• 2017/06/17
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  • 留学準備

フィリピン留学の費用と無料留学の実態

 留学に行く前、「何を持っていけば良いのか?」「お金はどれくらい必要か?」不安かと思います。
学校の生徒たちを長年観察してきた結果、「どのくらい出費しているか?何に使っているか?」お伝えしたいと思います。
「現地でのアルバイトや人気の無料留学が本当にお得なのか?」についても説明します。

1. 毎月のお小遣い

1. 毎月のお小遣い

 留学生は、平均的にひと月に2回くらい島やリゾートに泊まりに、週に3回くらい外食や買い物に行きます。 旅費は、場所やホテルのクラスによって大きく変わりますが、だいたい2000ペソ~5000ペソ(1回分) 食費は、1回100ペソ~300ペソ程度、日用品などを購入。毎月3万円くらい利用しているようです。

 留学前は、勉強に行くから旅行なんて!と思う方も多いと思いますが、意外とあっという間に友達が出来て、1~3か月という短い期間内にみんなで色々な場所に行きたくなるようです。
毎月1万円でも海に行くこと、ローカルフードを楽しむことも出来ます。
毎月5万円以上豪遊している方もいます。日本では出来ない豪華な体験をするのも良い経験だと思います。

2. 留学中フィリピンでのアルバイトや、無料留学について

2. 留学中フィリピンでのアルバイトや、無料留学について

 わたしは、3年前に無給のインターンとしてセブに来ました。半年過ぎたころから貯金が減っていく一方の生活を止めたいと思い、セブのコールセンターでアルバイトをしました。時給250ペソ(600円くらい)。セブから日本の方に電話し化粧品を売りまくりました。放課後と、土日にバイトをし、1か月の給料は、90時間働いて5万円。3か月くらい経ってから「私はセブでなにしてんだ?」と思うようになりました。勉強するべき時間にバイトをし、日本語を読みまくり、日本語の文法、話し方をセブで直されていました。お金にフォーカスすると結果、バカを見る。

 無料留学をうたっている学校はどうでしょう?
システムは、一日の半分仕事(コールセンター)する代わりに、半分無料で授業を受けられるという。一見いい感じの話。日本のコールセンターで週5日アルバイトをした場合、一か月の給料は、10万円以上になるでしょう。こう考えると、10万円以上の価値の事をして半分しか授業を受けていない事になりませんか?その上、そういう学校は、食事の支給、ビザのサポートなど一切ありません。実は、現地での出費も大きいのです。10万円分以上働いて、ビザ、食費、自分で払っている上に、授業は他の学校に比べて半分の時間のみ、疲れて英語の勉強に一番大事な予習復習も出来ないでしょう。
12万円あれば、フィリピン留学で1日8時間授業を持ち、食事つきの学校に入る事が可能です。何も気にせずに留学を楽しみ勉強に集中することが出来ます。
一見魅力的に見える無料の留学、一度計算しなおす必要があるのではないでしょうか?

3. フィリピン人と食事にいったらおごるべき?

3. フィリピン人と食事にいったらおごるべき?

 これは半分YES。フィリピン人の平均給料は1日370ペソくらい(850円)です。わたしたちの1時間で稼ぐ給料を1日9時間働いて稼ぎます。
 わたしの意見は、余裕があるなら奢りましょ!!でも忘れるつもりで。後から気にしないなら。奢りたくないなら「お金がない。今日の予算は100ペソ」と伝えておけば、みんなで割り勘できるお店に行きます。あなたが、いつも友達に親切にしているなら、そんな時は逆に奢ってくれるでしょう。
 現地の人と仲良くしたいのは、日本人の特徴です。そこを上手く利用してくるフィリピンの人がいるのも事実です。レストランに行き「友達も呼んでもいい?」なんて聞かれた時は、はっきり「今日割り勘だよ?」とはっきり伝えましょう。本当に友達なら、お金を出させようとはしません。わたしの場合は、私が飲みに行きたくて呼びだした場合、奢っています。

まとめ

まとめ

 お小遣いの計算をする前に学校のシステム(食事が無い。管理費が必要。など)をしっかり把握すること。 忘れがちな現地費用(ビザ代、SSP代、I-CARDなど)をしっかり計算し、お小遣いとは別に用意しておきましょう。 お金にこだわり過ぎず、留学をする目的、留学に対する考えをカウンセラーに相談しましょう。

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このコラムの著者

CHINTHG

友人に誘われ、17歳で初めてフランスに渡航。
それまで興味が無かった海外に夢中になる。
自ずと語学留学やワーキングホリデーへ憧れるようになる。
両親の反対もあり20代は真面目に働きながら、たまに海外旅行を繰り返した。
ワーキングホリデーのリミットである31歳手前でセブ留学とオーストラリアへのワーキングホリデーを決意し長く勤めていた会社を退社。
が、しかし”長く務めた会社を辞めてやった!”という達成感に浸り溶け切った心と身体は、ソファーに寝転がる毎日から抜け出せず、結局31歳を迎えワーキングホリデーの資格を失う。

”あー両親が反対してたからなんて嘘だ。結局わたしは意志が弱い”
自分への不甲斐なさと後悔が押し寄せた

 海外生活を夢見つつアルバイト生活をはじめて2年間が経とうとしていた時、パソコンに奇跡の文字が浮かび上がった。
「無料留学のチャンス!」ポッチっと押し応募したのが、現在も勤務している CEBU JICの日本人マネージャー募集広告だった。
「いつこれますか?」という質問に「来週にでも」と返信した。
そこから3年、現在もマネージャーとして勤務している。

現在は、セブ島でフィリピン人4名と犬2匹と一緒に現地人ぶりっこ生活を送っている。
35歳こんな事になるとは、半分の歳だったあの頃、想像もしていなかった。
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