• 2018/03/13
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  • 留学準備

【留学をより有意義なものに】留学前に準備にしておくべきこと4選!

少しでも英語に興味のある学生は、一度は英語圏の国に身を置いて、生の英語を学びたいと
思うでしょう。確かに、海外留学すれば英語力は格段にアップしますが、そのためには色々準
備が必要になります。生半可な準備だけで留学に臨んでしまっては、貴重な時間とお金をド
ブに捨てることになってしまいます。

そうならない為にも、今回紹介する4つのことを、ぜひ留学前に実践してもらいたいと思います。

1. 実戦向けのテストを受ける

1. 実戦向けのテストを受ける

語学学校に留学するのであれば、必ずしも大学留学のように難しい試験を受けて一定のスコアを獲得する必要はありません。しかし、そういった試験を受けないうちに英語圏の国へ飛び込むのは少々危険です。TOEICなどのリスニング・リーディングだけの試験を受験して満足してしまっていては、痛い目を見てしまうことになります。

なぜなら、英語圏の国に飛び込むということは英語を話さなければならない、すなわちスピーキングの能力が必要不可欠だからです。それにもかかわらず、TOEICで高得点を取ったからと言って自分の英語力に自信をもっていたとしても、自分のスピーキング力を知ることはできません。読み書きができたところで会話ができないとなれば、出鼻をくじかれて自信を失ってしまい、英語を話すのを諦めてしまう可能性があります。そうならない為にも、出発前に難易度が高く総合的な英語力を測ることができるTOEFLやIELTSなどの試験を受けておくのが良いでしょう。試験勉強をしていけば自然と英語力も上がっていきますし、自分の能力も把握することができます。

充実した留学生活を送りたいのであれば、まず自分の能力を客観的に見て把握し、自分に合ったレベルでコツコツ勉強を進めていくことが重要です。私も、イギリスの大学に交換留学に行く際、IELTSを受けて一定以上のスコアを獲得し、英語での面接を経てから限られた交換留学の枠を獲得することができました。初めは、強制的にIELTSを受けさせられることが嫌で不安ばかりでしたが、試験に向けて勉強を続けていくと総合的な英語力も身に付きましたし、実際に試験を受けて結果を見ると、自分の現在の英語力を把握することができたので、出発前の良い刺激になり、より一層勉強に励むことができました。留学に試験が必要ない人でも、こういった試験を受けるのは良い刺激にもなりますし、良い練習にもなります。そのため、ぜひ一度試験を受けてみることをおすすめします。

2. リスニング力を上げる

2. リスニング力を上げる

一番重要なのは、やはり英語の音に慣れることです。英語は日本語とは全く異なります。私たちにとって、英語は第一言語ではありません。そのため、英語に慣れていない状態でいきなり聞いたとしても、意味が理解できないのです。今はネットが発達しているので、YouTubeやラジオなど無料で使えるものは最大限利用し、耳を英語に慣らしましょう。

リスニング力を上げるために効果的な方法が、ディクテーションという練習です。このディクテーションは、英語の音声を聞いてそれを書き取るという練習方法です。初心者の人には一見すると難しいかも知れませんが、普段からディクテーションを繰り返していれば文の中に出てくる単語を断片的に拾う力をアップすることができます。そのため、文全体の流れを一字一句聞き取って理解できなくても、その文の中で重要となる単語やフレーズを単体で聞き取り、質問に答えることができるようになってきます。この力が付けば、普段交わされる英会話でもあたふたすることは少なくなります。

あまりリスニング力に自信が無いのであれば、YouTubeなどで、外国人が英語学習者に向けて作っている動画などでディクテーションしてみてはいかがでしょうか。こういった動画では大抵かなりゆっくり目に話してくれるので、初心者でも安心して練習できるかと思います。おすすめは,”English with Lucy”というチャンネルです。この動画ではイギリス出身のLucyさんが比較的ゆっくり目で綺麗なイギリス英語で、英語の文法や学習のコツなどを解説しています。内容的にも難易度的にも、初心者がとっつきやすい動画だと思います。

ある程度のリスニング力がある人には、海外のニュースや有名人のインタビュー動画でのシャドーイングがおすすめです。こういった動画では、ネイティヴが自然なスピードで話しており、内容も難しくなってくるので、より上のレベルを目指す人にはぴったりだと思います。おすすめは”CNN English Express”という教材で、こちらはアメリカのCNNで実際に放送されたニュースを題材としています。そのため、ネイティヴレベルの英語に慣れるにはもってこいの教材です。

また、リスニング力を上げるには、英語の音声をたくさん聞いて耳を英語に馴染ませるのも一 つの方法です。例えば、勉強の合間や休憩時間などに、英語のラジオなどを聞き流したり、 海外のドラマを流しっぱなしにしたりなど。全ての英語を完璧に聞き取る必要はありません。 習慣的に英語の音声を耳に入れることで、段々耳と脳が英語に抵抗を感じなくなってくるようになります。 私は、ディクテーションや海外のラジオ、ネイティブの友達との会話などで練習を積んで、TOEICのリスニングスコアを約100点アップさせることができました。今では、日本のなじみのあるアニメを英語で観たり、海外アーティストのインタビューを字幕なしで聞いたりしてリスニング力を鍛えています。

3. 英語で考える

3. 英語で考える

バイリンガルの友達もおすすめしていたのが、常に英語で物事を考えることです。例えば日常生活で、お腹が空いた時に「おなかが空いたなあ。何かないかな」と、日本語で思うのではなく、”Ah, I’m so hungry. I’m wondering there is something to eat.” といった風に、脳内で英文を組み立てて考えるというものです。声に出してもいいのですが、必ずしも口に出す必要はありません。これを続けていけば、会話の際に自分が言いたいことを瞬時に頭の中で組み立てて、スムーズにアウトプットできるようになってきます。

私も、この練習方法を紹介されて始めましたが、初めはやはり違和感があり、中々英語を組み立てられない期間が続きました。ですが、意識して続けていく内に自然と英語が出てくるようになり、アウトプットできる文章もより長くなっていきます。そして、いざネイティブと会話となったときに、以前よりもスラスラ英語が出てくる感覚がありました。

4. 英英辞典の活用

4. 英英辞典の活用

英文を読んでいて、知らない単語が出てきたときに、すぐに英和辞典を使っていませんか?急いでいるのなら話は別ですが、そうでないなら、まず文脈から意味を類推してみましょう。大体こういうことを言っているな、という感じに訳すことができれば、英英辞典を引いて確認してみましょう。単語の意味が英語で説明されているだけでなく、いくつかの例文や対義語、類義語も掲載されているので、一つの単語で派生して多くの知識を得ることができます。英語で英語を学ぶことができれば、学習スピードと質はぐんとアップします。これは外国語大学の先生も授業の際に言っていたことで、これを習慣づけることができれば、より脳がネイティブ思考に近づくはずです。

英和辞書ではなく英英辞書を使って単語を調べることを習慣づけると、英語の文章を読むことに抵抗が少なくなってきます。初めは時間がかかって面倒くさいと感じるかもしれません。しかし、ある言語を学ぶ際には、多言語を介さず一つの言語で学ぶのが言語習得への近道とされています。この英英辞書を使って、英単語を英語で理解するという行為も同じで、慣れてくれば学習スピードは格段にアップします。 私も、分からない単語に出会ったときは英英辞書を使って調べていたので、長文を読んだり、複雑な説明文を読むことに対する抵抗は、徐々に減っていきました。

まとめ

いかがだったでしょうか。上で挙げたものはあくまでも一例にすぎず、必ずしも万人に合った勉強方法というわけではありませんが、気になった方は一度試してみてください。留学前の人や英語を学習している人の不安を、少しでも拭う手助けになれば幸いです。

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