• 2017/08/02
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必見!今注目のフィリピン現地就職の魅力 

みなさん、こんにちは。Face to Face English School(以下F2F)の大町と申します。今回は私たちの学校が行っている「フィリピン就職のサポート」についてご紹介いたします。私たちの学校は、GENSAI Career Consulting Corpという政府認可の人材紹介会社を併設しています。そのため、フィリピンで英語留学をしながらスムーズにフィリピン就職のお手伝いをすることができます。フィリピン留学に来られた後「フィリピン就職」に興味が出てこられた方、ワーホリに行こうと考えていたけれどもやっぱり「フィリピン就職」を選択された方…そういった方々が実はたくさんいらっしゃいます。今回はまだまだ知られていない「フィリピン就職」の魅力について情報をお伝えさせていただきます。

どうしてフィリピン就職が人気なのか?

どうしてフィリピン就職が人気なのか?

フィリピンは経済成長が著しく、ここ何年間もGDP成長率が6~7%あたりで推移しています(日本のバブル絶頂期(1988年)のGDP成長率が7.15%でしたので、フィリピンの経済発展はとてつもない勢いだと言うことができます)
HSBCが発表したレポートによると、2050年にはフィリピンは世界のGDPランキングで16位になると予想されています。そのような経済的なポテンシャルを理由に、各国の企業が毎年数多く進出してきています。日系企業も例外ではなく、たくさんの会社がフィリピン市場を開拓しつつあります。こういった日系企業と私たちの英語学校、人材紹介会社が協力して「フィリピン(の日系企業)で働きたい日本人」の就職サポートをしているわけです。

これまでフィリピン就職はあまり注目されてきませんでした。その理由は様々ですが、日系企業がたくさん進出してきているにも関わらず、まだまだ認知度が低く、その魅力があまり伝わっていなかったことが一つの要因だと個人的には思っています。この後、フィリピン就職が人気を得ている理由を幾つかご紹介いたします。

フィリピン就職の魅力1~待遇がいい~

フィリピン就職の魅力1~待遇がいい~

「フィリピンで就職」と聞くと、多くの人がイメージするのは「低賃金でカツカツの暮らしをしなければいけない…」ということだと思います。しかし、そういった低賃金労働というのはすでに過去の話であり、現在は前述の通りたくさんの日系企業が進出していることに伴い、現地採用者の待遇がかなり改善されてきています。特にルソン島の首都圏(マニラ)、その周辺地域(ラグナ、バタンガスなど)にはたくさんの企業が集まっており、日本人ワーカーも多く、賃金もかなり高くなってきています。
これらの地域の賃金相場は、額面で10万P(約23万円)前後です。昔は5万Pなどの案件が多かったのですが今はすでに2倍になり、日本の新卒者の賃金と比べても遜色ありません。中には13万~15万Pくらいの高額待遇もあります(経験や職種によります)

ただし、注意しなければいけないのがフィリピン就職で賃金と言われた場合、ネット(手取り)かグロス(額面)かで大きく変わってくるという点です。フィリピンは所得税が高く、日本人現地採用者のような高額所得者は32%の税金がかかります。そのためたとえ額面が23万円でも、手取りは15.5~16万円くらいになります。

けれどもフィリピンの物価はまだまだ安く、一人暮らしの場合、光熱費や通信費を足しても1万円を超えることはまずありません。食費も月2~3万円程度、外資系のかなり補償内容があつい医療保険も月7000円程度で加入できます。あとは家賃がメインになりますが、会社によってはコンドミニアムを社員に無料で提供してくれるところもあります(住居については後述します)
交通費に関しては、会社から徒歩圏内に住む方も多いですし、会社が社用車とドライバーをつけてくれることも多いのでほとんど無料です。 こうなると、生活する上で「カツカツすぎて暮らせない」ということはまずありえません。むしろ、毎月数万円から10万円くらい貯金されている方もたくさんいますし、現在の日本の待遇と比べてもそれほど見劣りすることはないと感じます。

フィリピン就職の魅力2~快適な住居~

フィリピン就職の魅力2~快適な住居~

先ほど、会社側がコンドミニアムを無料で提供してくれるケースがあるとお伝えしましたが、自分で借りる場合でも単身者用のコンドミニアムの場合、相場は約4~5万円程度です。日本では都心部で4~5万円で部屋を借りるのは非常に困難だと思いますが、フィリピンの場合首都圏で会社のすぐそばであっても、これくらいの値段でハイクラスのコンドミニアムを借りることができます。

フィリピンのコンドミニアムは、ホテルのロビーのような受け付けがあり、また居住者用のプールやジムがついている物件がほとんどです。日本ではまず住むことができないような高級コンドミニアムに無料(もしくは4~5万円の家賃)で住めるというのは、フィリピン就職者ならではの待遇だと思います。
通勤に関しても住居まで会社の社用車がお迎えにきてくれることが多いので、これも日本では味わえない待遇だと思います。満員の通勤電車に揺られて毎日会社に通っていた人がフィリピン就職を果たされた後、社用車で送迎をしてもらい仕事終わりにはコンドミニアムのプールで泳いだりジムで汗を流したりする生活になり、「本当に快適な生活を送ることができています」とおっしゃられていたこともあります。

フィリピン就職の魅力3~英語力アップとキャリアアップ~

フィリピン就職の魅力3~英語力アップとキャリアアップ~

フィリピン就職のもう一つの魅力は、「仕事をしながら英語力を高めることができる」という点です。日本人が働く会社はフィリピン国内にある日系企業のケースが多いため、社内では日本語と英語がベースになっているところが多いのが特徴です。

たとえば欧米企業に就職をした場合などは、ネイティブレベルのビジネス英語力を求められることが多いのですが、フィリピンで働かれる場合はもう少し英語力のハードルが下がるのが実情です。具体的には、「難しい商談などは日本語ベースで行い、同僚のフィリピン人たちとは英語でコミュニケーションを図る」というスタイルが一般的なので、求められる英語力としては「日常英会話」よりもやや高いレベル程度です。もちろん、通訳のポジションや管理者レベル、社外交渉役などになった場合はビジネス英語レベルが必須になりますが、通常のポジションであればそれほど高い英語力を求められないのが現実です。

これまで当校の卒業生でフィリピン就職を果たされていった人も、たとえば当校で3ヶ月くらい留学をして英語力を日常英会話レベルまでアップさせ、そのまま内定を得た人などもたくさんいます。もちろん就職後も英語はずっと生活の中についてきますので、フィリピンの会社で働いていれば間違いなく英語力は向上していきます。

また、キャリアアップを図りやすいというのも大きな特徴です。フィリピンでは日本人ワーカーの数がまだまだ少ないので、たとえば企業の中で「日本人が10人、フィリピン人が500人」といったような職場はザラにあります。日本人の数が少ないため、必然的にマネージメント的なポジションになったり、裁量権の大きな仕事を任せられるケースも出てきます。
たとえば日本では新卒から3年目の場合、なかなか大きな仕事をまかせてもらえないことが多いと思いますが、フィリピンの場合、そういった若い人たちにもどんどん責任を与えていくケースがよく見られます。

今後、日本社会においても外国人労働者に頼らざるをえない時代が間違いなくやってきますが、フィリピン人ワーカーたちが日本社会に入ってくるのも時間の問題だと思います。そんなとき、「自分は昔フィリピンで数年働いたことがある」「フィリピン人たちと英語でコミュニケーションを図って仕事をしていた」という経験があれば、ご自身のキャリアにとっても大きなプラスになると思います。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?これまであまり知られていなかった「フィリピン就職」について、少しでもその魅力が伝わったのであれば嬉しく思います。最近はワーキングホリデーに行く代わりに「2、3年くらいフィリピンで働こうかな」と思われる若い方も増えてきています。フィリピンでは、特に25歳から35歳くらいまでの若い人には門戸が大きく開かれています。この時期に、たとえ2、3年でも海外で働くという経験をしておけば、将来の可能性が変わってくるように個人的には感じています。

私たちの学校では、フィリピン就職を果たした人たちで「和カティ」というグループを作っています。定期的にみんなで集まり、飲み会や交流会を開いていますので、はじめての海外就職でも寂しく感じられることはありません。英語留学やフィリピン就職の認知度がますます上がり、たくさんの方が興味を持っていただければ嬉しく思います。



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このコラムの著者

Junichi_Omachi

はじめまして。フィリピンのタガイタイでFace to Face English Schoolという英語学校と、GENSAI Career Consulting Corpという人材紹介会社を運営している大町と申します。フィリピン留学やフィリピン就職の魅力を、コラムなどを通じてお伝えしていければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します! この著者の投稿一覧 >>

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