• 2017/07/18
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フランス滞在先での良くあるトラブルにご注意!Un mois de préavis

今回のコラムではフランスのご留学中によく頂くご質問の1つ、トラブルの元になるUn mois de préavisに関して書いてみたいと思います!

はじめに~フランス語学留学の滞在先手配~

フランスのご留学プランで最も多いのは語学留学です。弊社でも、もちろん多くの語学学校をご紹介しており、これまで多くのお客様がご留学に行かれています。語学学校のお手配の際に、ホームステイやレジデンスを一緒にお手配することが一般的です。学校がホームステイやレジデンスを手配してくれるので、語学学校のコースを登録する際に、滞在先に関してもご希望の方は一緒に合わせてお手配をしています。

ホームステイをする

ホームステイをする

ホームステイは皆さんがご存知通り、現地のフランス人の方のお宅に滞在する滞在方法です。長期の滞在はなかなか難しい場合もあるため、一般的3ヶ月ほどまでのお手配しかしないことが多いですね。この場合は、特にホームステイ先の方との個人契約書などはなく、学校との契約ということで、延長や退去に関しては学校に伝えることになります。キャンセルや、早期退去に関してのキャンセル規定は学校それぞれが定めています。

レジデンスに滞在する

レジデンスに滞在する

レジデンスは、様々なタイプがありますがまず前提として学校が運営している寮ではありません。学校によっては学校の寮を持っていることもありますが、ほとんどの学校は寮の案内がありません。外部の一般的な、アパート、レジデンス、Studioなどを仲介しこれらの滞在先を手配してくれることが一般的です。この場合、学校は手配の仲介をしますが、学校が運営している寮ではないため、その後のデポジットの支払いや、本契約書へのサインなどは現地に行ってからご自身で行う形になります。

自分で滞在先を手配する

自分で滞在先を手配する

ご自身でこれらの個人滞在先を手配しようとする場合、場合によってはフランス現地に住む、フランス人の保証人を立てなければいけないことも多く、学校のほうで仲介してもらいお手配を差し上げるほうがスムーズな場合が多いですね。

いずにしても、上記のようなアパート、レジデンス、Studioなどの個人滞在を学校経由やご自身でご契約されますと、これらの滞在先にデポジット(一般に家賃1か月分)が発生します。入居の際に、現金やクレジットカードなどでお支払いされ、退去後に破損がないことを認められればその後約2ヶ月以内に銀行口座に滞在先からご返金という流れが最も多い流れです。もちろんこのとき、日本の銀行口座を指定されますと、海外送金手数料などは引かれます。

Un mois de préavis って何?

フランスにはこのデポジット以外にも、Un mois de préavis(アン・モア・ドゥ・プレアヴィ、英語で言うと「One month's notice」)という別の条件があります。
これは、滞在先を退去する場合少なくとも退去の1ヶ月前には退去することを伝えなければ、1か月分の家賃を支払わなければならないというものです。日本でも、契約の際にこのような規約があることはありますね。フランスではこちらの規約は大前提になっていますので、デポジットとは別に早めに退去を申し出なければ1か月分の費用が発生してしまうということを念頭においておきましょう。

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このコラムの著者

サーターアンダギー

フランスワーホリ経験者。英語よりもフランス語が得意です! この著者の投稿一覧 >>

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