道をくねくねと登った先、標⾼約1400メートルの⼭間にあるエリアです。Semnozとは、実はこのエリアにある標⾼約1600メートルの⼭の名前でもあります。⾃然が多く、豊かな⽣態系が残るSemnozは、学者が植物研究のために訪れたり、地元の学⽣が遠⾜に来ることも良くあるんだそうです!
また、Semnozの⼀体はスキー場になっていて、冬の間のスキー・スノーボードはもちろんのこと、夏の間も、スライダーやマウンテンバイク等のアクティビティーを楽しめるため、⼦供に⼤⼈気!1年を通して⾃然と触れ合えるエリアです。
2.⾏き⽅
魅⼒溢れるSemnozですが、なんとつい最近までアヌシーからの公共交通⼿段はありませんでした…。距離は遠くないですが、⼭道ですし、⾞を持たない留学⽣には⾏きづらい場所でした。が、しかし…!アヌシーの公共交通機関である「Sibra」が、6⽉1⽇から、アヌシーとSemnoz間を往復させる「La Ligne de Semnoz」を運⾏し出したのです!!しかも⼀⽇に⽚道6便も運⾏されていて、料⾦は往復で6.20ユーロ。
バスは通常の市内バスの括りではないため、市バスが停まるアヌシー駅前のバスターミナルではなく、アヌシー駅右側の⾼速バスターミナルに発着しています。バスはお花畑の写真でラッピングされていて、ボディー両側に「Semnoz」と⽂字が⼤きく⼊っているので、どのバスがSemnoz⾏きのものかが分かりやすいです。かわいい塗装のバスはあまり⾒かけないので、遠出気分が⾼まります♡
バスのチケットは乗⾞の際に運転⼿から買えます。ですが、乗⾞の際には現⾦払いしか出来ないので、もしカードで⽀払いたい⽅は、バターミナルの向かいにあるSibraのオフィスカウンターに⾏く必要があります。Sibraのオフィスはお昼休憩なく終⽇空いているので(フランスではレアです)、便利に利⽤できます!チケットは帰りも同じものを運転⼿に⾒せるので、紛失は厳禁ですよ!
3.La Chevrerie D’Alex
バスに揺れること30分ちょっと、Semnozスキー場の⼊り⼝広場に到着です。道中はとにかくクネクネの⼭道なので、⾞酔いしやすい⼈は要注意です。今回お邪魔した農場は「La Chevrerie D’Alex」。直訳すると「アレックスの⼭⽺」という何ともシンプルで直球な名前のファームです(笑)。このファームは、冬は標⾼の低いSemnozの⾕間にあり、夏の間は、今回訪れた標⾼の⾼い場所を拠点に⼭⽺を育てているそうです。
ファームからはアルプスの素晴らしい⼭並みを⾒ることができました。周辺は天然のお花畑!美味しい空気を吸い、新鮮な草を⻝べながら家畜が育っている様⼦を、存分に感じることができました!
4.ファーム⾒学:チーズ製作室
いよいよ、チーズ製作についての⾒学ツアーです。「La Chevrerie D’Alex」では、7−8⽉の間、毎週⽔曜⽇の午後14時にツアーを⾏っているそうです。まずはチーズを攪拌し⽣成する部屋で、このファームがどんなチーズを作っているのか、ミルクがどういう⼯程を経てチーズの形になっていくのかの説明を受けます。⽣成時に使っている道具なども⾒せてくれましたし、実際に朝に作ったばかりの、出来⽴てホヤホヤの⼭⽺チーズも⾒せてもらえました!
ファームは⼤きくないので、説明もすぐに終わるのかなと思っていましたが、約30分程、かなりしっかりと説明してくれました。ファーマーのちょっと鈍ったネイティブフランス語のせいで、私レベルはあまり聞き取れませんでしたが…、聞き取れる⽅にはかなり楽しい内容だったと思います。
5.ファーム⾒学:飼育⼩屋
続いて、⼭⽺のお乳を搾乳する部屋と飼育⼩屋を⾒せてもらいました。搾乳はどうやって⾏うのか、⼭⽺にどんなエサをやっているのか、と⾔ったことを細かく説明してもらえました。ここでも30分くらい説明をしてもらえ、とても充実した内容でした。
6.チーズを買おう!
全ての説明を聞き終えた後、ファームのお外でチーズの試⻝会をさせてくれました♡
ファームで作られたチーズを⻘空の下で⻝べるのは、とても最⾼でした!⼭⽺のチーズは独特の味で⻝べづらい印象でしたが、ファームで出来⽴てのチーズはフレッシュで、臭みがなく⻝べやすかったです。地産品の底⼒ですね!
ファームには売店があります。豊富な種類の⼭⽺チーズの他にも、3種類ほどの⽜チーズ、⼿作りのジャム数種、蜂蜜、チーズのオイル漬け、サラミ、乳⽯鹸なんかも売られていました。どれもオート・サボア県の⽥舎ならではのお⼟産ですね! ⽀払いはファームなので現⾦のみしかダメかと思いましたが、カードもOKでした。
7.まとめ
La Chevrerie D’Alexのファーム⾒学は、ファームに直接電話で予約をするか、アヌシーの「Office de Tourisme du Lac D’Annecy」で⾏うことができます。アヌシーに来る地元フランスやスイスからの観光客に⼈気だそうなので、予約は遅くても2⽇前までには⾏うことをお勧めします☆
【La Chevrerie D’Alex】
HP:http://www.chevreriedalex.fr/
TEL:06.20.50.87.95
【Office de Tourisme du Lac D’Annecy】
HP: https://www.lac-annecy.com/
チーズ消費⼤国のフランスならではの、⼭⽺チーズ。この機会にぜひファーム⾒学もしてみてくださいね!
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このコラムの著者
らいちゅう
小学生でオーストラリア、高校生でカナダへ短期留学を経験。
18歳からはカナダの大学へ進学し、学生と社会人で6年滞在しました。
2019年に仏語を習得すべくフランス・アヌシーに留学。現在もフランスに住んでいます。
趣味はフィルム写真を撮ること、美術館巡り、旅行も好きです。(^▽^)/
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カナダ、アメリカ、フィジー、ニュージーランド、オーストラリア、フィリピン、台湾、タイ、イギリス、フランス、ベルギー、イタリア、クロアチア、チェコ、スロバキア、ウクライナ、ポーランド、スイス、ギリシャ、モナコ公国、オーストリア、オランダ、モンテネグロ、ボスニアヘルツェゴビナ
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