- 2017/07/10
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夏にマルタ留学する人必見!持ち物・服装・虫除け対策について
マルタと聞いて「地中海気候の温暖なリゾート地」と想像される方は多いのでは? リゾート地であることは間違いないのですが、実は年間を通じて温暖なわけではなく、夏と冬の気候は意外とはっきり分かれているのです。
5~10月は海で泳ぐことができる過ごしやすい気候。特に6~8月は超がつくほど暑く、日本で言うとまさに猛暑! そんな青い空・海・太陽を思う存分満喫できるマルタの夏に、実際に留学する場合はどんな感じになるのか見ていきましょう。
ハイシーズンは、気温40度近く!?
6~8月の平均気温は30度前後。特に、7、8月は30度超えの毎日が続きます。しかし、天気予報では28度と表示されていても、実際の気温計が指し示すのは時々38度(!)だったりと、驚くほど暑いこともあります。日本のように巨大なビルが少ないため陰が少なく、強い日差しの直射日光を浴びることで体感温度も高く感じることでしょう。
とはいえ、暑いからこそより美味しく・楽しく感じられる夏の醍醐味は多々あります! 安くて美味しいひんやりジェラート、日本ほど湿度は多くなくカラッとした風が吹く中で頂くオープンテラスでの食事、美しい海でのマリンスポーツや、語学学校でできた友達とビーチで過ごすなど、夏ならではの思い出をたっぷり作れる季節でもあります。雨の日が夏に比べて増える冬には、一時休業するジェラート屋もあったり、透明度が高い海のコミノ島ブルーラグーンへ行くボートが出航できない日もあるので、夏の間にできることを友達と一緒に120%満喫するのが、マルタ留学とマルタ生活を充実させるコツの一つです。
夏のマルタも悩みは蚊!
夏に滞在する上で最大の悩みは「蚊」です。特にハイシーズンにマルタ留学をされる方にオススメしたい持ち物が「かゆみ止め」。マルタの蚊はなぜか大きい! 筆者も500円玉ほどの大きな刺され痕が多数できてかゆみに悩まされました。虫除け剤は、日本からベープや蚊取り線香などを持参するのもよいですし、日本製は取扱いがありませんが現地スーパーでも虫除け剤は売ってあります。「現地の蚊は、現地の虫除け剤の方が効くから日本製はあまり効かないよ」というあながち嘘ではない都市伝説(!?)もありますので虫除け剤は荷物にもなりますし現地調達し、かゆみ止めは肌に塗るものなので慣れている日本製を持参した方がよいと思います。
★筆者の経験からのポイント
夏は熱中症にもご注意を! 筆者はコミノ島に行った際に、長時間日陰がないところで過ごした結果、頭痛と体のだるさの症状が現れ熱中症に。異国の地で体調不良になることの不安を一度経験したことがあります。アルコールではなく水をこまめに補給し、汗で塩分も大量に出ていくため、塩分や栄養ある食事を摂ることを心がけて、日除け対策をお忘れなく。
クーラーがない滞在先も
最近帰国した留学生からは、ホストファミリーのお宅にクーラーが付いておらず、夜暑すぎて寝れなかったというお話を聞きました。寮やシェアアパートはクーラー完備のところがほとんどですが、海沿いや高台など立地によっては自然の風で涼しく過ごせる場所もあるため、一般の家庭だけでなくB&Bやゲストハウスでも扇風機のみというところは珍しくないのです。しかし体力に自信のない方は、暑さによる体力低下や睡眠不足は、学習効率の悪さにも影響しますので、事前にカウンセラーさんに滞在先の設備状況を確認しておいた方が良いでしょう。
夏のマルタ、三大必需品
マルタで過ごすための三大必需品と言っても過言ではないのが「サングラス・日焼け止め・帽子」。現地に売っている日焼け止めは日本のように顔用の種類は多くなく、またヨーロッパ人の習慣からか日焼け止めよりも、焼くためのサンオイルの種類が多いです。肌に合う合わないもありますので、顔用の日焼け止めは日本で使い慣れているものを持っていく方がベターです。
★筆者の経験からのポイント
強い日差しを避けるため日傘を使いたいところですが、ヨーロッパでは日傘を差す習慣はないので絶対にオススメしません。筆者は留学中、あまりの暑さに一度日傘を差してみたら奇異の目で見られた経験があります…。日焼けが気になる女性は、美白化粧水やシートマスクなど、ケアグッズを持っていくと後々後悔しませんよ。
夏の服装は超ラフ
留学生の格好はとにかくラフ! 欧米の子たちは特に、切りっぱなしジーンズのホットパンツにキャミソールや、ノースリーブワンピースにサンダルに合わせ、露出度が高く超ラフで涼しい格好をしています。しかし、語学学校に行くと教室をクーラーでガンガンに冷やすこともあるため、寒がりな女性にとってはその格好では凍えそうになることも。薄手で軽く羽織れるものを持っていくと、冷房対策や外では日除け対策にもなります。
まとめ
6~8月は、バカンス目的で訪れる旅行者と、学生の夏休みや、バカンスを兼ねて語学力アップを目的に来る留学生が増えるハイシーズン。夏留学の際は、滞在先の寮やシェアアパートが早く埋まることもありますので、希望の学校がある場合は早めに留学検討&申し込みをした方が安心です。
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このコラムの著者
Kayoko_Hayashi
林 花代子
マルタ情報ナビゲーター/NPO留学協会認定 RCA海外留学アドバイザー
マルタ留学経験と出版・WEBのキャリアをかけ合わせた活動をするフリーランス。マルタの魅力を発信するため執筆・トークイベント登壇・交流会開催・留学相談・ツアープロデュースと、フリーランスでライター・編集・WEBディレクション・プロモーションなど幅広く行う。37歳の時に会社を辞めて行った語学留学をきっかけにマルタに魅了され、その後も定期的に訪れ、現地や留学の情報をブログで紹介し、数少ないマルタ専門ブログとして注目を集める。ディープなマルタ情報と、30代のリアルな留学エピソードが共感を得て、マルタ情報や留学・旅行に関する相談はブログやSNSから多数。「留学を機に生き生きした人生を送る女性が増えてほしい」想いから始めた留学相談では、20~40代女性の相談者が多く、リアルな情報とフラットな目線でのアドバイスが好評。著書に、数少ないマルタ関連書籍の中で、単独著者では初となる旅行ガイド本『まるごとマルタのガイドブック』(亜紀書房刊)がある。
<ブログ名>マルタ島語学留学ブログ【まるぶろ。】 -study abroad in MALTA-
<リンクURL>http://ameblo.jp/malta-studyabroad/
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