• 2017/08/17
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  • 豆知識

やっぱりマザーカントリーの影響?イギリスと縁ある国同士のかぶってる地名に注目

世界にはイギリスのことを、その出身でないながら、「マザーカントリー」と親しみを込めて呼ぶ人がいます。
その昔イギリスから移民した人々がその先祖である、オーストラリアやニュージーランドの人達です。筆者も、外国でオージーやキーウィに会って「その話し方からすると、出身はマザー・カントリー(あるいは「マザー・イングランド」)だね?」と言われたことも何回かあります。
筆者にはとても新鮮に響く表現でしたが、確かにイギリスは何百年もの歴史の中で色んな国との縁が出来上がってきた一国です。個人的にはイギリス=親とその子、というより、イギリス=兄とその弟たち、というたとえの方が近いような気もしますが…
そして、家族らしく「名前」も似ているな、ということにも最近改めて気づいてきました。同じ名前の街や地域が別の国にある!という何だかくすぐったい感覚。この好奇心を刺激してみようと、色々調べてみて…特に面白いな、と思った「被っている地名」をここで紹介してみたいと思います。

1. グリニッジ / Greenwich

1. グリニッジ / Greenwich

ひとつはイギリス、ロンドン市内南東部の地域。もうひとつはオーストラリア、シドニー北西部の地域。初めてオーストラリアのグリニッジの存在を知った時は「さすが縁ある国同士、面白い」と思ったのを覚えています。
ロンドンとシドニーでは、(サマータイム実施中でない限り)丁度時差が12時間なのですが、そう考えると、「グリニッジ時間」もAMとPMの二通りがある、ということになるのかな?という面白いことも考えてみたりします。

※写真はイギリス、ロンドンのグリニッジの風景

2. ロンドン / London

2. ロンドン / London

「出身はロンドン」と言われてイギリスの首都以外のところなんて思いつくの?というくらいにロンドン=ここ、という認識でおりましたが、実は他にもあるのです。

「その他のロンドン」例:
London, カナダ、オンタリオ州
London, アメリカ、カリフォルニア州

こちらはオセアニアではなく北米にあるんですね。海の向こうの方は、出身都市を聞かれた時はどういう風に答えているのでしょう?相手がアメリカ人なら?イギリス人やその他外国人だったら?ちょっと興味が沸くところです。

※写真はイギリスのロンドン

3. ハイドパーク / Hyde Park

3. ハイドパーク / Hyde Park

忙しい首都の広くて癒される緑のオープンスペース。それがロンドン(英)とシドニー(豪)のハイドパーク。名前だけじゃなく、性格(?)まで似ているとは、双子みたいですね。

※写真はシドニーのハイドパーク。両者の比較は記事ラストの「関連スポット」から!

4. ブライトンビーチ / Brighton Beach

4. ブライトンビーチ / Brighton Beach

オーストラリアにも「ハイドパーク」がある、ということは前々から知っていましたが、これはちょっとした驚きでした!
イギリスでは小石なのに対して、オーストラリアの方はサラサラの砂浜なんですね。さすがオーストラリアです。「負け」です!
そう言えば、ブライトンビーチ(豪)がある州の名前は「ビクトリア」でした。これもやっぱり英国のビクトリア女王にその由来があるのでしょうか?

※写真はイギリスのブライトンビーチ。両者の比較は記事ラストの「関連スポット」から!

5. ウェリントン / Wellington

5. ウェリントン / Wellington

こちらは上記4件と異なり、筆者はイギリスよりニュージーランドの地名の方をより強く認識していましたが、実際多くの場合はそうなのではないでしょうか?
ニュージーランドのウェリントンは国の首都。坂の多い風の街です。一方、イギリスのウェリントンは地方のサマーセット州、シュロップシャー州、などにある町の名前です。ちなみに、ニュージーランドのウェリントンの由来となったのはサマーセット州の町(の初代ウェリントン公爵)だそうですよ!

※写真はニュージーランドのウェリントン

6. カンタベリー / Canterbury

6. カンタベリー / Canterbury

「カンタベリー」はイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカと多方面にあります!
これがイギリスでは街の名前、オーストラリアやアメリカ、カナダでは規模の小さい村やコミュニティなどの名前、ニュージーランドでは南島のひとつの地域の名前になります。皆様は「カンタベリー」と聞いてどこを思い浮かべますか?

※写真はニュージーランド、カンタベリー地方の街、クライストチャーチの風景

最後に~振り返ると~

やっぱり面白いですね。
きっと、ふと気になった瞬間に何気なく調べてみると他にもたくさんありそうです、地名の兄弟。 そういうのを探す旅に出ようとまではさすがに安易には思わないですが、地図や図鑑を見るのがまた楽しくなりそうな発見だと思います。

もっと、縁ある国についても知ってみたくなりました。いつか行くことがあれば、その時はよろしくお願いします!

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このコラムの著者

きえちゃん

日本人でも英国人でもなく、ロンドン人です。
ロンドンで一番好きな場所はサウスバンク。
使える言語の数はきっと永久に「2.5」。 この著者の投稿一覧 >>