- 2018/08/30
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フィリピン+カナダ留学経験者が「2ヵ国留学」の魅力を解説!
『2ヵ国留学』という留学方法をご存知でしょうか?
以前よりも留学が身近になってきている今、留学の方法も多様化してきています。
その中でも、近年人気が出てきているのが2ヵ国留学です。
聞いたことはあるけれど、よくわからない、、、、
欧米への留学と2ヵ国留学って何が違うの、、、?
欧米留学と2ヵ国留学のどちらが自分にあっているのだろうと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
2ヵ国留学がもっと身近な留学になるよう、注目されている秘密とそのメリットやデメリットを実体験からお話ししたいと思います!
目次
◆2ヵ国留学とはなんぞや?これは知っておきたい2ヵ国留学の基本
2ヵ国留学とは、「フィリピン+もう1ヵ国」を訪れる留学方法です。
「フィリピン+アメリカ」「フィリピン+オーストラリア」「フィリピン+ニュージーランド」など、その組み合わせ方法は自由自在!自分の好みに合わせて留学先をカスタマイズできます。
私はフィリピンとカナダに2か国留学しました!フィリピンのクラークに3ヵ月、カナダのバンクーバーに5か月、計8か月間滞在しています。
「クラーク?セブ島じゃなくて?」と思った方は、合わせて「クラーク留学の魅力」につ
いて書いたこちらのコラムもぜひチェックしてみてください!
それでは、フィリピンとカナダの語学学校の特徴をそれぞれ簡単にまとめたいと思います!
★フィリピン留学
・フィリピン人講師とのマンツーマンレッスンが基本
・1日の授業数は6-8コマ(1コマ45分)
*時間は9時~18時くらい (コースによっては+強制自習)
・セミスパルタやスパルタ制の学校が多く、がっつり勉強
・アジア人が多い
・滞在方法:学校寮
★カナダ留学
・ネイティブ講師とのグループ授業 (1クラス15人程)
・1日の授業数は 4コマ (1コマ80分)
*時間は9時~15時半くらい
・アジア人に限らず、南米、ヨーロピアンも多い。
・滞在方法:シェアハウスやホームステイ
◆フィリピンとカナダの違い
【授業編】
フィリピンでは、マンツーマン授業ということもあって授業の中で話す機会は多かったです。また、自分のレベルやペースに合わせて先生が授業をしてくれます。グループ授業も少数だったので先生からあてられることも多く、授業中はいつもドキドキしていました(笑)
カナダでは、15人ほどのグループ授業だったので、基本的には講義型の授業でした。授業内で話す機会はフィリピンより少ないですが、その中でもグループワークや2人1組でスピーキングで練習をしていました。授業のペースが速く、わからないことは自分で後で調べて解消することが多かったです。友達兼ライバルが同じ教室にいることで、自分も頑張らなきゃついていけないと刺激がありました。
【放課後・休日編】
フィリピンでは、学校の周りに遊び場が少なかった分、自主学習をすることが多かったです。自習室や近くのカフェで宿題や勉強をしていました。カフェテリアでご飯を食べた後は友達とおしゃべりしたり、お酒を飲みに行ったりすることもありました。自習室が深夜まで解放されていたので、寝る直前まで勉強している人も多かったです。休日は近くのショッピングモールへ行くか、自習をしていました。
カナダでは、学校が早く終わっていたので図書館に行って勉強していました。友達と外食したり出かけることも多く、机に向かう時間はフィリピンよりも少なかったです。シェアハウスに住んでからはご飯作ったり掃除したりで忙しく過ごすことが多かったです。友休日は友達とハイキングや観光に出かけるなどアクティブに過ごすことも多かったです。
◆2ヵ国留学メリット3か条!
① 本格活動前の効率的な英語力向上ができる
欧米留学前のフィリピン留学は、留学をより効果的にするための準備期間です。短い期間の中で、密度の濃い勉強をしっかりできることが魅力。マンツーマン授業を通して、基礎を学び、自分の苦手に先生と一緒に向き合います。授業時間が長く、勉強する環境が整っていることから、短期間であっても効率的に英語力を伸ばすことができます。だからこそ、欧米留学が始まってすぐに好スタートをきってより充実した留学生活を送ることができます。ワーホリ用の面接練習があったり、経験のあるスタッフの方や周りの学生から事前に色々な情報が得られたりと、現地ですぐに仕事を始められるように下準備ができます!
② 留学費用を抑えられる
格安留学とも言われるフィリピン留学にかかるコストは、一般的な欧米留学の1/3~2/3程度だと言われています。最初の3ヵ月をフィリピンで過ごすだけでコストが大きく変わってきます。また、フィリピン留学はコストパフォーマンスが良いことも魅力です。欧米だと1回1万円前後もかかるマンツーマン授業が、フィリピンならより安く何回も受けられます。低価格でより密に指導してもらえる「お得な」語学留学です。そんなフィリピン留学と合わさった2ヵ国留学は「お得」かつ「効率的な」留学方法なのです。
③ 2ヵ国の現地生活が経験できる
フィリピンとカナダの生活は大違い!フィリピンにはフィリピンの、カナダにはカナダの良さがあります。
フィリピンの良さは、人と人との距離がとても近いこと。フィリピン人の先生方は明るく、とってもフレンドリーです。冗談好きでよく笑う国民性もあり、居心地の良さが抜群です。学校寮に住んでいる分学生同士も仲良くなれる機会が多く、仲の良い友人がたくさん出来ました。カナダで2か国留学をしている人と話してみると、フィリピンがとても楽しかったからまた行きたいと話す人が多かったです。留学の終わりにフィリピンに帰ったり、先生に会いに行ったりする人も多いので第二のホームができた気分です。
カナダのよさは、自然が美しく多国籍な環境が整っていることです。学校には、アジア人だけでは無く、南米やヨーロッパからも留学生が集まります。様々な国の学生と触れ合えるので、英語環境が整っていることはもちろん、刺激も多く色々なことを学べる機会が多いです。自然が美しいカナダの生活は時間がゆっくり流れていました。休日や放課後は友達と海辺でゆったりくつろいだり、ハイキングに出かけることが多く自然を満喫するリラックスした時間を過ごすことができます。
◆デメリットを克服する3か条!
① 英語の違いを分かっておくべし!
英語が上手とはいえども、発音やアクセントまでネイティブと全く同じ!というわけにはなかなかいきません。フィリピン英語とネイティブ英語はやっぱり異なります。フィリピン人の先生方の英語は、音がはっきりしていてネイティブよりも聞きとりやすく分かりやすいです。私もそれを実感し、フィリピン人の先生の英語はわかるのに、ネイティブの先生の英語がわからない、、、となることが良くありました。フィリピンで勉強したから2か国目でも大丈夫だろう!と思って実際にいってみると、自分が期待していたよりも聞き取れなくて戸惑ってしまいます。そんな事態に陥らないためにも、事前に準備しておくことが必要です。洋楽を聞いて歌ったり、テレビ番組やBBCニュースを聞いてみたりと、フィリピンにいるときからネイティブのリスニングに慣れ親しんでおくことをお勧めします。
② 英語環境は自分から作るべし!
格安で人気があるフィリピン留学は、訪れる日本人の数も多いです。日本人の学生に囲まれて気が付いたら日本語ばかりを話してた、、、ということにもなりかねません。どこの国へ留学しても大切なことですが、英語を話す環境を自分から作ることが大切です。フィリピンの学校にはEOPという母国語禁止システムをとっている学校もあります。EOPにチャレンジしたり、外国人の仲が良い友達をつくったりと、自分から英語を積極的に話す環境を作ることが語学力向上の大きな一歩となります。思ったより英語が伸びなかった、、、と泣きたくならないよう、自発的に勉強しましょう!!
③ 国の違いを理解するべし!
フィリピン留学が安い秘訣は、発展途上にありということで、日本のような環境下で暮らせることは少ないと思います。日本ではこんなことないのにとイライラしてしまわぬように、多少の不便さがあることは覚悟して、しょうがないかと受け入れる準備をしておきましょう!治安を心配される方もたくさんいらっしゃいますが、多くの語学学校では門限を設けたり警備を配置したりと、できる限りの安全管理をしてくれています。海外で気を付けるべきこと(貴重品の管理や1人での外出を避けるなど)をしっかり守っていれば、大きな事件や事故に巻き込まれる可能性はとても低いです。
◆2ヵ国留学経験者が答える「2ヵ国留学って実際どうなの?」
★ここがよかった!2ヵ国留学!!!
【コストが抑えられた】
一番の大きな違いは生活費。私の場合、フィリピンにいた時の生活費は2-3万円/月。カナダにいた時の生活費は7-10万円/月でした。どれだけ外食するか、外に出かけるかで大きく変わって来るとは思いますが、物価の違いはとても大きいなと実感しました。
【友達がとっても増えた!】
フィリピン留学に一回行ったからこそ、出会える友達や先生方の数が多かったなと思います。フィリピンで出会った友達とカナダでまた会えた!ということもありました。人の出会いの分だけストーリーがあるとよく聞きますが、まさにそのとおりでした。いろいろな人の生き方やアドバイスを聞けたからこそ留学生活が充実し、考え方も変わりました。フィリピンでもカナダでも楽しい思い出がたくさんできて、また会いたいと思う友達がたくさんいます。訪れたい国や友達がたくさん増えることも留学の一つの楽しみでした!
★ここでびっくり!2ヵ国留学、、、
【先生や友達との距離感のギャップ】
学校寮に住んでいたフィリピンでは、誰かが周りにいるのが当たり前でした。だからこそ友達ができるのも早く、フィリピン独特のフレンドリーな空間も相まって人と人との距離が近いです。しかし、カナダに行ってみると、日本の学校に通っているのと同じようで留学生一人一人が自立しています。フィリピンでの距離感になれていると、ネイティブの国の距離感は寂しく感じるかもしれません。2ヵ国留学に来ていた友人もたくさんいましたが、フィリピンの居心地の良さが恋しい、帰りたいとつぶやいている方もちらほらいました、、、。
【安いといえども費用はかかる!】
安い安いと言われるフィリピン留学ですが、選ぶ学校やコース、期間によってもかかる授業料や滞在費はもちろん変わってきます。安いと聞いていたのに意外と高いと驚いてしまうこともあるかもしれません。物価が安いからとあれもこれもと求めていると、思っていたよりコストがかかってしまうことがあります。思ってた費用と違うと驚かないためにも、予算とやりたいことを考えながらプランを決めることをお勧めします。
◆2ヵ国留学はこんな方におすすめ
これまで2ヵ国留学の魅力や気になる点をお伝えしました。実際、どのような方々に2ヵ国留学がおすすめなのか、まとめてみたいと思います!
・いきなり欧米に行くには英語力が不安という方
・効率的に英語力を向上させたい方
・これからワーキングホリデーに行かれる方
・マンツーマンレッスンを受けたい方
・なるべく費用を抑えたいという方
1つでも2つでも当てはまる!という方は是非2ヵ国留学を考えてみてください!
実際に私が2ヵ国留学を選んだ大きな理由は2つ、できるだけ費用を抑えたかったことと自分の英語力に自信が持てなかったことです。大学に入学したら英語圏へ留学に行きたいと考えていましたが、自分の英語に自信がなかったため行くのをためらっていました。そんな時に友達に2ヵ国留学や留学エージェントについて教えてもらいました!留学カウンセラーの方から2ヵ国留学のことや学校について詳しく伺い、これなら今の自分にぴったりだと思い留学に行くことを決めました。最初は周りの人の英語がほとんど分からなくてつらいことも多かったですが、フィリピンでしっかり基礎を学んで段階を踏んで慣れていったことで少しずつ自信が付き、カナダではいろいろな国の友達ができて楽しく過ごすことができました! あの時2ヵ国留学を選んでよかったなと思います!
◆おわりに
2ヵ国留学のコラムはいかがだったでしょうか?
スムーズに運んでいくことができれば、得られるものがたくさんあります。
今回の記事を通して、少しでも魅力を感じて頂けたら嬉しいです。
スムーズに運んでいくことができれば、得られるものはとても多いのが2ヵ国留学です!
不安をしっかり取り除いて、2ヵ国留学の良さをしっかり活かすためにも、専門家にアドバイスを聞いてみることをお勧めします!
専門の留学カウンセラーは学校選びを助けてくれたり保険や航空券手配などの面倒な手続
きを代行してもらえることに加え、必要な情報を教えてくれたり、準備しないといけないものを丁寧に案内してサポートしてくれます。また、カウンセリングを通して、自分の留学計画に合った学校や自分自身に合った学校を紹介してもらえることが大きな魅力です。
しかもそれが手数料無料タイプのエージェントなら、余分な費用も発生しません!
自分に合うエージェントを見つけるには、会いに行くことがとっても大事です!
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フィリピンへの語学留学はフィリピン留学センター
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フィリピン留学の口コミは留学thank you!
カナダ留学の口コミは留学thank you!
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このコラムの著者
kogepannnnn
1年間大学を休学し、フィリピンとカナダへ2か国留学に行きました!
約8ヵ月語学留学をして楽しんだ後は、クラークの語学学校CIPにて約半年間、学生マネージャーとしてインターンシップをおこなっていました(^^)
フィリピン、カナダへの留学の魅力をどんどん発信して行きたいと思います!
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