- 2019/01/21
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- オーストラリア
- 留学準備
アデレード留学の体験談
学生時代、はじめての海外旅行でオーストラリアに訪れたことをきっかけに、オーストラリア留学に興味を持つようになりました。せっかく行くなら大都市で人気な場所よりも、マイナーで日本人もあまりいない場所に行ってみたいという思いが強くあり、アデレードに約1年間語学留学をしました。シドニーやメルボルンなどの大都市に比べ、まだアデレードの知名度は低いと思うので、その魅力をお伝えできたらと思います。
1 アデレードってどんな街?
アデレードは、南オーストラリア州の州都で、オーストラリアの州都の中では5番目の規模になります。アデレードの近くには、シドニーがあるニュー・サウス・ウェールズ州やメルボルンがあるヴィクトリア州が隣接しています。
アデレードには四季がありますが、南半球に位置しているため、日本とは真逆の季節です。
春は9-11月、夏は12-2月、秋は3-5月、冬は6-8月という感じになります。夏は30度を超える日も多くあり、冬は10℃以下になる日もあります。よって、天気に関しては日本と似ている部分が多いため、比較的生活しやすいと思います。
また、アデレードの街は凄くコンパクトで、市街地に出れば徒歩圏内でほとんど何でも揃うところが魅力です。特に、街の中心にある「ランドルモール」というショッピングストリートは、洋服、雑貨、日用品、食料品など何でも揃うアデレード市民に愛される場所となっています。
更に、アデレードはオーストラリアの中でも比較的物価が安い都市と言われており、留学費用を少しでも抑えたいと思っている方にはおすすめです。
2 学校について
私は、South Australian College of English(以下SACE)という語学学校に通っていました。SACEでは、午前週5日(そのうち午後のクラスは週2日)の一般英語のコースを履修していました。午後の履修は自由ですが、ほとんどの学生は履修していました。
午前のクラスは、文法、単語、リスニング、リーディング、ライティングなどを中心に学び、午後のクラスの授業内容は選択制で、ビジネス英語、TOEIC対策、会話と発音、ホスピタリティ英語などについて学ぶことが可能です。またタームは3ヶ月ごとで、そのたびにクラス編成があります。この時クラスのレベルが上がることがありますが、これは毎週金曜日に行われる単元テストの結果を考慮され編成されます。
国籍の割合としては、南米、ヨーロッパ系が多いですが、時期によってはクラスの殆どがアジア系で構成されることもあります。実際に私が通っていたときも、クラスに日本人が2人でそれ以外は全員欧米系の生徒というときもあれば、クラスの8割が日本や韓国などのアジア系の時もありました。なので、トータルしてみれば日本人の割合が低いとは思いますが、時期によって変わることが多いです。
3 アデレード生活:日常編
アデレードの交通手段は、バス、トラムを使うことがほとんどです。シティ内を無料で走るバスや、シティからグレネルグビーチ付近をつなぐ道は無料トラムが走っています。
また、アデレードには国民一人あたりのレストラン数がオーストラリアで最も多いと言われており、食には困らないのですが、少しでも生活費を節約したいと思っている方は、地元のスーパーや、シティ内にある「セントラルマーケット」という市場を利用することをお勧めします。果物や野菜がとても安く売られており、毎日新鮮な食品を買うことができます。
更に、アデレード市内にはたくさんのバーやパブなどもあり、ハッピーアワーをやっていたりします。ハッピーアワーでは通常6ドルくらいするビールが3ドルで買えるなど、留学生にとってはとてもありがたいです。よく週末は学校の友達とバーやパブに行っていましたが、アデレードの治安が悪いと感じたことは一度もありません。あまり神経質になる必要はありませんが、ただ油断はできないので、夜道を一人で歩いたり、人気の少ない道を歩いたりする際には十分注意しましょう。
4アデレード生活:レジャー編
アデレードの魅力はコンパクトなシティで何でも買い物できることなのですが、シティ内や少し離れた場所ではレジャーも楽しむことができます。
例えば、ランドルモールのあるランドルストリートをまっすぐ歩いていくと「RymillPark」という公園があり、そこには無料のBBQスペースがあります。学校のアクティビティや友達を集めたりして、いつでもそこでBBQをできるのがすごく魅力的でした。また、シティから少し離れた場所にある「ボタニックガーデン」はアデレードで最も人気な観光スポットのひとつで、入場料は無料です。とても珍しい植物を見たり、ゆっくりとした時間を過ごしたりできるので、アデレードに来たら必ず行っておきたい場所の
一つだと思います。
また、定番人気スポットのひとつ「グレネルグビーチ」はアデレード市民や留学生の憩いの場になっています。市内から無料のトラムで行くことができ、サマーシーズンは多くの人で賑わっています。ビーチの周りには飲食店や雑貨店も多くあり、ニューイヤーイベントでは花火が上がるなど、海に入らなくても楽しめる観光地です。
5 アデレード留学してよかったこと
私がアデレードに留学してよかったと思うことは「様々な異なるバックグラウンドを持つ人に出会えたこと」です。アデレードは、他のオーストラリアの都市と同じように、たくさんの移民や留学生が暮らす街です。実際に私も30カ国近くの異なる国籍の人と、勉強をしたり、食事をしたり、生活を共にしました。その中で自分のそれまでの当たり前が、そうではないことを知り、世界には自分と異なった考え持ち生活をしている人がたくさんいることを毎日感じました。その経験から多くの国の歴史に興味を持ったり、異なる国籍の人の気持ちも理解することができるようになりました。
その中で、自分の英語力、特にスピーキングとリスニングが目に見えてわかるほど上達していきました。これも全て、自分が「留学」という道を選び、日本とは異なる環境に身を置くことを選んだからだと思っています。その中でもアデレードは日本人がとても少ない街だったので、自分の力で何でも解決していける力も身につきました。オーストラリア留学を考えている方で、「日本人の少ない街で英語に浸かりたい!」と思っている方には、自信を持ってアデレードをお勧めします。他の都市と比べても、圧倒的に日本人が少なく、移民が多いので、色んな国の人々と友達になることができますよ!
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このコラムの著者
e172
19歳の時、初めてのオーストラリアへの旅行をきっかけに、オーストラリア留学を決意。
1年後アデレードという都市に約1年間語学留学を経験。
目標は死ぬまでに世界中を旅すること!!
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