- 2018/05/09
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マレーシアでの交通手段、Grabとタクシーと電車の利用法
こんにちは。マレーシアにあるAPUという大学で正規留学しているchamiです。マレーシアで生活し始めて8か月になります。
マレーシアは歩道が整備されていないところが多いので、少しの距離でもタクシーを使うことがあります。なので、1ヶ月の交通費を考えると日本で滞在するより交通費がかかってしまうということもあります。クアラルンプールでの交通機関は、主にバス、タクシー、grab、電車になりますが、私は普段バスを利用しないので今回は、grabと流しのタクシー、そして電車について細かく紹介したいと思います。
1. grab
私が一番利用している交通手段です。grabのアプリケーションをダウンロードすることで、grabタクシーを現在地まで呼ぶことができ、目的地も設定することができます。東南アジアではメジャーになっていて、以前留学していたフィリピンや旅行で行ったベトナムでも利用することができました。少しまではアメリカ発祥の配車サービスであるUberも利用することができたのですが、3月にマレーシアから撤退してしまい、現在マレーシアでUberを使用することはできません。
クアラルンプール中心地は歩道が整備されていますが、郊外や地方都市に行くと歩道が整備されていないところがあります。私が住んでいるところはクアラルンプール郊外にあるので、歩道が整備されていない場所も多くあり、道を歩いているといきなり歩道がなくなって歩けないということもあります。
大学までも、シャトルバスを逃してしまった場合、grabを利用しています。利用する時間によりますが、私の住んでいるマンションから大学までは8リンギット(約240円)くらいで行けます。
2. Grabの使い方
使い方は簡単です。まず、自分の現在地を入力します。この時GPS機能で現在地がすでに表示されていることがありますが、たまにその現在地が間違っているのでしっかりと確認しないといけません。目的地を設定したら、値段が表示されます。予約を進めたい場合は、bookを押して終了です。その後、grab運転手が現在地に来てくれます。
3. Grabのメリット、デメリット
Grabのいいところは、いつでもどこでもタクシーが安い値段で呼べることです。目的地も設定できるので、住所を設定するだけで目的地に到着することができます。目的地を設定する前にクレジットカード情報を設定すればカード払いも可能です。
メリットがある一方で、デメリットもあります。Grabの値段はその時の需要によって異なります。つまり、他にもgrabを利用したい人が多くいた場合値段が高くなり、予約も取りづらくなります。マレーシアの主な交通手段は車なので、ラッシュ時は道路が混んでおり、その時間にgrabを予約すると値段が高くなります。例えば、私の住んでいるところからクアラルンプールの市街地に行くのに普段は500円くらいで行けるのですが、ラッシュ時にgrabで行くと1200円くらいの値段になってしまいます。また、確認もせずに高速道路を勝手に利用して高速道路代を上乗せしてくるドライバーもいます。さらには、稀に道に迷ってしまうタクシードライバーもいます…。私は以前、ドライバーが道に迷って普段なら30分ほどで行けるところを1時間半ほどかかったこともありました。
4. 流しのタクシー
今はgrabを利用する人がマレーシアでは多いですが、もちろん流しのタクシーもあります。しかし、流しのタクシーはトラブルが多いといわれています。
Grabより2倍3倍の請求をしてくるタクシードライバーもいたり、メーターで値段が決まる場合、わざと遠回りをして通常の値段をより上で請求しようとするドライバーもいます。観光客は土地勘がないので、遠回りをされても気づかない場合が多いです。
今まで何度か流しのタクシーを使用したことがありますが、90%くらいの確立でぼったくりをするドライバーにあたっているので、極力流しのタクシーは利用しないようにしています。
5. 電車(MRTとLRT)
1駅間は約1リンギットから利用することができます。日本と比べるととても安くて、路線が複雑ではないので観光客でも簡単に利用することができると思います。利用する駅によりますが、私の最寄駅のbukit jalil駅は毎分15分ほどで時間通りに電車が来ます。Grabのデメリットとして説明をした通り、マレーシアは車社会なので、時間帯によっては渋滞がひどく、目的地にいつたどりつけるのかが分からない為、正確な時間で目的地にたどり着きたいときやクアラルンプールの中心地に行くときには電車を使用しています。
東南アジアの電車は危険そうと思っている方もいるかもしれませんが、マレーシアは治安がいい街なので安心してください。私はトラブルにあったこともなく市街地に行くときはだいたい電車を利用していますが、ひったくりなどのトラブルに遭遇したとことはありません。ただ、日本でもいえることですが絶対ではないので、警戒心は常に持っておきましょう!
また、電車内はクーラーがガンガンに効いていて寒いです。マレーシアは電車に限らずショッピングモールなどでもクーラーが効きすぎているところがあるので、旅行の際にはパーカーなどを持ち歩くことをおすすめいたします。
まとめ
起こりうるトラブルを考えると流しのタクシーを利用することはあまりお勧めしません。早朝のラッシュ時間(8時ごろ)と帰宅ラッシュ時間(夕方5時から夜の8時ごろ)はとにかく道路が混んでいます。市街地は特に車でごった返しているので、事故にあわないよう歩くのも気を付けてください。状況によって交通手段をうまく使い分けましょう!
以上、chamiでした。
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このコラムの著者
Chami
高校一年生で語学留学に行ったことがきっかけで海外に興味を持ち、海外進学を決意。3月に高校を卒業し、現在マレーシアの大学進学準備中。 この著者の投稿一覧 >>
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