• 2017/12/05
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  • 留学準備

留学先の初対面の人との会話術、必見!

「留学先で友達は本当に出来るだろうか?」と不安に思う人もいるかもしれません。「海外では友達作りが大切だ」と言われたところで、一体、どのように初対面の人に話かければ良いのか迷ってしまう人もいると思います。

今回は初対面が苦手な方のために、留学先で自分から相手に話しかけるちょっとした秘訣について述べたいと思います。

初対面の人との距離をグンと縮める効果的な内容です。

1.自分が親しみやすい人を考えてみる!

1.自分が親しみやすい人を考えてみる!

まず最初に、少しの間、あなたは普段、どんな人に親しみを感じやすいかを考えてみてください。実はそこからヒントが得られます。

一般的に人は、自分と共通点がある人に親しみを感じやすいという事実を 知っておくと良いでしょう。いかがでしょうか?

つまり、自分から相手に話しかけるコツは、お互いに共通することを探し、それについて話題にするといいのです。

たとえば、スポーツや音楽の好みであったり、生まれ故郷であったり、趣味と言った具合に、何か相手と共通することを話題にしてみる。すると、相手との距離をグンと縮めることが可能なのです。

2.相手の国の言語で話しかけることも有効な手段!

2.相手の国の言語で話しかけることも有効な手段!

友人作りに成功した留学生の中に、相手の国の片言の言語を使って話しかける方法をとった留学生もいました。たとえば、相手が南米から来た留学生であれば、挨拶程度の簡単なスペイン語を覚え、その相手にスペイン語で話かけるわけです。ちなみに、ブラジル人の場合はポルトガル語です。

立場を逆にして考えてみると分かりやすいと思います。たとえば、どこかの国から来た留学生でも構わないのですが、留学先で、その外国人学生からあなたに「こんにちは!私の名前は、●●です」といったように日本語を使って話しかけられたらどんな印象を受けますか?
驚きとともに、何となくその相手に親近感が湧くのではないでしょうか?

このように相手の国の言語で話しかける方法は、意外と効果的です。単純な外国語表現はインターネットで簡単に検索できますよね。これも相手との共通する話題で距離をグンと縮める一例になると思います。

3.相手の関心事を主体として話を始めることがコツ!

3.相手の関心事を主体として話を始めることがコツ!

まず、話してみたい相手がいたら、その人をよく観察し自分との共通点を探します。その後、最初に軽く挨拶を交わし、「あなたは~に興味があるの?実は私も~にたいへん興味を持っています。あなたの国では~」と続けてみるのも良いでしょう。

あるいは、相手の持ち物を褒めてみるものいいと思います。
たとえば、「これ素敵ですね!あなたの国で手に入れたの?」など。

つまり、何がポイントかというと、相手の関心事を主体として話を始めることです。そうすることで自然に会話が流れます。この段階では、まだ「私が、私が・・・」という自己主張は控えたほうが無難です。最初は、相手を優先して会話をはじめるのがコツです。

だからといって、いきなりこれまで述べたような内容を話すのもハードルが高いと感じる方もいるでしょう。その場合にお勧めなこととしては、事前に話しかける内容を紙に書いておく。つまり、会話の内容をあらかじめ準備しておくことです。心配な方は事前に話しかけることをシュミレーションしておくと良いかもしれません。これはリアルな相手がいなくても一人でできますからね。

4.留学当初は先手必勝が相手との関係を構築するカギ!

4.留学当初は先手必勝が相手との関係を構築するカギ!

海外の学校などで一番話しかけやすい状況は、初日から数日間がチャンスです。

なぜなら、あなた以外の人たちもあなたと同じように友人を作りたいと考えているからです。しばしば相手から話しかけられたら話をしよう!という受け身の姿勢の日本人留学生もわりと多く見受けるのですが、海外では、相手から話しかけられることを待つのは得策ではありません。意外かもしれませんが、場合によっては、待ちの姿勢で一人でいると、周りの人たちからは、「この人は一人でいるのを好む人」と思われてしまうこともあるのです。

自分から話しかけることで、まさに相手は「待ってました!」とばかり、会話をしてくれるでしょう。自分から話しかける行為は、つまり、相手に対して話のきっかけを自分から与えてあげているともいえるかもしれません。

自分から話しかけることに慣れていない人にとっては、少し勇気は要りますが、ぜひ チャレンジしてみてください。

5.まとめ

いかがでしょうか。初対面の人たちに話しかけるコツを掴んでもらえたでしょうか?

繰り返しますが、海外では先手必勝が相手に話しかけるコツです。自分から明るく積極的に話しかけてみてくださいね。その際には笑顔も忘れずに。というのは、笑顔は相手に「私はあなたに敵意はなく、親しみを抱いています」というサインだからです。そういう意味では、顔の表情もコミュニケーション表現の一つといえるのかもしれません。

留学先で一人でも二人でも話せる友人ができると、それだけで留学生活はとても楽しくなり、生活に対する充実感やモチベーションが倍増します。初対面の人に話しかける際には、ぜひ先手必勝で臨んでみてください!

留学してみたい、でも何から始めればいいかわからないという方は…
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このコラムの著者

あうとりがー

有限会社あうとりがー 代表取締役
●国家資格 2級 キャリア・コンサルティング技能士
●国家資格 キャリアコンサルタント
●総合旅行業務取扱管理者

大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、スイスに本部を持つ、世界最大級の国際教育機関の日本支社に11年間勤務。2003年に独立し、留学コンサルティング会社、有限会社あうとりがーを設立。その後、留学生の出口である帰国後の就職・キャリア教育の重要性に着目し、2010年、留学生向け就職支援・研修会社にて留学生のキャリア支援にも携わる。その経験を生かし、現在、自社において、留学およびキャリアの両面から留学生を支援している。国内初の留学・キャリアコンサルタントとして活動中。
 
これまで 留学生支援を開始以来、25年間で、のべ10,000 名を超える留学生に接し、留学希望者や留学生帰国者対象に留学・キャリア講演をはじめ、キャリアコンサルティング・就職支援を行なう。
 現在、一般社団法人JAOS海外留学協議会【 Global ACE 】(厚生労働省委託事業)において全国のキャリアコンサルタント 31名をまとめるスーパーバイザー役を担当し、キャリアコンサルタントに対して、留学生に対峙する際の助言・指導を行っている。 この著者の投稿一覧 >>

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