- 2017/10/31
- 5790view
- thanks!(3)
- イギリス
- 海外生活情報
ロンドンの治安について
日本は世界的に見ても安全な国で、海外は危険!とよく言われます。最近ではロンドンでもテロが起きており、治安が気になる!心配!という方がたくさんいらっしゃると思います。そこで今回はロンドンの治安について考えたいと思います。
危険なエリアといわれる場所…
Elephant&Castle, Brixton, Hackney, Peckham, King's Cross, Finsbury Park, Tottenham, Lambeth, Southwark, Croydon など
★police.uk
で犯罪マップを公表しているので参考にしてください。ポストコードを入力するとそこの地域の犯罪の数、どんな犯罪がおきているのか、といったことを見ることができます。
上記は危険なエリアというと良く名前が挙がる、ドラッグの売人やギャング・マフィアなどがよくいると言われる地域ですが、現在はどんどんお洒落なマーケットやカフェなどができてお洒落な街へと生まれ変わってきています。危険といわれる地域は家賃が安く、お金のないアーティストなどが移り住むことが多く、そこからお洒落な地域に変わっていくのです。
しかしやはり気を付けるに越したことはありません。特に夜など人通りが少ないときは気を付けましょう。また夜にバスに乗る場合、混んでいなかったら一階に座った方が良いでしょう。
他の地域
治安が悪い、といってもやはり一番多いのはスリです。
一番犯罪が多い地域は国会議事堂などがあるウエストミンスター地区です。ウエストミンスターはイギリス中で一番犯罪が多い地域です。
やはり観光客がたくさんいるので、観光客が狙われます。スリのほかにも、大道芸人など派手な格好をした人たちが近寄ってきて写真をとらせようとしてきます。これを撮ってしまうとチップを要求されますので気を付けましょう。
また特に中心部では観光客を狙った偽警官の被害もあるようです。手口は、道に迷ったという人に話かけられ、あとからやってくる偽私服警官に財布やクレジットカードをみせろと言われお金やカードを抜き取られるというものです。最初に道に迷ったという男に財布をあけさせ、安心させてこちらの財布もあけさせるようです。本物の警察官がこのようなことをすることは絶対にないので気を付けましょう。また家にやってくる場合もあるようなので、必ずIDを見せてもらい、警察101(Non-emergency crimeの番号。緊急の場合は999)に電話しそのような人がいるかどうか問い合わせましょう。
ケンジントン、チェルシーはお金持ちが住むエリアで安全と思われるでしょうがお金持ちを狙った空き巣などが多い地域です。一階のフラットは狙われやすいようです。
フットボールチームや試合があるところだとたまにサポーター同士の喧嘩などがありますので巻き込まれないように気を付けましょう。
どの地域でも夜のパブ・クラブなどの近くは気を付けましょう。酔っ払いに絡まれたり、酔っ払いの喧嘩に巻き込まれたり、また酔っ払いを狙った詐欺などもあります。フレンドリーそうに近寄ってきて、ハイファイブやハグをしてきてその隙に財布を盗ったり、首を絞めて気を失わせたり(はたからみたら酔いつぶれているようにしかみえない)して財布を盗むということが実際にあったそうです。
またフラットのビューイングに行く際も気を付けましょう。私がロンドンにいたときにMixBに載っていた格安のお部屋があり、軟禁をされると有名なところもありました。
治安が良いか悪いか判断するポイント:
どんなスーパーがあるか…マークスアンドスペンサーやウェイトローズがあると安心
シャッターが閉まっているかどうか…閉まっているところが多いと危ないかも
お店の窓ガラスが割られていないか
人通りが多いか…日中、夜もチェック
気を付けること:
ファスナーに注意!ショルダーバッグなどは後ろにむけない。リュックも特に電車の中などの人混みでは気を付けましょう。そして財布などは奥の方にしまうようにしましょう。私の友人がロンドンではないですがオランダ・アムステルダムでおみやげやさんの中でカバンから財布を抜き取られました。お店の中だからといって気を抜かない方が良いです!彼女は財布に現金をほぼいれていなかったので被害はあまりありませんでした。イギリスはカード社会でどこでもカードを使えるので、現金はあまり持ち歩かない方が良いかもしれません。クレジットカードだけですと日本から新しいのを発行してもらったりと大変なので現地に口座を作り、デビットカードを手に入れましょう!
また日本でよく見かける光景ですが、トイレに行くときに机の上にスマホなどをおきっぱなしにしない!椅子の上にかばんをおきっぱなしにしない!場所取りに何かを置かない!
ちなみにカフェなどで隣の人からトイレに行くので荷物を見ておいてくれませんか、と頼まれることが結構あります。
そして日本人っぽいひらひらした格好やカメラや地図をもっているなどあきらかに観光客、といった見た目だとやはり狙われやすいと思います。シンプルな格好や、長く滞在する方は現地で服を買って溶け込むのが一番かもしれません。
まとめ
私自身はロンドンに4年間住んでしましたが、危ない目にあったことは一度もありません。イギリス・ロンドンには道やお店、バスの中、駅などいたるところにCCTVという監視カメラが設置されていて常時監視されていて安心できます。しかし日本でもそうですが、いつどこで何に巻き込まれるかはわかりません。自ら危ないところへいったりすることは控えましょう。
ロンドン留学について調べてみる!
イギリス留学について興味を持った、もっと知りたいという方は…
無料:イギリス留学説明会
【おすすめサイト】
イギリスへの語学留学はロンドン留学センター
イギリス留学の口コミは留学thank you!
記事に関するキーワード
このコラムの著者
Ririko
高校卒業後に初海外でイギリスのボーンマスにある語学学校に通い、その後ロンドンの大学を卒業しました。体験談などを載せていきたいと思います。 この著者の投稿一覧 >>
国で探す
- アイルランド(12)
- アメリカ(51)
- イギリス(43)
- インド(11)
- オーストラリア(33)
- オーストリア(1)
- カナダ(64)
- ドイツ(2)
- ニュージーランド(28)
- フィリピン(78)
- フランス(29)
- ポルトガル(16)
- マルタ(13)
- マレーシア(22)
- 台湾(15)